その日、初めて退屈じゃなくなった―
『乱歩奇譚 game of laplace』とは、2015年7月から9月までノイタミナ枠で放映されたアニメである。
概要
推理作家の江戸川乱歩による人間椅子や影男、怪人二十面相、パノラマ島といった作品/世界観を、現代の感覚に移した上で完全新作としてアニメ化した作品。
スタッフ
- 原案 - 江戸川乱歩
- 監督 - 岸誠二
- シリーズ構成・脚本 - 上江洲誠
- キャラクターデザイン - 森田和明
- 総作画監督 - 山形孝二、鎌田祐輔
- プロップデザイン - 廣瀬智仁
- CGディレクター - 内山正文
- 美術監督 - 宮越歩
- 美術設定 - 曽野由大
- 色彩設定 - 加口大朗
- 撮影監督 - 三品雄介
- 編集 - 坂本雅紀
- 音響監督 - 飯田里樹
- 音楽 - 横山克
- アニメーションプロデューサー - 比嘉勇二、鹿嶌 舜
- アニメーション制作 - Lerche
- 制作 - 乱歩奇譚倶楽部
登場人物
- アケチ - CV:櫻井孝宏
- 宮内庁公認・特定未成年の少年探偵。
事件解決に協力することで、見返りとして国から不登校を許可されている17歳の天才。高校入試でオール100点をとった後、入学式以降は一度も学校へ通っていない。怪人二十面相による事件を追い続けている。缶コーヒー依存症であり、錠剤を服用する際もコーヒーで流し込んでいる。巨漢を倒すほどの戦闘力を持つ(が、後に股関節を脱臼した)。探偵事務所は土足厳禁であり、来客の度に「靴脱げよ」と注意している。 - コバヤシ - CV:高橋李依
- 13歳の男子中学生。他者への興味が極端に薄く、彼の視点から見た興味のない人物(いわゆるモブ)はシルエットのように描かれる。空虚で退屈な日々を過ごしていたが、人間椅子事件で殺人犯だと疑われている状況に陥ってはじめて「楽しい」と思うようになった。その最中でアケチと出会い、助手に志願した。その独特な感性は正義の探偵というよりは犯人側の異常なものに近く、嬉々として猟奇的事件を推理する姿勢はどこか恐ろしい。本人は「心外だ」と否定してはいる。
女子から「ずるい」と言われるほどの中性的な容姿の持ち主で、小学生のころからよく女の子に間違われている。第3話では影男の頼みで女装を披露した。 - ハシバ - CV:山下大輝
- コバヤシの友人。
クラス委員を務めており、財閥の御曹司でもある。コバヤシを心配してついてきたり、お願いされて協力したりと面倒見の良い性格。コバヤシを危険な目に合わせまいと奔走するが、マイペースなコバヤシやアケチにいつも振り回されている苦労人。しばしばコバヤシに対して頬を赤らめる。 - カガミ - CV:小西克幸
- 新宿警視庁捜査一課のエリート警視。
正義感が強く真面目な性格。妹と二人暮らし。シスコンではない。 - ナカムラ - CV:チョー
- 新宿警視庁捜査一課の経験豊富なベテラン刑事。
一見やる気の無さそうな立ち振る舞いだが、カガミの良きサポート役。 - 黒蜥蜴 - CV:日笠陽子
- 特殊犯罪者の独房「新宿プリズン」に収監されている女賊。
- 情報収集能力は一級品。Sっ気の強い女王様気質の持ち主だが、アケチの素っ気ない対応には異様な反応を見せる。
- 影男 - CV:子安武人
- 少女愛好家で、紙袋を被った変装の達人にして稀代の怪盗。
- アケチに言わせれば義賊気取りの変人。女性から老人まで様々な人物に変装できるが、少女にだけは変装できない。自らの正体を明かすときは紙袋を被るため、誰も本当の顔を知らない。少女を神に等しい存在とし、誘拐や殺人など、少女を傷つける行為は決してしない。すべての少女に幸せになる権利があると考えている紳士。
- ミナミ - CV:藤田咲
死体君 - CV:山口勝平 - 軽快なやりとりを交えて司法解剖結果を分かりやすく解説してくれる検視官と死体役の珍コンビ。
- 題して「3分間ショッキング」。
テーマソング
オープニングテーマ『スピードと摩擦』
作詞・作曲 - 秋田ひろむ / 歌 - amazarashi
エンディングテーマ『ミカヅキ』
作詞・作曲・歌 - さユり / 編曲 - 江口亮
関連生放送
関連項目
外部リンク
フジテレビ「ノイタミナ」 | ||
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2015年4月~6月 | 2015年7月~9月 | 2015年10月~12月 |
パンチライン | 乱歩奇譚 Game of Laplace | すべてがFになる THE PERFECT INSIDER |
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