乾真大単語

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乾真大（いぬい　まさひろ、1988年12月8日-）とは、兵庫県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は神奈川フューチャードリームスに所属。

概要

グエン・トラン・フォク・アンに憧れて東洋大姫路高校に進み、エースとして3年夏の甲子園に出場したが、準々決勝で駒大苫小牧に敗れた。

高校卒業後は東洋大学に進み、2年春に最優秀投手を獲得するなどして注目を集めたが、その後はやや伸び悩む。

2010年のドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズに3位で指名され入団。大学の先輩の大野奨太とチームメイトになった。

日本ハム時代

2011年はシーズン終盤に一軍登録され、10月2日の千葉ロッテマリーンズ戦で一軍デビュー。敗戦処理として5試合に登板した。

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2012年は開幕一軍入りを果たし、主にビハインドの中継ぎとして登板。5月17日の甲子園での阪神タイガース戦では、6回裏ツーアウト満塁の場面で登板しクレイグ・ブラゼルを三振に仕留め、初めてヒーローインタビューを受けた。その後も左の便利屋として登板数を重ねたが徐々に打たれる場面が目立ち始め、8月頭に打ち込まれて二軍落ちした。シーズン終盤に復帰したが、最終的には36試合で1勝2敗2ホールド、防御率5.51という成績だった。

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2013年は開幕一軍入りしたが不調ですぐ二軍落ち。4月下旬に復帰したが、4月29日のオリックス・バファローズ戦で、僅か6球で危険球退場になった先発・中村勝のあとを受けて緊急登板した結果無惨に打ち込まれ、3イニングで計10失点し翌日二軍落ちした。その後は一軍と二軍を行き来し、19試合で防御率6.04に終わる。

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2014年は二軍暮らしが続き、一軍では1試合の登板に終わる。

巨人時代

2016年4月11日に大塁進とのトレードで読売ジャイアンツに移籍した。背番号は60。この年は2試合の登板に留まった。

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2017年は5試合に終わり、戦力外通告を受けた。

富山時代

2017年12月にベースボール・チャレンジ・リーグの富山GRNサンダーバーズに入団した。背番号は60。

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2018年は21試合に登板し、14勝4敗、防御率2.28だった。

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2019年は22試合に登板し、3勝2敗4セーブ、防御率3.13だった。

神奈川時代

2020年からはBCリーグ新規球団の神奈川フューチャードリームスに所属。投手コーチも兼任する。背番号22。

人物・その他

斎藤佑樹と顔が似ており、1年目の新人合同自主トレの際、寮から出てきた乾をワイドショーのカメラが斎藤と間違えて報じたことがある。

2012年7月7日の福岡ソフトバンクホークス戦の9回に登板した際、明石健志に対して一打席で15球ファールを打たれ、四球を出すまで19球投げることになった。一打席で19球を投げたのは65年振りのプロ野球タイ記録。

成績

• （2021年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	投球回	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
2011年	日本ﾊﾑ	5	0	0	0	0	0	0	0	.---	8.0	3	9	8	7	7.88
2012年		36	0	0	0	1	2	0	2	.333	32.2	16	32	20	20	5.51
2013年		19	0	0	0	0	0	0	0	.---	28.1	13	22	19	19	6.04
2014年		1	0	0	0	0	0	0	0	.---	1.0	1	2	2	2	18.00
2015年		6	0	0	0	0	0	0	0	.---	8.1	6	10	3	3	3.24
2016年	巨人	2	0	0	0	0	0	0	0	.---	2.1	2	3	2	0	0.00
2017年		5	0	0	0	0	0	0	0	.---	5.1	3	5	3	3	5.06
NPB：7年		74	0	0	0	1	2	0	0	.333	86.0	44	83	57	54	5.65

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 2010年度新人選手選択会議
  • 斎藤佑樹　/　谷口雄也　/　西川遥輝
• マー君世代
• NPB（日本プロ野球）
  • 北海道日本ハムファイターズ　/　読売ジャイアンツ
• ベースボール・チャレンジ・リーグ
  • 富山GRNサンダーバーズ　/　神奈川フューチャードリームス