予想の斜め下とは、2つの背反する意味をもつ用語である。以下のように用いられる。
1の概要
「斜め下」な予想の裏切り方としては、元来期待されているような展開やお約束を大きく逸脱し、「なんだそっちかよ」「あえてそこかよ」というような部分を異様にフィーチャーしている場合などに付けられる。
衝撃的な結果を招くようないわゆる「超展開」にはなっていない所が「斜め上」との違いであり、また、期待を裏切りつつも斬新な発想を提案してくれる所が「クソ動画」との違いと言えようか。
2の概要
「予想の斜め上」が「予想を良い意味で裏切ること」を表す単語であるのに対し、その対義語として、「予想が(本来の意味で)裏切られたこと」として用いられる。こちらはネガティブな事象への使用が主。
本来なら元ネタ通り「あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。奴は必ずその少し斜め上を行く!」に倣って「斜め上」が正しいのだが、この場合1のように事前の期待等は一切無い。また「最悪のケース」というより「最低のケース」を受け取り手は予測しており、これ以上事態は悪くはならないと心を奮い立たせているところに作り手は更なる失望や落胆をさせるところが「予想の斜め上」と言わず捻った表現にする理由。
発祥はFF11を中心に取り扱うネトゲ実況板と思われる(この記事が出来る前から向こうの用語辞典等に項目が見られる)。そちらではFF11運営陣が毎度毎度バージョンアップの筈がバージョンダウンと揶揄される程「誰得」どころか「皆損」なゲーム内修正を行ってきたが故に生まれた言葉の様子。
3の概要
1番における驚きを保ちつつ、動く部分が本当に予想の斜め下の位置だったりした場合にも用いられる。有名な動画で言うと以下の動画などがあげられるであろう。
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