概要
二戸市 にのへし |
|
基本情報 | |
---|---|
国 | ![]() |
地方 | 東北地方 |
市役所所在地 | 岩手県二戸市福岡字川又47番地 |
市町村コード | 03213-1 |
面積 | 420.42km2 |
総人口 | 23,868人 (推計人口、2024年2月1日) |
人口密度 | 56.8人/km2 |
隣接自治体 | 岩手県 八幡平市、九戸郡軽米町、九戸村、二戸郡一戸町 青森県 三戸郡南部町、三戸町、田子町 |
市の木 | ウルシ |
市の花 | ヤマザクラ |
市の鳥 | キジ |
行政区画テンプレート |
2006年(平成18年)1月1日に、旧・二戸市と二戸郡浄法寺町が合併して誕生した。
馬淵川とその支流の安比川沿いにあり、丘陵地や傾斜地ではリンゴの栽培が盛ん。
東にそびえる折爪岳は100万匹のヒメボタルの生息地。このほか、国の名勝に指定された男神岩や女神岩がある馬仙峡や稲庭高原など、雄大な自然が数多く残る。
九戸郡軽米町、九戸村、一戸町とともに「カシオペア連邦」という連合体を形成している。
開山から約1300年の東北の名刹・八葉山天台寺は、生前瀬戸内寂聴がよく法話を行った寺としても有名。
岩手県では古くから漆器工芸は生漆生産から塗り、そして販売に至るまで一貫体制で行われてきた。現在、日本で使用される生漆はその9割を外国からの輸入に頼っているが、二戸市浄法寺町においては未だにこの一貫体制が維持されている。岩手には平泉町の「秀衡塗り」と浄法寺町の「浄法寺塗り」が現存しているが、この体制が根付いたのは、浄法寺町が天台寺とともにあったためだとされる。大量の漆の木を殺し掻きした結果、昭和初期をピークに生産量が下降し質も落ちていくが、昭和50年代に入ると、この現状を嘆いた漆掻き職人の岩舘正二や岩手工業試験場(現工業技術センター)特殊工業部の手によって復興運動が高まり、1985年(昭和60年)の金閣寺の修復に浄法寺漆が使用されるなどその名声を高めていった。
金田一温泉は、かつて盛岡藩が指定する湯治場だったことから「侍の湯」と呼ばれる。座敷童が出ると噂され、出会うと大出世するらしい。この温泉を舞台にした三浦哲郎の小説『ユタとふしぎな仲間たち』は劇団四季によってミュージカル化され、かつて大きな反響を呼んだ。
三角形の蕎麦を煮てにんにく味噌で食べる「そばかっけ」や、「南部せんべい」が代表的な郷土料理。
関連動画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt