五大紙とは、日本で全国紙を名乗っている一般新聞の大手5紙である。
読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞を指す。
五大紙合計普及率の都道府県順位(2007年5月データ)
普及率は、世帯数に対する普及率である。
()内に五大紙以外で特にめだった日刊紙のおおよその普及率(判明分)を記している
関東・関西以外ではブロック紙(北海道新聞・中日新聞・西日本新聞)や地方紙の普及率が圧倒的に高いので、読売や朝日よりも地方紙にニュースを配信している共同通信・時事通信のほうがその影響力は高いのかもしれない。
- 奈良県 111.0%
- 和歌山県 92.8%
- 大阪府 88.6%
- 山口県 84.3%
- 茨城県 84.1% (茨城新聞 11%)
- 埼玉県 81.7%
- 千葉県 80.3%
- 滋賀県 78.4% (京都新聞 16%)
- 神奈川県 71.6% (神奈川新聞 6%)
- 兵庫県 69.7% (神戸新聞 25%)
- 東京都 67.7% (東京新聞 4%)
- 群馬県 63.6% (上毛新聞 41%)
- 栃木県 57.0% (下野新聞 44%)
- 福岡県 56.6% (西日本新聞 31%)
- 京都府 55.0% (京都新聞 40%)
- 香川県 45.4% (四国新聞 52%)
- 山形県 45.3% (山形新聞 53%)
- 三重県 42.7% (中日新聞 49%)
- 愛媛県 36.0% (愛媛新聞 52%)
- 島根県 35.6% (山陰中央新報 62%)
- 大分県 34.0% (大分合同新聞 47%)
- 長崎県 33.9% (長崎新聞 31%、西日本新聞 12%)
- 広島県 33.7% (中国新聞 54%)
- 岡山県 33.4% (山陽新聞 59%)
- 山梨県 33.3% (山梨日日新聞 64%)
- 新潟県 31.9% (新潟日報 60%)
- 富山県 31.9% (北日本新聞 65%、北國・富山新聞 11%)
- 鳥取県 31.2% (日本海新聞 75%)
- 福島県 31.0% (福島民報 41%、福島民友新聞 24%)
- 佐賀県 29.0% (佐賀新聞 46%、西日本新聞 17%)
- 岩手県 26.8% (岩手日報 47%)
- 宮崎県 26.1% (宮崎日日新聞 47%)
- 宮城県 26.0% (河北新報 55%)
- 静岡県 25.8% (静岡新聞 51%、中日新聞 10%)
- 秋田県 25.6% (秋田魁新報 62%)
- 長野県 24.2% (信濃毎日新聞 61%)
- 愛知県 21.8% (中日新聞 64%)
- 北海道 20.0% (北海道新聞 47%、十勝毎日新聞 4%)
- 熊本県 19.8% (熊本日日新聞 52%)
- 岐阜県 18.7% (中日新聞 57%、岐阜新聞 23%)
- 福井県 16.6% (福井新聞 78%)
- 徳島県 14.6% (徳島新聞 81%)
- 青森県 14.4% (東奥日報 45%、デーリー東北 17%)
- 石川県 12.8% (北國・富山新聞 70%、北陸中日新聞 20%)
- 鹿児島県 11.6% (南日本新聞 51%)
- 高知県 11.0% (高知新聞 66%)
- 沖縄県 *1.3% (沖縄タイムス 41%、琉球新報 38%)
五大紙それぞれのシェアの傾向は
読売 → 関東で一強体制。他地方でも1~2割の程度の普及率があるところが多い。
朝日 → 首都圏・阪神圏で2割程度。他の地方でも1割近い普及率はある。
毎日 → 阪神圏で2割を超す。他の地方でも数%の普及率はある。
日経 → 全国的に数%~1割の普及率
産経 → 阪神圏で2割を超す。関東で数%。他はゼロに近い
なお五大紙のうち産経新聞の部数は、経済紙である日本経済新聞や、全国紙でない中日新聞(ブロック紙)よりも少ない。そのため産経を抜いて四大紙、また経済紙である日経も省いて三大紙と呼ぶことがある。
関連項目
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