井上尚弥単語

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井上尚弥(いのうえ・なおや)とは、神奈川県座間市出身の日本プロボクサーである。
1993年4月10日生まれ。第33代WBC世界ライトフライ級王者。第17代WBO世界スーパーフライ級王者。現在IBF世界バンタム級王者、WBA世界バンタム級レギュラー王者。

高校アマチュア七冠内最速世界王者(当時)。世界最速二階級制覇(当時)。プロボクサーで元WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓ニックネームは「怪物(The Monster)」。 

選手としての特徴

ボクサーファイター。攻め手豊富でアグレッシブカウンターパンチャー。
「すべてが理想形」「特徴がいのが強さ」とも評されるオーソドックスかつタイプで、パワースピード、攻守のテクニックの全てに渡って特筆に値する強さを持つ。中でもスタンスを広くして下半身をフルに使ったフックの威は抜群。

以前は階級変更に伴う怪のしやすさや、長引いた際に動きが雑になるという弱点もあったが
バンテージ巻きのスペシャリスト・永末之氏との協や、圧と一撃を重視するスタイルへの移行により。結果さらに破壊が増大し、世界戦でのKOを量産している。

下の階級から数階級上の世界ランカーまで幅広い相手とスパーリングを行っており、「周辺階級の日本人選手や元世界王者を一通ボコボコにしたら、被害者の会が結成されて来てくれなくなった」「3階級上の選手がガードしたら腕を折した」など様々な逸話を持つ。同じ大橋ジムには三階級世界王者の八重樫東も在籍しているが、「自信を失うといけないので今はやらせない(大橋会長)」「殺されちゃいます、絶対嫌です(本人)」とのこと。現在はフェザー級世界ランカーセルニアを筆頭に海外選手を招聘することが多いらしい。

アマチュアキャリア

小学校1年生のときに、アマチュアボクシング練習をするの姿を見てボクシングを始める。中学3年時に第一回全U-15大会で優秀選手賞を受賞。

高校1年時にインターハイ国体、選抜の三冠を達成。 高校3年では際シニア大会であるインドネシア大統領杯にて金メダルを獲得。世界選手権こそ3回戦負けも、インターハイ全日本選手権を制覇。高校タイトル5冠、シニアタイトル2冠で、史上初の高校七冠を達成した。

高校卒業後、2012年4月ロンドン五輪予選会を兼ねたアジア選手権に出場。決勝まで残るが、翌年の世界選手権覇者となる地元カザフスタンのビルジャン・ジャキポフに12-16で敗戦。ロンドン五輪出場の望みが絶え、プロに転向する。

なお、高校時代に後のWBAライトフライ級王者の田口良一とスパー。ダウンを奪われ、田口は悔しさで涙したという。ぶっちゃけ相手が悪い。(もっとも、プロになった井上の挑戦を受けた田口は偉かった)

アマチュア戦績は81戦75勝(48KO/RSC

プロキャリア

プロでの戦績は18戦18勝16KO

ライトフライ級時代

プロテストで当時の日本ライトフライ級王者黒田之(川崎新田)を終始圧倒し、B級ライセンス試験に合格。

プロデビュー戦は、10月2日後楽園ホールにてOPBF東洋太平洋ミニマム級7位にランクされているクリソン・オマヤオ(フィリピン)と49キロ契約8回戦で対戦。A級でのデビュー1987年赤城武幸以来25年ぶり7人で10代は初。デビュー戦なのにTBS深夜で放送するほどの注度であった。試合自体は4回2分4KO勝利プロ転向からわずか3かでOPBF東洋太平洋ライトフライ級10位にランクインし、日本ライトフライ級6位にもランクされた。

2戦からくも対戦者探しに苦労するようになる。世界ランカー三人にオファーを出すが、「新人と聞いていたが話が違う」と断られる始末。結局、タイライトフライ級王者ガオプラチャン・チュワタナ(タイ)と50キロ契約8回戦で対戦。ここは軽く1回KO勝利する。
なお、この試合はTBSが夕方生中継するというの入れようだった。TBSが将来のvsを意識したのか、それとも既に落ちだった亀田一家の後釜と考えていたかは不明である。(しかしTBSはなぜか井上を手放す。逃した大はあまりに大きい)

次戦も日本王者含む世界ランカーに試合を断られる。受けたのは日本ライトフライ1位佐野。試合は3回に右拳を故障するも左一本で佐野をほぼコントロールして、10回1分9TKO勝ちで下した。この勝利日本ライトフライ1位ランクされる。

2013年8月25日日本ライトフライ級王者田口良一(ワタナベ)と対戦。田口の左フックKOを期待される重圧に攻めあぐね判定となったが、3-0の明確な判定で田口を下し、吉丈一郎に並ぶ男子最速の4戦日本王座を獲得した。

なお、井上ダウンを奪われなかったのは、18年10月現在田口ただ一人である。田口は後にWBA世界ライトフライ王座を獲得、同王座を7度防衛している。特に7度の防衛戦ではIBF世界同級王者の強ミラン・メリンドとの統一戦を制し、ライトフライ級の2団体統一王者となった名王者である。
田口は後に、「井上以上に強い相手などいない」という思いが自分を支えてきたとっている。強者は強者を生むのである。

2013年12月6日小野心の王座返上に伴ったOPBF東洋太平洋ライトフライ王座決定戦にて、同級二位のヘルソン・マンシオと対戦。攻防共にボクシングレベルアップした姿を見せつけ、5回2分51で当時内最速の五戦でOPBF東洋太平洋王座を獲得。

そして2014年4月6日大田区合体育館にて、WBC世界ライトフライ級王者アドリアンエルナンデスメキシコ)と対戦。試合の三週間前にインフルエンザにかかり二週間で10キロを落す過酷な減量から試合に臨んだ。
試合は井上が1Rから圧倒し、3R後半に有効打によりエルナンデスの右瞼の上をカットするも、その3Rには井上にも減量苦による分不足から足が攣りかけるアクシンデントが起きる。4回からエルナンデスも王者の意地を見せるが、6回に井上の決死の猛攻にダウン。6回2分51TKO勝ちで当時日本男子最速のプロ入り6戦での世界タイトル獲得となった。

2014年9月5日国立代々木第二体育館にて、元PABAミニマム級王者でWBCライトフライ級13位のサマートレック・ゴーキャットジムタイ)と初防衛戦。プロキャリアを始めたライトフライ級に、筋肉の育つ成長期の身体は減量の限界となり、分不足による試合中の足の痙攣は常態化しつつあり、減量後の姿は病的と表現していいほどの仕上がりになっていた。ダーティな手も使う相手にしっかりと11回1分8TKO勝ちを収めたが、試合後には階級転向を示唆。

スーパーフライ級で真の「怪物」へ

2014年11月6日、かねてからの減量苦によりスーパーフライ級への転向を発表。更に通算27度の王座防衛を誇る階級最強王者オマール・ナルバエスアルゼンチン)への挑戦も発表された。
ジョー小泉ブログによると、当初はWBA世界フライ級正規王者ファンカルロス・レベコ(アルゼンチン)と交渉していたが先行きが見えず、ナルバエスなら年末の日本でも行けるとアルゼンチン側から提案され、実現したら面いとその話をしてみると「強い王者とやりたい」という井上親子の希望で実現したそうな。

階級を代表する名王者への挑戦に「謀」「まだい」などのもあったが(ちなみに海外ブックメーカーサイトでは井上有利と出ていた)、2014年12月30日東京体育館にてWBO世界スーパーフライ級王者オマール・ナルバエスと対戦。プロアマ通じてダウン経験なしの不倒の男に対し、1回額への右打ち下ろしからガード越しの右ストレートダウンさせると、テンプルをめる左フックで二度ダウンを奪う。 2回には芸術的な左フックダウンを奪い、更に左ボディでダウンを奪うとテンカウント。

怪物」としか形容しようのない2回3分1の圧勝劇で、ポール・ウェアーの9戦を上回る当時の世界最速となる8戦での2階級制覇を達成した(2016年にワシル・ロマチェンコが7戦で更新)。

尚この勝利が評価され米国ボクシングサイトボクシングシーンドットコム」「セコンド・アウトドットコム」「ファイトニュースドットコム」の2014年ファイターオブ・ジ・イヤー(年間最高選手)に選ばれ、2015年1月6日後楽園飯店で行われた2014年日本ボクシング年間表選手選考会にいて、最優秀選手賞とKO賞に選出。上述のナルバエス戦が年間最高試合に選出されるなど具志堅用高(78・79年)高橋ナオト(89年)以来の3冠を達成した。

2015年12月29日、同級1位ルリト・パレナスフィリピン)と約一年振りとなる初防衛戦。ガードの上からなぎ倒す右でダウンを奪うと、そのまま攻め込み2R120TKO勝ちを収めた。試合後、ナルバエス戦の負傷により三月に右拳の手術をしていたことを告白した。

2016年5月8日に同級1位ダビド・カルモナ(メキシコ)との名戦が有明コロシアムにて開催。「中盤まで技術を試す」というテーマで臨んだが、打たれ強く上手い名挑戦者に、2Rで右拳を痛め、更に左で相手をコントロールするうちに左拳も痛める。それでも最終12Rにはカルモナを攻め立てダウンを奪い、ストップ前でゴング。3-0の判定で勝利

試合後に、2018年には現状のベストエイトであるバンタム級に階級を上げる事を示唆。HBOからも対戦が望まれているWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレスとの対戦を「(階級変更を)待てるのはあと一年だけ」とした。

……がこれは運命の悪戯で実現することはなかった。これについては後述する。

対戦相手探しに難航する中、当時同級3位(対戦時には同級1位)のペッチパーンボーン・ゴーキャットジムタイ)と9月4日に対戦。試合二週間前に痛を発症し練習を出来ず、汗を流すだけの減量で計量前の状態は最悪、相手のローブローにイラつき打ったパンチで拳を痛めるなど、全体的に集中が欠ける試合だったが、それでも10R3分3ストレートでのKO勝ちで三度の防衛を果たした。

マゴン戦の機運は高まっていた。9月10日ローマン・ゴンサレスカルロス・クアドラスを視察した井上は熱狂するアメリカの会場の雰囲気に「鳥肌が立った」と話し、これまではさほど興味を持たなかった米国リングに立ちたいと強く感じたという。結果はロマゴンが苦戦しながらも勝利。試合後には「井上とのスーパーファイトが期待されているが?」との問いに、ロマゴンは「もちろん喜んでやりたい」と話していた。この時、井上も周囲も、おそらくはロマゴン自身も、頂上決戦の実現を疑っていなかったであろう。

しかしビッグマッチへのはまだ遠い。当時WBA王者だったルイス・コンセプシオンに統一戦のオファーを出すも実現せず。結局手を挙げたのは古で前WBA王者、河野ワタナベ)であった。2016年12月30日河野有明コロシアムにて対戦。河野雑草の意地を見せるが序盤から終始圧倒し、6R狙い澄ました左フックカウンターダウンを奪い、立ち上がった河野を右ストレートで倒し6R1分1TKO勝ちで、四度の防衛に成功。河野はキャリア初のKO負けとなった。

実現しなかった頂上決戦

ここでロマゴンが翌年3月シーサケット・ソー・ルンヴィサイ勝利すれば、いよいよ井上vsマゴンの頂上決戦となるはずであった。ところが……

マゴンは僅差の判定で、生涯初の敗北を喫してしまったのである。極めて微妙な(そして多くはロマゴンを支持した)判定であった。

マゴンの敗北に、さすがの井上も落胆の色は隠せず「ちょっと言葉が見つからないですね……」「スーパーフライ級にとどまる理由がなくなった」と発言している。モチベーションの維持は困難な状況になった。

それでも井上は勝ち続ける。2017年5月21日には同級2位リカルドロドリゲスメキシコ)を3Rで一蹴。途中でサウスポースタイルを見せる余裕も見せた。試合後、アメリカでの試合のオファーが来ているのを発表。スーパーフライ級の猛者を一同に会したイベントSUPER FLY」のセミファイナルであった。もちろん、メインイベントはロマゴンとシーサケットのリターンマッチ。ロマゴンと井上が両方とも勝てば、今度こそ頂上決戦になる、はずだった。

2017年9月9日井上は元北WBOバンタム級王者のアントニオ・ニエベスアメリカ)を相手に6度の防衛戦を行った。もちろん、前述のSUPER FLYのセミである。井上は当然のようにニエベス子供扱いし、戦意喪失追い込み6R終了TKO勝ち。後はロマゴンが勝つだけだったのだが……。

スーパーフライ級に対応しきれなかったロマゴンは、階級屈の強打者、シーサケットの前に4RKO負けしてしまったのである。この間、夢の新旧怪物の頂上決戦は実質上消滅した。

バンタム級転級、そしてWBSS参戦

失意の中、井上営はビッグマッチを模索。IBF王者、ジェルウィンアンハスとは実に3度、統一戦の合意寸前まで行った。しかし、明確に勝ちがないと判断したアンハスは逃亡。途方に暮れる中、フェイスブックで対戦名乗りを上げたヨアン・ボアイヨ(フランス)との防衛戦となったが、当然のように相手にならず3RTKO勝ち。もはや相手がいなくなったスーパーフライ級に留まる理由は、一切なくなった。

そして予定通り2018年バンタム級転級を発表する。この後押しとなったのが、WBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)の存在である。

WBSSは、乱立する世界王者の中で「が一番強いのか?」を決めるというシンプルかつ例を見ないトーナメント戦である。実現不可能と思われていたボクシング版「下一武道会」であったが、巨額の優勝賞クルーザー級では約11億円)もあり第1シーズンは成功裏に終了。この第2シーズン補として白羽の矢が立ったのが、井上尚弥であった。悲願の世界進出につながる大会だけに、井上営は参加を了承。このエントリー条件が、WBA王者、ジェイミー・マクドネル戦の勝利であった。

ジェイミー・マクドネルは約10年敗の安定王者。その勝利の中には「あの」亀田3兄弟の末亀田和毅もいて、2度勝利している。長身から放たれる左リードブローと右強打に定評があり、バンタム級初戦として不足のない相手であった。

2018年5月25日大田区合体育館で3階級制覇への挑戦が行われた。直前までマクドネルが減量に苦労していたのもあり試合成立すら危ぶまれたが、当日のマクドネルはなんと+12kg増とウェルター級相当の身体でリングに上がってきた。その体格差は明であり、井上がどう攻略するのか注されたが……。

怪物は階級を上げたことで、さらなる進化を果たしていたのである。

ロングレンジからの左ロシアフックでぐらつかせると、高速の踏み込みからのコンビネーションで最初のダウン。そして、立ち上がったところにガード越しに左右の強打を叩き込み、マクドネルを沈めてしまったのだ。そこまでの時間、わずか112

この試合はESPN+で米国に生配信され、世界ボクシングファンの間で井上の評価は一気に高まった。当然、参戦が決定したWBSSでも大本命に。優勝オッズは実に1.67倍。ディープインパクトオルフェーヴルである。

そして7月の組み合わせ抽選会。WBSSの参加メンバーメンバーとなった。以下がそれである。

・井上尚弥
ライアンバーネット(WBA・スーパー王者)
・ゾラニ・テテ(WBO王者)
エマヌエル・ロドリゲスIBF王者)
ノニト・ドネア(元5階級制覇王者)
ファンカルロス・パヤノ(元WBA・スーパー王者)
ジェイソンモロニ―(名挑戦者)
ミーシャアロイヤン(敗の五輪メダリスト

ほとんどが敗か1敗のみ、複数回負けているテテとドネアも実績は十分と、まさにバンタム級最強を決めるに十分な8人である。ルイス・ネリ?そんな外道知らんなあ)

当ての「閃光」ドネアこそバーネットに取られたが、井上は堂々と曲者パヤノを名。なおこのパヤノ、山中慎介と名勝負を演じた名王者、アンセルモ・モレノを破って戴冠したことがある強であり、ラフファイトやらせれば下一という難敵であった。

そして、2018年10月7日WBSS準々決勝が横浜アリーナで開かれた。オッズは1.03対11と、井上勝利は動かぬものとは見られていたが、さすがに多少手を焼くだろうというのが内外の識者の見立てだった。

そこで人々がにしたもの、それは……常識はるかえた怪物であった。

試合は探り合いから始まる。筋々に仕上げてきたパヤノの出来は、相当良いように見えた。踏み込みも鋭く、どう捕まえるのかと思っていたら……

2発井上が放った、たった2発のワンツーでパヤノは失した。
その時間、わずか70。再びの秒殺劇であった。(わけがわからないよ

驚愕KO劇はSNSで即拡散Twitterの全世界のトレンドに「Naoya Inoue」が4位で登場する事態にヒートアップWBSSのプロモーターのザワーランド氏は「惑星で1番」「全世界で2億人以上が撃した」と賞した。
世界で最も権威ある格闘技雑誌「RING」のパウンド・フォー・パウンド(階級を視した最強ランキング)でも井上は7位から順位を1つ上げ6位にランクイン。(なお7位は4階級制覇の敗王者、マイキーガルシア)パヤノ戦でのKO劇はこの年のノックアウトオブ・ザ・イヤーにも選出され、日本人ボクサーとしては初めて同誌の表を飾ることになった。さらにはの拓も同年12月WBCバンタム級世界暫定王者となり、兄弟っての世界王者になっている。

遂に世界は井上尚弥を知ったのである。

時代の最強ボクサーの座へ

準決勝の相手はIBF世界王者エマヌエル・ロドリゲス井上と同い年かつスタイルも似通った技巧で、19戦敗の強である。
メディアや識者の予想は井上優位で揺るがなかったものの、井上営は「今までで最強の相手」「実は五分五分」と警を露わにしていた。

試合前は周囲の期待が過熱したことによる井上スランプ、日程の延期など想定外の事態が続き、イギリスの試合会場でも事前練習ロドリゲストレーナー井上氏に突っ掛かるトラブルが発生。
営ともに極度の緊感に包まれる中、スコットランドはグラスゴーのリングで両者は相対する。大入りの観客はホームさながらの大歓井上を迎え、ゴングは鳴った。

1R、前に出たロドリゲスが強い圧を掛けてペースを握りにかかる。対する井上しくロープを背負う場面もあったものの、そこは導権を渡さず冷静に対処。フェイントカウンターが高速で行き交う技術戦が展開された。ポイント井上が取ったが、その動きは固さが立ち、一見ロドリゲス井上をよく抑えているように見えた。
ここまでは見ていたもがロドリゲスの強さを確信し、長期戦を予感していた。

しかし、2Rくも怪物が牙を剥いた

インターバルの間に動きの修正を終えた井上は、2R序盤からロドリゲスを圧倒。技術戦であっさり導権を握ると、右ボディを伏線に死を縫った左カウンターで最初のダウンを奪う。立ち上がったロドリゲスが上のガードを固めながらクリンチに持ち込もうとした刹那、今度は狙い澄ましたボディブローが連続で着弾。絶して倒れ込み、セコンドに向かってなく首を振るロドリゲス
敗の王者はそれでも立ち上がる意地を見せたが、トドメとばかりのラッシュが残った戦意も打ち砕き試合終了。2R1分19TKOWBSS事実上の決勝とも言われた試合はまさにと呼ぶべき完全勝利で幕を閉じた。

リング圧倒的なパフォーマンスを披露したことで、井上海外人気はまさに不動のものに。
前述のRING誌のPFPランキングではロマチェンコ、クロフォードアルバレスという錚々たるスターと肩を並べる4位へ浮上し、記者によっては彼こそが1位と推すもあったという。
世界スーパースターとしての足場を確かなものにした一戦といえよう。

決勝の相手は、5階級世界王者として絶大なネームバリューを持つ「閃光」ことノニト・ドネア世界中が注するスーパーマッチとなったこの試合は、何とNHK57年ぶりにボクシング中継を行う程の注を集めていた。

試合は文字通りの死闘。2Rでドネア得意の左フックを受け右を切り、井上キャリア初の流血。終始彼が2人に見えた、と井上が後にっている状況で9Rには猛攻でぐらつくなど、36歳になるドネア朗とした試合運びにペースを握れずにラウンドが進んだ。それでも24歳の怪物は試合中、要所に的確なパンチを浴びせると11Rで左のボディブローでダウンを奪取。レフェリーの追撃阻止ロングカウントによりKOこそ逃したもののこれが決定打となり、12R判定3-0でドネアとの闘を制し見事WBSS初代王者に君臨した。

年間ベストバウト補にも挙がるこの試合を制した井上は、次の標としての拓を破った現WBC世界バンダム級王者のノルディ・ウーバーリとの試合を熱望。ドネア戦で初心に返った怪物は念をらすため更なる戦いに挑む。

井上尚弥へのコメント

被害者は数多いので、ここでは代表的なものを紹介する。

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井上尚弥

511 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 00:39:27 ID: dpKvnwTWmB
>>499
眼底折してて処置なしって有り得るか?
普通折したら何らかの処置はするものだと思ってたけど

>>510
正直PFPランキングもゴロフキンよりアルバレスの方が上に居る時点で信用できないよね
明らかにゴロフキンが上回ってたし周りもどそう言ってたらしいのに二度もクソみたいな忖度されて可哀相だわ
もう一回だけやって綺麗にKOされてほしいわ
512 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 01:02:04 ID: Ox7aAOBXLy
>>510
ファイエストラーダはヤファイの怪で延期されたんじゃなかったっけ?
結局やる事になったんだっけ?

あと、KOオブザイヤーは何故かさっきまで忘れてたけどベテルビエフがいたわ。センセーショナルなKOとしてはこれが年間最高な気はする。

ファイトオブザイヤーはまぁテイラープログレイスはそもそもの話題性も足りないかもね。パッキャオサーマンもパッキャオが素らしかったけどサーマンが往年の名手としては不甲斐なさすぎて1歩下がるかも?スペンスポーターが甲つけ難いね……日本人としては井上ネアぶっちぎるけどあっちもあっちでほんとに名勝負だったし。

トレーナー井上パパなるほど。これは普通に有り得るけど、実績らしい実績は尚弥1人だからどうだろう、くはない気はしてる
513 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 10:38:42 ID: 4ah3pj6Pdj
今調べたがエストラヤファイエストラの怪白紙になってるね。うーん、Sフライの連中は皆煮え切らない。

イベントオブザイヤーはそれでも話題性込みでAJルイス2かなとは思う。さもなきゃワイルダーvsフューリー。こちらも年間最高試合補だね。
ペンスポーターはいい試合だけど、やっぱりちょっとレベル的に落ちるかな?あと井上ネアは、どちらも一歩間違ってればKOされてたというギリギリの死闘だったというのが大きいね。
ドクターチェックが入ってたら止められたかもしれないし、何よりあのロングカウントな。あのスレスレ感はほとんどおにかかることはない。
KOオブザイヤーはベテルビエフがおりましたな。うん、今年はこいつでいいと思う。カネロにくれてやるのはファイターオブザイヤーだけでいい。
514 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 11:05:31 ID: LYT3RWJDa8
>>511
眼窩底ってのはペラッペラの、通したら透けるくらい薄いなのね。
だからこそ、ぐちゃぐちゃになったときの手術はめちゃくちゃ大変(鼻のか上の下か下まぶたからアプローチする)なんだけど、逆に言うと、大変な手術だからこそ、少しくらいのヒビなら自然治癒に任せたほうがいい(薄いだけにくっつくのもい)。

形成外科学会の解説でも、手術は不要ならしないのが基準。
http://www.jsprs.or.jp/member/disease/facial_fractures/facial_fractures_03.htmlexit
515 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 11:25:02 ID: mp0nklwERd
>>511
折はともかく、眼窩底折は折よりも、折したところにいて、眼の筋肉がそこにハマるほうがめんどくさい。
そうなってしまって、長期間(3〜4週間がメド)眼球運動が残ってると手術になる。
で、眼球の陥没も起こるんだが、恐らく眼球の陥没はあっても軽度だったのと、眼筋がハマってない可性が高い。
3~4週間後くらいまでが良くないならともかく、ひとまず保存治療で様子見かな。

実際、衝撃は違うだろうけど、野球で自打球に当てて、眼窩底折起こして、5日間の安静だった選手もいるし、こればかりは一月後まで待たないといけないかもね
516 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 13:05:05 ID: dpKvnwTWmB
なるほど
田中恒成も眼底折で手術したらしいけど、手術する程の折ってマジ修羅場なのね
やっと油が乗ってきた所なのに、選手生命を短くしそうで心配だな
折が癖にならない様に念入りに検してほしいね
517 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 18:00:29 ID: gKKC3jhjCm
元々脆いとこだから癖がどうとかはなさそうな気はするけど、全治と後遺症は怖いよね
尚弥の当て勘も見切りも視ありきだし、視が落ちたらと思うと怖い

結果は待つしかないけど
518 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 19:43:57 ID: dpKvnwTWmB
そういえば田中も眼底折を治した後フライ級に上がって何回か戦ったけど、しきりにを気にする動作が見えたな。試合への影は少ないみたいだけど璧に治りきってはいないみたいだった

もしかしたら眼底折ってのは不可逆的な部分もあって割と取り返しがつかないのかも知れない
井上は軽いみたいで本当に良かった
519 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 21:40:24 ID: E6OOml9fkw
動体視力の測定結果が一般人レベルということからすると、もともとの性に頼ってない感じだし、
動作認識や動作予測や把握といったの演算性速度と精度に支えられてる実っぽい
治するに越したことはないけど、現代医療なら最低限必要な状態にまでは回復できると思う
520 ななしのよっしん
2019/11/11(月) 21:56:20 ID: Ox7aAOBXLy
次戦に影なしって言われてるんだし、気にする必要はないと思ってる。
再検って言っても治り具合見る為にも再検するのは当たり前だし