井上陽水(いのうえようすい)とは、日本を代表するシンガーソングライターである。
概要
本名:井上陽水(いのうえあきみ)。1970年代にデビューし、吉田拓郎と並んで日本のフォークやロックシーンに多大な影響を与えた大物ミュージシャンである。その飄々としたキャラクターと、独特な歌詞の世界は他に類を見ない存在。
略歴
1948 8月30日、福岡県筑豊地方の嘉穂郡幸袋町(現・飯塚市幸袋地区)で歯科医の家庭に生まれる。
1953- 陽水が生まれて間もなく福岡県田川郡糸田町に引っ越す。デビュー時の上京まで約15年間を
糸田町で過ごす。(糸田小・糸田中に通い、高校は田川市にある西田川高等学校へ進学)
1969 大学を諦めアンドレ・カンドレという芸名で歌手デビューも泣かず飛ばず
1972 井上陽水に芸名を変更
同年 アルバム『氷の世界』が日本初のミリオンセラーアルバムとなる
1976 そして離婚
1977 吸っちゃいけないものを吸って逮捕される
1978 石川セリと再婚
1985 他人に提供した曲をセルフカバーしたアルバム『9.5カラット』がミリオンセラー
1988 セフィーロのCMに出演し、アドリブで『おげんきですかぁ~』と発言したところ
CM放送直後に昭和天皇が危篤に陥りその場面の音声がカットされる
1990 映画『少年時代』のテーマ曲としてシングル『少年時代』を発売
1999 自身のヒット曲を集めたアルバム『GOLDEN BEST』発売
2003 上記『GOLDEN BEST』がダブルミリオン達成
関連のある人物
- 安全地帯
- 元々は陽水のバックバンド。彼らの代表曲「ワインレッドの心」は井上陽水の作詞曲である。
- 忌野清志郎
- 『帰れない二人』は彼との共作。清志郎は当時不遇の時代を送っており、この曲の印税は貴重な収入源であった。
- 奥田民生
- 『井上陽水奥田民生』というユニットでアルバムを発表。また、PUFFYのデビュー曲「アジアの純真」は陽水と民生による作品である。
- タモリ
- 同じ福岡県出身の親友。「ブラタモリ」(NHK)のエンディングテーマである「MAP」は、タモリ本人が直接陽水に依頼して制作された曲である。
- 依布サラサ
- 井上陽水の娘で、ミュージシャン、作詞家。
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関連項目
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