井波慎二とは、侠アニ製作「カチコミ!」の登場キャラである。別名「金沢2号」「メカ沢」「平行世界の金沢」など。
概要
カチコミ11期第42話から登場。
元々は光和銀行のエリート銀行員として家庭持ちのいいパパだったが、家族サービス中に偶然越智にゃんを狙うヒットマンとの戦いに遭遇。越智にゃんを助けたのがきっかけで関東連合との話し合いのため上京していた桜井テスタロッサと出会う。井波の顔は桜井の兄弟分である金沢に瓜二つで、越智にゃんも桜井も驚きを隠せなかった。
その後井波は仕事でとある企業の債権回収に当たっていたが、その企業がヤクザと関わりを持っていたために抗争に巻き込まれていく。抗争の最中で越智にゃんと再会し話す機会を設けようとするも、その夜井波は関東連合の放った刺客に襲われ怪我を負う。怪我は銀行員としては致命的な「顔」の傷。井波は左遷を受け、奇しくも金沢が服役した北海道の地の片田舎の事務所で働く。そこに、金沢の真実を告げるために越智にゃんが訪れる。
越智にゃんに真実を告げられた井波は「ある決意」を胸に秘め、金融界の表裏についての知識を活かし、桜井の経済派参謀として敏腕を振るう事となり、次第にその優秀な頭脳に金沢のような貫禄が付いて行くと言うとんでもないキモを持つようになった。
その一例として、本編16巻で井波にカチコミをかました敵の企業舎弟の事務所にショベルカーで乗り込み、バケットに括り付けて燃え盛る炉に近づかせて吐かせると言った、越智にゃんすらやらない様な元銀行員とは思えない行動などが挙げられよう。勿論頭脳の方も健在であり、町役場の人間を当て逃げさせるように仕組んだり、それをネタに脅した上に拉致して町長が談合の際に受け取った賄賂を受け取らせた、町長をおびき寄せて脅し、敵の計画の全てを吐かせ、土地再開発計画を中止させるよう仕向けた。特に町長への脅しはまさに金沢が憑依しており、敵に回すととんでもない事が良くわかる。
ただ越智にゃん曰く極道としての非情さが足りないと指摘されており、これが後々尾を引くことになった。
井波と金沢(ネタバレにつき反転)
金沢慎一と井波慎二は、名前が示す通り生き別れの双子の兄弟である。その顔は勿論瓜二つで桜井や越智にゃんが驚くのも無理はない。兄・金沢は博徒として十三で生き、弟・井波は母の元で育てられた。
後に井波は母の遺言状と共に出てきた写真を手に金沢に面会に行った(この事については盃を貰う直前までは桜井や越智達には口外していなかった)が、金沢本人に「生きる世界が違う」からと冷たく追い返されてしまっている。その際に金沢が名前を挙げたのは兄弟分であった桜井であるのは・・・(´;ω;`)
関東連合との対決では双子であることを段上に嗅ぎ付けられて利用されそうになるも事なきを得、兄の見た夢の果てを見てみたいと決意した井波は桜井から杯を貰う事を懇願するのである。
それにしても、やたら北海道でひどい目にあう兄弟である・・・まさに試される大地北海道。
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