交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱいとは、ボンズ制作のアニメーション映画作品である。
2009年4月25日にテアトル系列の6館で公開。その後、2009年10月16日までに計22館にて上映が行われた。
概要
2005年4月17日より2006年4月2日までMBS・TBS系列局で放送されたTVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』の劇場映画作品である。
TVシリーズと同じ名前の登場人物が登場するが続編や総集編ではなく、パラレルワールドを舞台とした別物と言っていい作品となっている。そのため、TVシリーズとは人間関係が変化していたり、考えられないような言動を取るキャラクターが存在している。この点は、評価が大きく賛否に分かれる一因ともなっている。
これはTVシリーズの再編集でありながら、総集編ではない劇場版アニメを作ってみたいという監督の京田知己の意向によるものである。
本編と劇場版が明確にパラレルワールドと位置付けられているためか、第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇にTV版と入れ替わる形で参戦している。
主な登場人物
- レントン・サーストン(声:三瓶由布子)
- エウレカ・ズィータ(声:名塚佳織)
- ホランド・ノヴァク(声:藤原啓治)
- タルホ・ユーキ(声:根谷美智子)
- ドミニク・ソレル(声:山崎樹範)
- アネモネ(声:小清水亜美)
主な設定の相違
- ニルヴァーシュの幼生(声:玉川砂記子)が登場。かわいい。KLFになっても「もきゅう」と喋る。かわいい。
- 人類と敵対する謎の生命体の名称はコーラリアンではなくイマージュ。
- 作中に登場する人型兵器は全て軍属であるため、KLFの呼称のみが使用されている。
- 月光号のメンバーは第303独立愚連隊の所属とされており、傭兵として人民解放軍に参加している。
- 以下ネタバレのため反転表示
月光号メンバーはワルサワ研究所に集められ、実験体とされた元孤児たちである。
本物のホランド・ノヴァクたちを殺害して、彼らの名前を使っていた。
どう見てもそうは見えないメンバーも居るが、全員17歳である。これは8年前に起こった『ドーハの悲劇』の影響で、常人の3倍の速度で成長する(=老化する)体になってしまったため。
彼らの目的は、もう一度『ドーハの悲劇』を再現して世界を自分達が生きていける『ネバーランド』に作り変えることである。
そのためにイマージュのスパイロボットであるエウレカと、自分達を実験に利用した研究者の息子であるレントンを利用しようとしている。
関連動画
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関連項目
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