京楽春水(きょうらく しゅんすい)とは、漫画『BLEACH』の登場人物である。
概要
護廷十三隊八番隊隊長。名門京楽家出身の上級貴族だがとても貴族とは思えないくらいノリが軽く、常に傾いており女の子と酒が好きで、いつも飄然としていて掴み所の無いしたたかな食わせ者。
よく隊長らしくない振る舞いをしては部下の伊勢七緒に怒られている。一見ダメ中年のちゃらんぽらんなボンクラだが常時沈着冷静で思慮深く、いざという時はビシッと決めるダンディーな大人。山本元柳斎重國の自慢の教え子であり浮竹十四郎の悪友でもある。隊長格の羽織の上に女物の着物を羽織った派手なファッションをしている。
あまり血を好まない性格で、一護達が尸魂界に侵入してきてチャドと対面した時には戦いはやめて一緒に酒を飲む事を提案するが、結局戦闘は避けられずチャドの霊圧を消す事になる(実は京楽はチャドの霊圧を歴史上一番最初に消した偉人でもある)。
ルキア処刑の珍騒動の際はルキア救出に一助するべく浮竹と共闘して、恩師である山本元柳斎重國と戦う。藍染が空座町に侵略してきた時は十刃の一番スタークと接戦をくり広げる。スタークの銃撃で一度倒れるもラブ、ローズ対スタークの戦いに割って入り漁夫の利を得る。しかしその後藍染との戦いで敗れる。
スタークに戦闘中に間合いについて指摘されるとすぐに間合いを調節して改善するという器用さを見せつけるなど、実に高度なオサレ合戦を展開しており、この二人の熱戦は読者の間でもオサレの象徴として語り草になっている。しかし本気を出す事を非オサレと思っているのか中々卍解を披露してくれない。真実を見通す力に長けていて101年前の藍染の行動にも疑念を抱いていた。
斬魄刀【花天狂骨】
浮竹と同じく二刀一対型という一風変わった斬魄刀。左右で刀身の大きさが違う。敵も自身も花天狂骨の「遊び」のルールに巻き込まれてしまう。解号は「花風紊れて花神啼き 天風紊れて天魔嗤う」。
関連静画
関連項目
- 5
- 0pt