京王ライナーとは、京王線に設定される座席指定制の列車である。
ここでは、高尾山口発着の座席指定列車「Mt.TAKAO号」についても説明する。
概要
このうち、3.の一部をMt.TAKAO号と呼ぶ。それ以外は京王ライナーと呼ぶ。
1つ目(京王八王子)と2つ目(橋本)は通勤通学帰宅需要に対応しており、毎日夕夜間の下り・朝の上りのみ運転。3つ目(高尾山口)は行楽需要にも対応し、平日夕夜間の下り・朝の上りを運行しつつ、土休日は反対に朝に下り・夕方に上りを運転する。
京王ライナーの高尾山口系統はもともと最も混雑が集中する紅葉シーズンに上り臨時列車としてMt.TAKAO号がノンストップで運転されたのが最初である(現在のMt.TAKAO号は下りがノンストップ)。この運行では乗客に記念乗車カードが配布された。また、当時は上り京王ライナーがなかったため調布駅を含む特急停車駅に運転停車していた(千歳烏山駅・笹塚駅は通過)。
2019年春からは臨時京王ライナーという扱いで上下とも運行されるようになり、そのうち下りのみをMt.TAKAO号と呼んだ。この時期は駅の自動放送が対応しておらず「臨時列車」という案内になっていた。2021年秋からは上下ともにMt.TAKAO号となり、さらに独自の放送やロゴが用意された。
ここまでは高尾山口系統は土休日のみの運行であったが、2025年3月のダイヤ改正では高尾山口発着の平日運行が開始。さらに土休日運行の一部はノンストップではなく途中の京王ライナー停車駅にも止まるようになり、これらの列車は京王ライナーとして運行される。
停車駅
新宿~京王八王子・橋本
新宿発(下り)の場合、まずは新宿を出ると明大前に止まる。その後京王八王子行きは府中まで・橋本行きは京王永山までノンストップ、府中・京王永山以降は特急停車駅に停車する。
逆(上り)も然りで、府中・京王永山まで特急停車駅に停車した後、明大前まではノンストップ、そして終点の新宿に停車する。
新宿~高尾山口
京王ライナー
上記と同じく、まずは新宿を出ると明大前に止まる。その後府中までノンストップ、府中以降は急行停車駅(=特急から京王片倉・山田・狭間を除く)に停車する。
逆(上り)も然りで、府中まで急行停車駅に停車した後、明大前まではノンストップ、そして終点の新宿に停車する。
Mt.TAKAO号
下りは新宿を出ると明大前に止まり、その後は終点の高尾山口までノンストップとなる(運転停車は行う)。
上りは京王ライナーと同じく、府中までの急行停車駅に停車した後、明大前まではノンストップ、そして終点の新宿に停車する。
停車駅一覧表
【凡例】
●:停車(乗降可) 乗:停車(乗車専用) 降:停車(降車専用)
×:運転停車(乗降不可) →・←・-:通過 =:経由なし
なお、これ以外にもイベント等に合わせ飛田給駅・京王よみうりランド駅に臨時停車した実績がある。また、2019年5月には多摩動物公園の無料入園日に合わせMt.TAKAO号が高幡不動駅に臨時停車した。
| 運行時間帯 | 新宿駅 | 笹塚駅 | 明大前駅 | 千歳烏山駅 | 調布駅 | 京王永山駅 | 京王多摩センタ|駅 | 南大沢駅 | 橋本駅 | 府中駅 | 分倍河原駅 | 聖蹟桜ヶ丘駅 | 高幡不動駅 | 北野駅 | 京王八王子駅 | 京王片倉駅 | 山田駅 | めじろ台駅 | 狭間駅 | 高尾駅 | 高尾山口駅 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 新宿→京王八王子 | 夕夜 | 乗 | → | 乗 | → | → | = | = | = | = | ● | ● | ● | ● | ● | 降 | ||||||||
| 新宿←京王八王子 | 朝 | 降 | ← | 降 | ← | ← | = | = | = | = | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | ||||||||
| 新宿→橋本 | 夕夜 | 乗 | → | 乗 | → | → | ● | ● | ● | 降 | ||||||||||||||
| 新宿←橋本 | 朝 | 降 | ← | 降 | ← | ← | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | ||||||||||||||
| 新宿→高尾山口 (Mt.TAKAO号) |
休日朝 | 乗 | → | 乗 | → | → | = | = | = | = | × | × | × | × | × | = | → | → | × | → | × | 降 | ||
| 新宿→高尾山口 (京王ライナー) |
平日夜 休日朝 |
乗 | → | 乗 | → | → | = | = | = | = | ● | ● | ● | ● | ● | = | → | → | ● | → | ● | 降 | ||
| 新宿←高尾山口 | 平日朝 休日夕 |
降 | ← | 降 | ← | ← | = | = | = | = | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | 乗 | = | ← | ← | 乗 | ← | 乗 | 乗 | ||
| 参考:特急 | 全日 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
| 参考:急行 | 朝夕夜 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - | - | ● | - | ● | ● |
急行は上記のほか、東府中駅、つつじヶ丘駅、桜上水駅にも停車。
乗り方
座席指定券について
座席指定券は不要区間を除き1枚410円で発売される。利用区間による価格の違いはない。座席指定券を購入せずに乗った場合は車内料金として一人あたり700円を徴収される上、着席保証がないので注意。下り列車は府中・京王永山以降の停車駅では座席指定券は不要であるが、上り列車は全区間で必要。
駅で購入する場合は、京王ライナーの専用券売機で購入する。券売機の設置場所によって発売〆切のタイミングが異なるため注意。なお、券売機で購入した場合は座席はランダム(ただし改札外の券売機では号車までは指定可能)だが、複数枚で購入した場合はなるべく隣席を取るように配置してくれる。
座席指定をしたい場合は京王チケットレスサービスを利用して購入する。なお、このサービスの利用には会員登録とクレジットカード情報の登録が必要である。
運休または90分以上の遅れ、その他何らかの事情で座席指定サービスが中止となった場合、指定券は翌日から起算して1年間の間手数料無料で払い戻しを受けられる。払い戻しは京王ライナーの止まらない駅でも可能。
下り:新宿駅から
前述の通り、新宿駅から乗車する場合は事前に座席指定券の購入が必要である。ただし拝島ライナーと異なり、指定券は一律で次の降車可能駅(府中または京王永山)まで有効である。そのため、降車駅指定をする必要はない。
すべての京王ライナーが2番線からの発車となる。乗車位置は各車両前後の2か所ずつとなり、ホームドアもその扉しか開かない。
原則として新宿駅入線時は回送列車だが、東京競馬場で競馬が開催される日は、その回送列車のダイヤを利用して府中競馬正門前駅発新宿行き臨時特急として運転される列車がある為、到着しても車内清掃(特にハズレ馬券や競馬新聞)や座席転換の為、すぐには乗車出来ない。
下り:明大前駅から
明大前駅から乗車する場合も事前に座席指定券の購入が必要である。すべての京王ライナー(というか、すべての下り列車)が1番線からの発車となる。乗車位置は各車両一番後ろの1か所ずつだが、10号車に限り一番前の1か所となる。
下り:府中・京王永山以降の停車駅から
府中駅・京王永山駅以降の停車駅では全てのドアが開き、座席指定券なしで乗車できる。
上り:明大前・新宿方面へ
上り列車は乗車した駅にかかわらず座席指定券の購入が必要である。ただし、明大前駅で乗ることはできない。
乗車位置は各車両1か所ずつとなる。基本的には各車両で一番前のドアだが、10号車だけは一番後ろのドアとなる。
明大前駅では途中降車することが可能だが、降車できるドアは各車両の一番前のドア(10号車は一番後ろのドア)に制限される。
臨時列車
東京都が推進する時差通勤のための「時差biz号」、年始の「京王ライナー迎光号」「京王ライナー迎春号」、多摩動物公園行きの臨時京王ライナーなどが運行された実績がある。いずれも定期の京王ライナーと同様に乗れる。
関連動画
関連項目
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