京都大賞典とは、JRA(日本中央競馬会)が主催する競馬の重賞競走である。格付はGⅡ。
概要
1966年に「ハリウッドターフクラブ賞」として京都芝3200mで創設されたのが始まり。翌年から現在のレース名になり、距離も芝2400mに短縮された。84年にはグレード制導入に伴いGⅡに格付けされている。
現在は秋の京都競馬場開催の開幕週に芝2400mで開催されている。元々は同じ週に東京競馬場で行われる毎日王冠と同じ日曜日に開催されていたが、ここ数年は3連休を活かした3日間開催の最終日となる体育の日に開催され、日曜日開催が維持された毎日王冠とは1日ずれることになった。
前述の毎日王冠と並び、有力馬の秋初戦として使われることが多く、1着馬には天皇賞(秋)の優先出走権が与えられる。しかし、秋天とコース形態が似ている毎日王冠と異なり京都2400mは秋天とは直結しにくいためか、現在はエリザベス女王杯やジャパンカップのステップレースとして出走する馬が多い。
また、かつては菊花賞を狙う3歳馬が出走することも多く、実際にセイウンスカイはこのレースと菊花賞を連勝している。当時は菊花賞が天皇賞(秋)の後の開催で京都大賞典から中3週と手ごろだったこと、菊花賞トライアルの神戸新聞杯と京都新聞杯より距離が長かったことなどが理由だが、2000年に菊花賞が秋天前週の開催になり、菊花賞まで中1週と間隔が詰まったため、3歳馬は出走しなくなった。
とはいえ有力馬が多く揃うことには変わりなく、近年だとキタサンブラック、ラブリーデイ、シュヴァルグランなどがこのレースをステップにGⅠを制している。その前がゼンノロブロイというのは内緒である。
ちなみに、武豊が初めて重賞を勝ったのは87年の当レースである。
過去の勝ち馬(グレード制以降)
2000年までは旧年齢表記。1994年のみ京都競馬場の改修に伴い阪神芝2500mで開催。
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関連項目
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