京都総合運転所(近キト・現在の吹田総合車両所京都支所)とはJR西日本近畿統括本部の車両基地である。
概要
JR京都線向日町駅の大阪方に位置している車両基地で、運転所である為工場施設は有していない(京都支社には吹田工場がある)。
なお、京都総合運転所の名称は1996年に向日町運転所と向日町操車場を統合して誕生した名称であり、地元では現在も向日町操車場と呼ばれている。
国鉄時代は全国各地へ向かう特急列車を多く扱う名門基地であり、現在も北陸特急や山陰特急の一部を扱っている(なお、北陸特急は金沢支社金沢総合車両所と、山陰特急は福知山支社福知山運転所と米子支社後藤総合車両所と分担している)。支所となってからは南紀方面の特急車両も担当している。
野洲と米原に派出所があるが、現在車両は本所にのみ配置されている。
アーバンネットワークの一部車両も所属するが、アーバンの主力である新快速用223系などは神戸支社網干総合車両所が担当している。また、113系などの国鉄車両は広島支社に残る103系置き換えなどの関係で広島転属が行われており、今後も225系の投入によって221系が網干から京都に転属してくれば国鉄車両の広島転属が進む可能性がある。
2012年6月の組織改正に伴い京都総合運転所から吹田総合車両所京都支所に変更されている。合わせて野洲・米原の派出所は網干総合車両所宮原支所(宮原総合運転所から変更)の派出所となっている。
配置されている車両
「吹田総合車両所」を参照の事
備考
- 485系は683系への置き換え完了に伴い順次廃車となった。
- 奈良線は京都支社の管轄だが奈良線で運用される車両は大阪支社奈良電車区の車両である為、京都の221系は奈良線では運用されていない。
- 113系は他所へ貸し出されている編成もあり、それらは宮原総合運転所・後藤総合車両所・岡山電車区・広島運転所へ貸し出されている(なお、後藤からは返却されているが、何故後藤への貸し出しがあったかというと米子~出雲市間の電化区間で使用する為)。
- 新大阪駅始発・終着の特急列車は運用上ここまで一旦回送して折り返す。このため、東海道本線(JR京都線)に遅れなどが発生すると新大阪駅出発が遅れることがある。
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