人力VOCALOIDとは、人物やキャラクターのアカペラ素材を人力で切り貼りし、まるでVOCALOIDのように歌わせる技術のことである。
各人物・キャラクターにおける固有の名称については「人力VOCALOIDの一覧」を参照のこと。
概要
初音ミクに代表されるVOCALOIDは、音階と歌詞を入力することで機械処理で自動的に歌ってくれるツールであるが、それを見て「自分の好きなキャラクターに歌ってもらいたい!」「(歌声ライブラリの)発売が実現するまで待ちきれない!」等の衝動に駆られるときがある。
人力VOCALOIDとは、そんな強い意志を抱いた賢者が、“本来歌うことを想定せずに収録した声”もしくは
“既に完成した歌”などから、歌詞および音階を切り出して、切り張り編集などをして歌わせる技術である。
このジャンルにおいては、ゆっきPが「鏡音リン・レン」発売前に双海亜美・真美のボーカル音源を
Audacityで切り貼り編集した「【人力Vocaloid】鏡音リンが「恋のミクル伝説」を歌ってくれた」で一世を風靡した。
近年、人力VOCALOIDの技術は向上しており、より自然に滑らかに歌わせる作品が増えてきている。
だが、権利申し立てにより削除されてしまっている物も存在する。
※初心者にも作りやすい人力VOCALOIDの支援ツールとして作られた歌唱ツールが存在する。→UTAU
※類義語として「暴歌ロイド」タグが存在する。自然さよりもネタに特化した作品に付けられることが多い。
※人力VOCALOIDは原音に使った素材がどの素材のどこのシーンであるか特定できなくなるまで1音1音に刻まれ、ピッチも変更されていることが多い。そのため権利者削除はされにくいとも思われるが、使っている曲が削除対象になることもある。→例:ドリ音P作【人力VOCALOID】ハートキャッチ☆パラダイス!【真】が2011年9月5日に権利申し立てにより削除されている。
なお、実在する人物の声の音声データベースの(無許可での)配布は違法となる。
関連動画
▼人力Vocaloidのはじまり
▼アイドルマスター系
▼その他
両方いっぺんにタグ検索したいという欲張りさんへ → [検索]
謎の権利削除
他の【歌ってみた】等は削除されていないのに対し、何故か権利削除されてしまった残念な作品群。
関連項目
子記事
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