人造昆虫カブトボーグ V×V単語

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ジンゾウコンチュウカブトボーグビクトリーバイビクトリー
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人造昆虫カブトボーグ V×V(じんぞうこんちゅうカブトボーグ ビクトリーバイビクトリー)とは、2006年2007年制作・放送されたアニメ作品である。

株式会社トミー製の玩具についてはこちらを参照⇒カブトボーグ(玩具)

令和復活した玩具についてはこちらを参照⇒バトル昆虫カブトボーグ

概要

株式会社トミー(現:株式会社タカラトミー)のおもちゃ「カブトボーグ」の販売促進のため企画されたアニメである。

一見、子供番組のように感じられるが、今までのアニメには見られない新なアイデアを多数盛り込み、視聴者を驚かせた。放送当時の知名度は低かったが、その内容の凄まじさから、後にアニマックスで特集を組まれ、ニコニコ動画でも無料配信されると多くのファン(通称:ボーガー)を生み大人気作品となった。

アニメ業界・視聴者を震撼させた内容

以下のポイントが特にアニメ業界、視聴者を驚かせた。

作品の詳細

人造昆虫カブトボーグ
V×V
基本情報
原作 タカラトミー
監督 石踊
脚本 大和屋暁
下山健人
浦沢義雄
千葉克彦
隅沢
製作 カブトボーグ製作委員会
放送期間 2006年10月 - 2007年10月
話数 全52話
漫画・アニメテンプレート

話数は全52話で構成されている(一部では毎回最終回みたいなので全52期と揶揄されている)。

タイトルに「V×V」と銘打ってはあるが前作などは存在せず、カブトボーグのアニメ作品は本作のみである。

作品の舞台は、2010年東京都武蔵野市吉祥寺周辺。そのため、劇中に中央線で一本の「高尾山タカオマウンテン)」などが出てくる。

なお、「作品を放送してもらおうとテレビ東京に持ち込んだところ、「放送できる内容ではない」と拒否され、BSジャパンアニマックスで放送された」という噂があるが、これは間違い。10周年記念イベント「カブトボーグ祭(非認)」にて、製作側は「放送拒否されたという事実はなく、当初から韓国向けに作成した」と説明している(面い噂だったのでそれまで黙っていたらしい)。

番組中、敵のボスと戦うにいたって、次回予告ナレーションだけで倒してしまったことにし、アニメ業界及び視聴者の間に大きな衝撃と反を生んだ。しかもその後、敵のボスは二度と登場しなかった(次回予告ナレーション:「(敵を)壊滅させてやった!」)。

また、要な登場人物が死亡したエピソードでは、多くの視聴者感動を流したのもつかの間、何も説明がないまま次回予告死亡したはずのキャラクターが登場し、次週では本当に何も説明がないまま生き返っていたことが何回かある。

このように、カブトボーグは世界初の次回予告ストーリーを片付けるアニメとして話題になった。

さらには、

など、全く先が読めない展開は多くの視聴者を驚かせた。

また、一応カブトボーグの販売促進アニメのはずなのに、ボーグラーメンの中に入れてお客に出したり、に投げ捨てたり、で煮込んで食べようとしたり、果てには劇中で「カブトボーグの時代は終わった!」という台詞があったりと、販売促進アニメ常識逸脱している。主人公にいたっては、企業安価に大量生産したインスタントボーグを「ゴミの山」と称するなど、番組スポンサーおもちゃを大量生産していることを否定するような発言をしている[1]。中でも、ボーグのせいで人間死亡恐喝具、傷事件、器物破損等で逮捕される様は、視聴者然とさせた。

なお、監督の石踊はこの作品を作るときに作品を『底的に構成している』とっていることから、この作品の演出が意図的であることが分かると同時に、作品の作り込みや完成度の高さが伺える。

こうなってしまった経緯

子ども向けの玩具販促アニメなのに、なぜ上記のように「反」販促をしたり極端なギャグに走ったりしてしまったのか……

それは、このアニメが作られた当時、日本ではもうカブトボーグの玩具展開が終了する直前だったことに由来する。
スポンサーであるタカラトミーは、アニメ制作に対し「(もう日本では玩具展開終わるし)好きにやっていいよ」という旨の失言発言をしてしまったのが事の発端である。
そして、5人の戦犯脚本家本当に好き放題やってしまったので、販促アニメの皮を被った大人向けアニメ製作されたのである。

このアニメは、当時まだ玩具展開がなされていた韓国ターゲットとして製作されたのだが、現地でちゃんとした販促効果があったのかはいささかである(そのなのかは知らないが、このアニメ日韓共同制作アニメとなっている)。

本来の結末

前述の通り好き勝手やっていた本作だが、最終回数話でまさかのスポンサーストップがかかる逆にそれまではかかっていなかったのだからすごいメカビ 2008年冬号exit_nicoichibaという雑誌にシリーズ構成である大和屋暁が本来考えていた結末が掲載されていたので以下に転載する。

注意 この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

- 放送版 大和屋暁
46話 ライバルジョニー(山田一郎)がリュウセイとの闘の末死亡。以降、復活し。 ライバルジョニー(山田一郎)がリュウセイとの闘の末、死亡
49話 勝治、少女を守るため死神バトル。後に死亡。50話で復活 勝治、少女を守るため死神バトル。後に死亡
50話 ケンが「自分は天才になった」と妄想にとらわれるもリュウセイにより立ち直る。 勝治の死にショックを受け、ケン修行へ。実際に天才となり高飛車に振る舞うケンリュウセイが倒し、ケン心するがその直後にに轢かれて死亡
51話 冒頭で勝治、ケン死亡するも中盤で復活。呪われしフィールドでのリュウセイビッグバンの最終対決。二人の衝突で地球爆発 仲間の死にショックを受けたリュウセイだが、ジョニー、勝治、ケン幽霊に励まされ悪の秘密結社連合との最終決戦に挑む。呪われしフィールドでのビッグバンとの突により地球爆発
52話 ジョニー以外、全員復活地球も元通りに。リュウセイが悪の秘密結社にスカウトされるも、これを粉砕する。ビッグバンの若りし頃(茨城エイジ)のエピソードられる。 新番組『ボールバトラーEIJI』第一話エイジ、チャーリー、順一がジャッカル佐々木の正体を暴いたところで、突然『カブトボーグ』の登場人物であるリュウセイたち全員復活して乱入ボールバトラーボーグバトル膚なきまで叩きのめし終了。

見れば分かる通り、要人物のほとんどが死亡した挙げ句地球爆発し、最終話で新番組が始まったかと思えば主人公たちが復活して敵をフルボッコにするという、これまた子ども向けアニメとは思えない超展開が用意されていた。勝治やケンスポンサータカラトミーに命を救われたといってもいいかもしれない。ジョニーの死はストップされなかった模様。

本来ならば49話で本当に死ぬはずだった勝治も、50話で特に何の説明もなく生き返っている。他のアニメであれば視聴者混乱させそうな展開だが、カブトボーグの場合は似たような展開を既に何度かやっていたため、それほど違和感がない違和感がないことが異常なのだが)ある意味カブトボーグだからこそ成立した変と言えよう。

15周年

放送開始から15年の日が経とうとしていた2021年9月25日突如公式Twitterが現れ、放送日に向けたカウントダウンと思わしきツイートを開始。令和になって突然伝説アニメが動きを見せたことに多くのボーガーが驚き、このアカウントが本物なのか偽物なのか、はたまたツイートカウントダウンなのかただ数字を数えているだけなのかが集まった。

そして10月5日、15周年を記念した企画告知された。三方背BOXやブックレットなど特典が満載のBlu-ray BOXが発売されるほか、YouTubeソニー・ピクチャーズ公式チャンネルにて、人気エピソードの期間限定無料配信が行われる。Blu-ray BOXは2022年3月25日発売。リュウセイを演じた知桐京子や、勝治のを担当した三橋加奈子も反応している。

限定特典は以下の通り。

ストーリー

主人公達が『カブトボーグ』を通じて、大切な事を学び大人として成長する物語
主人公達は強くなるために今日も、ライバル達と熱きバトルを繰り返すのであった……

登場人物

リュウセイさん

天野河リュウセイCV知桐京子

は一分一、そしてこの間にも成長している!」
リュウセイさん。本作の主人公。性格は友情を大切にする熱血メンタル的に弱い面を持つが、不屈の精で何度でも立ち上がる。いつも相手の意志を上書きして己のを押し通す。生まれた直後に産婦人科の先生ボーグバトルしたり、総理大臣ボーグバトル叩きのめしたり、地球へ落下してくる軍事衛星をカブトボーグを使って破壊し地球を救ったりと様々な経験を持つ。
使用ボーグトムキャット・レッド・ビートル
必殺技レッドアウトゴールデンマキシマムバーニングなど

カツジ

松岡勝治CV三橋加奈子

「辱めてやろうよ、ケン!」
リュウセイクラスメイト友。頭が良く、物知りで計算も得意。いつも冷静な判断で行動を行う。身体が弱く、作中で幾度となく死を迎えるがその度に生き返っている。リュウセイに続いて精神攻撃を得意とする。第49話ではした少女を助けるために自分の命を引換にして実際に死亡する。……はずだった。
使用ボーグエレクトリカル・スピードワゴン
必殺技デンジラスサンダーアルティメットなど

ケン

龍昇ケンCV渡辺慶 

「気をつけろリュウセイ!相手は大人買いした大人だぞ!」
リュウセイクラスメイト友。実家中華料理店の『昇軒』を営んでおり、料理への拘りは深い。友情を大切にするおおらかで明るい人物。未成年なので酔い潰れたい時はバス乗り物酔いをする。 ボディビル大会の優勝経験者。中華店のくせに本当はフランス料理の方が好き。女装も好き。女運はない。第31話でアマラ王クーデターに巻き込まれ死亡している。当然生き返った。
使用ボーグキーオブ・ザ・グッド・テイスト
必殺技チャイナクックマーベラスチャーハンなど

マンソン

シドニー・マンソンCV亀山助清

いつものリズムだ!リズムを忘れるな!」
初回から登場しているこの作品の準役で重要人物。リュウセイカツジ、ケンマンソンいつもの4人の中で一の大人(一部では彼は大人びた小学生との噂)。いつものリズムを使ったボーグバトル仲間に伝授し、いつもの4人の中で中心的な存在になっている。一流のボーガーでもあり、視聴者から大な人気を誇る。第41話「裏切りの序曲」では「マンソンが裏切るのか!?」と彼のファン視聴者に大きな衝撃を与えた。
使用ボーグハウリング・ロデオ・ドライブ
必殺技グランピアノ・フィーリングフォルテッシモなど

ロイドさんロイド安藤CV前田剛

ナンチューコト!?スッゴイカワイソ」
リュウセイたちの世話を焼いたり、相談に乗ってくれる頼れる大人リュウセイさん達がいつもたむろしている『LOID’S PARTS SHOP(通称:ロイドの店)』の店長ブルックリン出身の外国人で片言の日本語を操り、 視聴者からされている。メガネを外すとが生え、流暢な日本語を話すイケメンに変化する。人をボーグが原因で亡くしてしまった悲しい過去を持つ。本作品のナレーションを担当。
使用ボーグシーザーカエサルエンペラー 
必殺技センチメンタルアウトローブルースなど

さやかちゃん

クラスマドンナさやかちゃん(CV山本ひかる

「私……リュウセイ君のことが……」
リュウセイの事が好きな健気でかわいい女の子リュウセイに抱きつくほど好感を抱いている。なぜか彼女だけソフトフォーカスがかかっている。第1話に登場した際、視聴者に「この女の子がこのアニメヒロインなのか」と思わせてから、(ほぼ)二度と登場しなかった。また、アニメ作品中に彼女に容姿や言動がそっくりな人物が大量に登場することから、ニコニコ動画では、彼女に似た人物は「さやかちゃん一族」と呼ばれている。→「さやかちゃん一族

ビッグバン

ビッグバン / 天野河大CV松山鷹志

息子よ……強くなったな」
悪の組織ビッグバンオーガニゼーション」の総帥。悪の組織なのにやることが子ども嫌がらせだったりとみみっちい。上半身半裸でマントという凄い格好をしている。正体はリュウセイで会う時は親父であり、ビッグバンではない。普段は塾を経営しており、息子とも仲の良い優しい父親である。
使用ボーグダークサイドプレジデント
必殺技ビッグバンファイナルエクスプロージョンなど

リンリン龍昇リンリンCV寺崎裕香鮭延未可

「この、常識知らずのボーグ馬鹿!!!」
ケン。普段は明るく優しい女の子。性格は想いで、周囲からはしっかり者として見られている。父親母親の手伝いを日頃からしている孝行。いつも複数のチャイナ服を着こなしている。中華料理店のだが、本当はスイーツが大好きで、スイーツ料理も得意。その味の美味さは、リュウセイカツジのお付きを貰ったほどである。のちにちゃんと言う可愛いウェイトレスと仲良くなっている。本作品ではしく、「ボーグバトラーは非常識人間」という正論考えを持っている。

ガルフストリーム笹本

ガルストリーム本(CV前田剛

「このガルストリーム本を倒せると思わないことだ!」
悪の組織ビッグバンオーガニゼーション」のナンバー2であり、ビッグバンの側近。39話で行われた最強ボーガー決定戦において、彼を除く全員が己が最強自称する中ただ1人「総帥が最強」と言う程の忠心を持つ。登場キャラクター内での性格最善説が囁かれている。「女性秘書の口から変な言が飛んでくる」という凄い必殺技を使うことができる。仮面の下は作中随一のイケメン
使用ボーグバイリンガル・セクレタリー
必殺技ワンハンドレッドトランスレーションなど

ベネ子

ベネチアン / 里網子(CV宍戸留美

「私……何にもお礼できないけど……いいわよ、キッス……」
天才美少女仮面ボーガー。イタリア貴族の末裔の女の子であり、正体はリュウセイクラスメイトである里網子。パスタオリーブオイルをかけるだけの「素パスタ」が食。そのせいで体からオリーブオイルの匂いがする。貧乏ながらも一生懸命家族の面倒を見ている優しい女の子リュウセイに「キスしてもいいよ」と言い、彼をドギマギさせたこともある。
使用ボーグサンタルチア・ポマドーロ・ルネッサンス
必殺技ベネチアンパスタクラッシュなど

髪を切る前のジョニー

ジョニーCV豊永利行

「密度が違うんだ……そう、生きる密度がな」
リュウセイさんライバル的位置に最も近い人物。住所不定、無職。本名は山田一郎。「敗北の度に名前を変える男」とも呼ばれており、登場する度に自らと使用するボーグ名前が変わっている。子という人がいる。終盤では蝕まれた限界の体で人生の最終決戦に挑む。
使用ボーグ:ウェスタン・パイオニアスピリット(初登場時)
必殺技:ウェスタン・バッファローシューティングなど

マダム・ジェニファーダムジェニファー(CV:井関佳子)

アイツは……危険な男だよ……」
何にでも相談に乗ってくれる優しい女性ピンク髪の毛が特徴。かつてのアメリカ西部のような場所で店を経営している(通称:「マダムジェニファーの店」)。そこには世界中の情報が入ってくるらしく、リュウセイ情報める際はいつも彼女に頼る。ニコニコ動画では、外見が似ていることから、小説ゼロの使い魔」の登場人物の「ルイズ」の名で呼ばれている。彼女が登場すると弾幕が流れる。

ちなみに左の画像はルイズそのもの。実際の彼女はこちら→閲覧注意

視聴者の反応と評価

以下にネット上で見られた反応を抜する。

1083 学名ナナシ :2008年03月21日 18:15 ID:rjbio7b.0

ニコで3話か4話ぐらい見てたときに、市場DVDが売れてたんだよ。
そのときに「誰だDVD買ったのww買ってんじゃねーよwww
みたいなレスをした

全52話どころか、15話ぐらいまで見終わったあたりから、
あれ?これって面いんじゃね?って思いはじめて、
20話突破したあたりで、そのコメントに対して恥ずかしさを感じ始めて
そして今はなぜかDVDが全巻ってるわけだ。

619 : ななしのよっしん2010/12/28(火) 00:44:04 ID: 6KVdOU1Zc8

前から気になってたけど、配信されてるようだから初めてこのアニメ見てみた。

・・・・・・もう腹筋が死ぬとかそういうレベルじゃないw
が引きつって吐血するかと思った・・・・・・。

27 名無し物書き推敲中:2008/01/19(土) 17:11:04

すまん、たかが一ファンであるがどうこう言える立場じゃいと分かっているんだが、これだけは言わせてくれ カブトボーグを見ないのは人生の半分損してると同義だ

何が凄いってな、どんなに世間で凄いって騒がれてるアニメでも何かしらく所はあるだろ?
カブトボーグはもうくとかかないとかそういう次元じゃないんだ
何故だか分からないが、く所がそのままカブトボーグの賞賛するべき所になってしまうんだ
理やりにでもいてやろうと思って書き出した物が、気づけば全て褒め言葉になってる
一話も欠かさず見てきたはずなのに何の説明もメインキャラが一人増えていた時のの気持ち、分かるか・・?
毎回使い捨て色違いヒロイン世界滅亡、ウザイエセ外国人誰も知らない回想シーン化、亀田ミリオン=一万
主人公達は全体的に外道です。バトル精神攻撃で決まります。根拠はいが自信はあります。 子供向けじゃねえよ絶対
あと肝心の玩具内で生産終了ってなんだよそれ ふざけてんのかスポンサー もうここまで好き勝手にやられると凡人である俺達にはなす術がい。気づけば主人公をさん付けで呼んでいる
これこそ後世までり継がれるべき伝説。一度嵌れば後にはただボーグに侵食される日々が待つばかり・・・

2021年4月からJ:COMテレビ再放送された際には、視聴者からJ:COMは正気なのかと疑われた。インタビューexitによると実は編成担当者がボーガーで、担当者もプレゼンで偉い人たちから正気を疑われたという。

2023年5月9日午前0時からは16年ぶりにアニマックスでの全話再放送が敢行されている。尚、1日に2話ずつで、2023年6月13日までの約1ヶ間の月曜日金曜日平日5日間を再び全区でボーグバトルで日を明かす事ができるようになっていた。これが好評だったのか、同年10月4日からは放送時間帯を17時からにめての再々放送も決定。学校帰りのキッズたちにも優しい時間帯となった事でさらなる新米ボーガーの増加が期待される。

韓国での反応

韓国ではKBS第2テレビジョンにて『人造昆虫バグファイター』(인조곤충 버그파이터)という題名で放映された。制作元であるG&GエンターテイメントYoutubeにて全話無料視聴が可

先述の通り、韓国ターゲットとして製作された本作だが、どうやらホビーとしてのカブトボーグは韓国で一定の評価を得られていたらしい。

なぜなら、2019年からカブトボーグそっくりのホビーが登場するアニメ「Bugsbot Ignition(벅스봇 이그니션)」や「Bugsbot G(벅스봇 G)」が放映されているからだ。もちろんアニメに登場するホビーも販売されている。ボーグみたいなやつがツノから炎や流を出し合って攻撃するなど、内容はっ当なバトルものの模様。新たな要素として、ボーグみたいなやつが人を解し人に変形する。

……だが、この「Bugsbot(벅스봇)」というホビーやアニメはどうやらカブトボーグの「続編」ではないようだ。つまり「Bugsbot(벅스봇)」は単にカブトボーグの模倣品なのではないか?という疑いが浮上する。

というのも、この「Bugsbot Ignition(벅스봇 이그니션)」の韓国語版Wikipedia記事exitにはカブトボーグに関する言及は一切いし、逆にカブトボーグの韓国語版Wikipedia記事exitにもBugshot(벅스봇)に関する言及は一切いのだ。

韓国ニコニコ大百科みたいなサイトナムウィキ」の「Bugsbot Ignition(벅스봇 이그니션)」の記事exit→Google翻訳版exit)には、玩具について「カブトボーグのデッドコピー」「カブトボーグの偽物」と言った辛辣な言葉が並んでいる。

韓国語で記された掲示板記事や個人のブログにも、「カブトボーグのデッドコピー」と表現しているものがいくつか見つかる(例1exit例2exit。どちらもGoogle翻訳版へのリンク)。

公式動画(先代)

ニコニコ動画では、公式チャンネルフルアニMAX」でアニメ本編全話が配信されていたが、同チャンネル2012年9月28日20時を以って閉鎖したため、他多数のタイトルと共にカブトボーグ全話も惜しまれつつ削除された。
約2年間に渡りボーガーに憩いの場を与え続けたフルアニMAXおがわ店長感謝のを評してチャージイン!!
(余談ではあるが、配信が開始されたのはカブトボーグ本編と同じ2010年である。)

公式動画(2代目)

2021年8月ドワンゴによって再び公式配信が開始された。新規投稿という形をとっており、フルアニMAXでの配信動画再生数やコメントは引き継がれていない。同年8~9月プレミアム限定動画としても開された。

プレミアム限定動画はこれまでも「DYNAMIC CHORD」や「チャージマン研!」を配信してきた過去があり、カブトボーグの配信は極めて順当だといえる。ニコニコ運営が正気なわけないだろ!

2021年11月からはdアニメストア ニコニコ支店でも配信が開始されている。→ https://www.nicovideo.jp/watch/so39530885exit_nicovideo

主題歌

オープニングテーマBeetle Power!」(2ndマキシシングル
エンディングテーマVICTORY ROAD
作詞作曲MB
歌:Pinky Pigletsピンキーピグレッツ)
歌手本人の参照動画こちらexit_nicovideo

関連動画




関連静画

関連コミュニティ

カブトボーグを作り上げた5人の戦犯脚本家達

関連リンク

関連項目

よく使われる用語

これ以外の用については“カブトボーグ用語集”の記事を参照

シリーズ

総集編動画・MAD動画によく使われる単語・タグ

上級ボーガー

脚注

  1. *ただし、これはインスタントボーグが路上に大量にポイ捨てされていたために出た発言である。

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人造昆虫カブトボーグ V×V

3350 ななしのよっしん
2023/12/22(金) 22:35:33 ID: LyLbEH8EjK
ランダムボックスのようだけど現行のシリーズで出る(実質再販?)みたいで楽しみだわ
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3351 ななしのよっしん
2023/12/23(土) 02:32:16 ID: 82PrFHpKAD
主人公レアのランブーはいくらなんでもダメでしょ
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3352 ななしのよっしん
2023/12/23(土) 18:42:34 ID: LyLbEH8EjK
大人買いした大人になれるじゃないか
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3353 ななしのよっしん
2023/12/28(木) 23:03:17 ID: Hzzsh0Z7x7
バトル昆虫トムキャット・レッド・ビートルを引き当てた喜びのあまり素振りをしながら書き込んでいる
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3354 ななしのよっしん
2024/01/03(水) 21:42:39 ID: HLmQ6MM/Cx
もっとミニ四駆のようにガッツリとカスタム出来るくらい
性があるならいいのにな
バイクでいうとこのモンキーポジション狙いましょうよ
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3355 たぬ☆かな
2024/01/16(火) 23:37:06 ID: kz8AznAqwr
読み返してみて新だと思ったのは、十中八九対戦相手が年上の大人ばかりで、主人公達と同年代か少し年上の子供が相手なのはレアケースだった事。ボーグ年齢不詳なキャラ多いけどw
 こういったホビーアニメって大体主人公と同年代か少し年上が相手なのがほとんどで、たまに年の離れた大人が相手になる位
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3356 たぬ☆かな
2024/01/16(火) 23:40:45 ID: kz8AznAqwr
後は学校内とか他校とかでボーグバトルする話がほとんどいのも以外だった。
 食戟のソーマみたいに対戦相手が校内に限られると、話のレパートリーが狭い&少なくなってつまらなくなる傾向が強い
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3357 ななしのよっしん
2024/01/19(金) 22:03:29 ID: EJ0WwNX8pD
久々に14話見たけどストーリー知ってても滅かった。
あそこまで非常識な展開だと、知識として知っててもがまともに処理できず、初見に近い反応しちゃうんだろうな。
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3358 ななしのよっしん
2024/02/18(日) 16:39:52 ID: xtIlR9U4Vb
カブトボーグはどうしてもギャグばかり話題になるけど
バトルBGMがほんとどれもかっこいいんだ…

31話のバカンスバージョンが動いて後ろに騎士出現しそこから全員を切りせるシーン
カメラぐるっと動いて疾走するのがたまらん
35話のケンBGMに切り替わって必殺技出すシーンとか
43話のワンコインボーグゴミの山じゃないかの一連の啖呵をきる演技
ボロボロになりながらもって巨大なボーグを持ち上げようとして巨大ボーグの隙間からがあふれる演出
最後投げ飛ばし成功して中で崩壊していく流れ

このあたりのバトル演出めっちゃ好き
騎士とかもだけどBGM声優さんの必殺技のぶつかりあいが凄い良いアニメだと思うんだこれ
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3359 ななしのよっしん
2024/03/30(土) 20:33:46 ID: Hzzsh0Z7x7
リュウセイカツジ、ケンそしてマンソン+ロイドさんとバトル用のBGMも総じてクオリティ高いな
キャラクターの個性が音楽に反映されてて尚且つ盛り上がれるカッコよさに仕上がっている
ジョニーラストバトル名勝負になったのもBGMパワーが一役買っていると思う
俺はどっちでもいいけど
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