仁科カヅキとは、アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の登場人物である。
CV:増田俊樹
なお、監督を務める菱田正和のオリジナル作品での基本的な方針に、男性のメインキャラクターは下の名前をカタカナ、女性のメインキャラクターは下の名前をひらがなにして表記する、というものがあり、『プリティーリズム・レインボーライブ』初報時にはまだ漢字表記で仁科一月とあてられていた。
また、結構な頻度で仁科カズキと間違えて書かれ、公式のプレスやインタビュー記事でも間違われることもあるが、前述の通り漢字表記は一月なので要注意である。
概要
「ストリートのカリスマ」の異名をとる男子プリズムスター。高校1年生。
高架下を拠点に、大会には目もくれずに自由にプリズムショーを楽しむストリート系プリズムスター達の中心人物。
小柄な体格ながら、それを感じさせないダイナミックで情熱的なプリズムショーが持ち味。
真面目で優しい熱血漢で非常に面倒見がよく、周囲からの人望も厚い。
神浜コウジとは幼馴染で、福原あんと森園わかなにとっては憧れの先輩。
速水ヒロとは当初はコウジの歌の為ならば手段を択ばない態度に不快感を見せていたが、やがてヒロの徹底したプロ意識やプリズムスターとしての実力を知り、お互いに認め合う親友同士となる。
「元祖ストリートのカリスマ」黒川冷に憧れており、髪も彼へのリスペクトとして脱色している。
中学卒業後に1度はエーデルローズの門を叩いたが、その際に面接を行った法月仁の慇懃無礼な態度に幻滅し、以後はストリートでの活動に専念するようになる。しかしその態度をヒロからは「実力があるのにもかかわらず評価されることから逃げている」と非難されている。
実家は看板屋で、カヅキも家の手伝いとして看板を制作するシーンが何度かある他、あん達がプリズムショーの大会に出る際には毎回横断幕を作って応援に駆け付けている。自身とあまり付き合いのない蓮城寺べるや小鳥遊おとはの分も忘れないデキる男である。
最終話では改めて華京院学園及びエーデルローズに編入し、コウジ、ヒロと共にプリズムショーユニット「Over The Rainbow」を結成してデビューしている。
プリティーリズムシリーズの年長の男性キャラの多くは人格か性癖に問題のある残念なイケメンであることが多いのだが、カヅキの場合は前述の通りの人格者であり作品の内外、男女を問わず人気のあるキャラクターである。
唯一の問題を挙げるとするならば、それは氷室聖並かそれ以上の朴念仁っぷり。福原あん、森園わかなの両名から好意を寄せられているのだが、当人には全く自覚がなく、最終話で同時に告白された際には予想外の展開にショックを受け気を失っている。
主なプリズムジャンプ
- バーニングスプラッシュ
- ブレイキングファイヤーストームバーニング
- バーニングソードブレイカー
- バーニングラブハート
- ウインドミルレビテーション
- フリーダムスプラッシュ
- 天に轟け!覇王翔龍剣
- プリズムショーファン解放宣言!
- ヘッドバンキングハートバーニング
- ナイトフラワーフィーバー
- トペ・バーニングアサルト
- バーニングチョコフォンデュ
- バーニングスパイラル
- バーニングHOTシャワー
- 覚醒バーニングマイソウル
- 熱く燃やせ!俺のファイヤーボール
- 灼熱ウェーブ RED ZONE
- BURNING HOT LIMIT KISS
- マ・ナ・ザ・シ
- ブレイキングファイヤーストーム
- メガバーニングブレイドSAMURAI
- でかい未来 MADE IN DREAM!
- プリズムスタァ英雄伝!勇者たちのスタジアム
- 不滅のバーニングマン
- バーニングスピンXX
- うねるぜバーニングヴァイパー1080
- 陽炎バーニングイリュージョン
- 俺とお前 沸騰グラインドマインド
特にバーニングソードブレイカーは出る番組を間違えたようなド派手な演出により、本編終了後の展開やプリパラでも度々ネタにされている。
KING OF PRISMでのプロフィール
名前 | 仁科カヅキ |
---|---|
学年 | 高校3年生→大学1年生 |
誕生日 | 5月5日 |
星座 | 牡牛座 |
血液型 | A |
身長 | 162cm |
出身地 | 東京都杉並区善福寺 |
利き手 | 右利き |
属性 | バーニング系 |
座右の銘 | FREEDOM! |
CV | 増田俊樹 |
舞台版演者 | 大見拓土 |
KING OF PRISMでの概要
5月5日生まれ。A型。右利き。
ストリートのカリスマ。
黒川冷に憧れてプリズムスタァになった。
後輩の面倒見がよく、
いつでも真っ直ぐで熱い心の持ち主。
ストリートのカリスマ。黒川冷に憧れてプリズムスタァになった。後輩の面倒見がよく、いつでも真っ直ぐで熱い心の持ち主。男子からも絶大な人気を誇る。
プリズムキングカップを経て現『ストリートのカリスマ』となった。
速水ヒロや神浜コウジと「Over The Rainbow」を結成して以来、二人のペースに巻き込まれつつも楽しい日々を過ごしていったカヅキ。しかしエーデルローズは法月仁の復活によって窮地に陥る。
いつもの高架下で、香賀美タイガから最近のチャラチャラしたカヅキの姿を侮蔑されているさなか、シュワルツローズの大和アレクサンダーの襲撃を受ける。結果は引き分けに持ち込んだものの、それは自爆技を用いたことで何とかアレクサンダーのプリズムジャンプを防ぎきったためであった。そこで自分を鍛えなおす必要を感じたカヅキは、「Over The Rainbow」を抜け黒川冷にその指導を依頼しようとし…?
余談
- 『プリティーリズム・レインボーライブ』では家族の姿が明らかになっていない数少ないキャラクターだが、「オトメディア」2016年4月号での監督のインタビューによると、両親はスペインの洞窟で遺跡の復旧作業をしており、今は一人暮らしとのこと
- 本編終了後も実はあんとわかなのどちらを選ぶかについての去就はいまだにはっきりしておらず後日談では二人からはやきもきされている他、そういう経緯もあって関連作のジャンプで相手役に選ばれるのは劇場版プリパラではわかな、KING OF PRISM by PrettyRhythmではあん、KING OF PRISM -PRIDE the HERO-ではわかな、KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-ではあん、と制作側によって意図的に交代制にされている
- 本編終了後はエーデルローズに在籍したこともあって華京院学園に属するが、文化祭でのミス華京院コンテストにOver The Rainbowが女装して飛び入りした際、ノリノリ法月だった速水ヒロ、神浜コウジに比べるとかなり照れが入っていた彼が逆に優勝することとなった
- 上述の通り作品内でも男女問わず好かれる人物ではあるが、プリズムツアーズでは作品の枠を超えてプリパラのレオナ・ウェストからも何らかの感情の混ざった関心を持たれていた
関連動画
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関連項目
- プリティーリズム・レインボーライブ
- KING OF PRISM by PrettyRhythm
- お前たち、すっげぇフリーダムだったぞ!
- 神浜コウジ
- 速水ヒロ
- 香賀美タイガ
- 大和アレクサンダー
- 青葉ユヅル(名前のヅをズと間違えられがちなシリーズの仲間)
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