今宵もサルーテ! とは、ブラウザゲー「艦隊これくしょん-艦これ-」のコミカライズ作品。タイトルの正式な表記は「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 今宵もサルーテ!」。
作者は漫画:森永ミキ、原作:「艦これ」運営鎮守府、協力:C2機関。
コンプティーク2018年12月号から連載開始。2021年3月号をもって完結。単行本は全4巻。
またComicWalkerとニコニコ静画にて第1話と最新話を無料で配信中(最新→最終話は2021年4月10日まで)
概要
皆の憩いの場となるバーを求めて――洋酒+艦娘のマリアージュをご賞味あれ♪
ガンビア・ベイ、コマンダン・テスト、タシュケントの3人は、かつて鎮守府にあったという「伝説のバー」の 存在を知る。そこで自分たちでもバーを始めようと思うのだが、前途多難で……!?
舞台はとある鎮守府。上記の三人の艦娘たちが鎮守府地下にあるバーでバーテンダーをしつつ、酒の知識と共に人間性(艦娘性?)を成長させていくお話(ガンビア・ベイの成長が主)。
戦闘シーンもごく一部あるが、鎮守府内における艦娘たちの生活描写がほとんど。バーがメインの場面が多いので酒の話が多いが、酒に合う料理やカクテルはもちろん、ベースの酒類も実際に存在する銘柄が日本における販売代理店協力の下、瓶の図柄もそのままの形で登場する。
2019年7月に単行本第一巻が発売。各話(「○杯目」と表現)の最後に登場した酒類の紹介文が追加されており、生産地の情報や販売代理店担当者のコメントも載っている。
主な登場艦娘
- ガンビア・ベイ
カサブランカ級護衛空母19番艦。本作の主人公。原作ゲーム同様弱気な性格で、特に史実において自分を沈めた栗田艦隊に所属していた面々とは、言葉を交わすどころか姿を見かけた瞬間逃げ出してしまうほど怯えている。
ある日の出撃前に鎮守府内でいつものように道に迷って栗田艦隊から逃げ回っていたところ地下にあるバーを発見。以前から自分の性格をなんとかしたいと思っていたのに加え、タシュケントからの後押しもあり、艦娘たちとコミュニケーションをとるべくバーテンダーを始める事を決意する。ただし、酒の知識はほとんど無い。
- コマンダン・テスト
フランスの水上機母艦。旗艦として出撃する予定だったがガンビア・ベイが見つからず、タシュケントと共に探していた所ガンビア・ベイとバーを発見。出撃は翌日に回してもらい、その出撃中に二人(&ポーラ)と見つけたバーについて話している内に「お友達も増えて楽しそう」ということでバーテンダーに参加。
三人の中では一番年長者っぽく(編集者の主観です)、間宮が関心するほど料理の腕も抜群。手先も器用で三人分のバーテンダー衣装も(瑞穂と夜なべして)作るほど、なのだがおっちょこちょいな一面も。
フランス出身のためかワインの知識は豊富だが、それ以外の酒に関してはからっきしな模様。
- タシュケント
ソ連の嚮導駆逐艦(漢字が難しい。byコマちゃん)。三人でバーテンダーをする事を最初に提案した。三人の中では一番のしっかり者でまとめ役。だがその性格ゆえ少々大雑把なところのあるコマンダン・テストと対立する場面も。
酒の知識も三人の中では一番だが、カクテルについてはジントニックを知っていたぐらいであまり詳しくない。またソ連(ロシア)出身だからか酒の強さも一番。
- アーク・ロイヤル
アークロイヤル級航空母艦1番艦。以前バーの運営に関わっていたようだが、当初はなぜかそれを隠そうとしていた。
バーの再開を聞いて協力しようかとバーを訪れるが、三人がバーを運営するための知識をほとんど持っていないことを指摘し、その場を去る。だが陰ながら三人の様子を見守っており、後に三人が知識を付けてアーク・ロイヤルをバーに招待した後は彼女らの努力を認め、協力を約束する。
ちなみに、原作ゲーム同様要所要所でおっぱいのついたイケメンできる女っぷりを発揮しているのだが、少々抜けたところもある様子。だがそれがいい。
- 羽黒
妙高型重巡洋艦4番艦。鎮守府の秘書艦を務めている。
かつては原作ゲーム同様引っ込み思案な性格だったようだが、周囲の協力もあって登場時点ですでに明るい性格になっている。同じく弱気な性格だが自分からそれを変えようと努力するガンビア・ベイを見て、陰ながら応援している。
元栗田艦隊所属だったのでガンビア・ベイは当初まともに会話もできなかったが、前述の経緯を羽黒からサラトガのお面を被らせた状態で聞いたり、一緒にお酒を飲むなどして大分打ち解けてきている。
関連静画
関連項目
- 艦隊これくしょん〜艦これ〜
- 艦これの関連項目一覧
- 艦これの関連商品一覧(書籍)
- ガンビア・ベイ(艦これ)
- コマンダン・テスト(艦これ)
- タシュケント(艦これ)
- アーク・ロイヤル(艦これ)
- 羽黒(艦これ)
関連リンク
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