本作は、2021年11月20日から連載中の「Twitter漫画版」と、2022年3月30日から連載開始した「カドコミ版」の2種類が並行して存在している。本稿では両作品について取り扱う。
概要
カドコミ版
![]() 令和のダラさん |
|
|---|---|
| 漫画(カドコミ版) | |
| 作者 | ともつか治臣 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 掲載 | カドコミ |
| 掲載期間 | 2022年3月30日 - 連載中 |
| 巻数 | 既刊8巻(2026年6月時点) |
| 漫画・アニメテンプレート | |
姦姦蛇螺をモチーフとした怪異「屋跨斑」と、それに遭遇した「三十木谷姉弟」との出来事を描いたホラーギャグ漫画。
本来ホラー漫画であれば人間を恐怖に陥れるはずの屋跨斑だが、相対する三十木谷姉弟のあまりの"逸般人"っぷりに、屋跨斑が常識人ポジションに回らざるを得なくなるのが、ギャグ漫画となってしまった本作の骨子である。
もともとはTwitter漫画版(後述)として連載している作品だが、2022年3月30日よりカドコミにて、正式バージョンという扱いで加筆・修正されたものが改めて連載されている。
2022年、ニコニコ漫画とダ・ヴィンチが共催する漫画賞「次にくるマンガ大賞」の2022年版にて、Webマンガ部門に本作がノミネート。結果として14位を受賞した。
同年12月27日、ニコニコ漫画の年間ランキングベスト100にて、公式マンガ部門9位を受賞した[1]。
2023年2月24日、YouTubeのKADOKAWAanimeチャンネルにて、本作の15秒CM、並びにボイスコミックが配信された[2]。
2026年7月よりTVアニメが放送開始。キャストはボイスコミック版から一新され、ボイスコミック版ではダラさん役のファイルーズあいがナレーションを兼任していたが、TVアニメ版ではてらそままさきがナレーションを務める。
Twitter漫画版
2021年11月20日からTwitter上で連載しているバージョン。
前述のカドコミ版が1話から再スタートして以降は、両作品ともに並行して連載が続けられている。登場人物や設定などは一部を除いてカドコミ版と共通。
両作品の違い
Twitter漫画版では、怪異が明示的に「姦姦蛇螺」であると描写されているが、カドコミ版では版権的な都合上その名前を使用せず、「屋跨斑」と改名されている。そのため、自身の名を名乗る第1話をメインに、愛称が「ダラさん」に至るまでのストーリーなどが細かく異なる。
主な登場人物
屋跨斑
CV:ファイルーズあい(ボイスコミック版) / 田村睦心(TVアニメ版)
他の呼び名としては「オマタギサマ」「マダラサマ」「マダラゴゼン」など数多が存在する。上半身は3対6本の腕を持った人間の巫女、下半身は家屋を跨ぐほど長大な斑模様の蛇体、という異様の怪異。呼び名はいずれもその外観から付けられたもの。
もともとは、古くに存在した「谷跨斑」という蛇の山神と、それを退治しに訪れた人間の巫女、という別々の存在だったが、とある出来事により巫女は怨霊と化し、山神と融合することで半人半蛇の怪異となった。ただし、蛇の部分は半霊半実体のようなものであり、自身が望まぬ限り霊能者でなければ触れることはできない。蛇の部分は消すこともでき、その場合は大腿の切断面が露わになる。山神と巫女は互いに主導権を奪い合ったが、最終的に巫女側が主人格に落ち着いた。その後は幾分か人としての冷静さを取り戻しており、祭られた祠のある山から現代社会を観察している。とある豪雨の晩に土砂崩れで祠が壊れ、それが契機となって三十木谷姉弟と出会う。
怪異であるにも関わらず、本作における常識人ポジションの筆頭格。姿を見てもなおマイペースさを全く崩さない三十木谷姉弟に、終始ツッコミに回らされている。文明の利器には明るく、スマホも普通に使いこなす。
三十木谷日向
CV:豊崎愛生(ボイスコミック版) / 津田美波(TVアニメ版)
短いボサボサの癖っ毛と凛々しい顔立ちが特徴。服装は動きやすいラフなパンツスタイルが多い。
三十木谷姉弟の長男…もとい長女であり、姉の方。セーラー服姿でもなお醸し出されるイケメン具合は、さぞかし女子にモテるのではないかと思わせる。
本作における"逸般人"その1。屋跨斑を恐れる気配すら見せず、気の置けないご近所さんと世間話でもするかのようなノリで接する。大雑把でぐうたらな性格の持ち主。霊感が強く、蛇半身にマジックで落書きしたり、姿を消している屋跨斑の姿をも見つけることができる模様。
三十木谷薫
CV:寿美菜子(ボイスコミック版) / 寺澤百花(TVアニメ版)
全体的に色素の薄い体色・体毛をしており、プラチナブロンドの長い髪にそばかすがトレードマーク。服装はワンピース系が多い。
三十木谷姉弟の長女…もとい長男であり、弟の方。小学生にして男の娘。「病魔に大切な存在だと気付かれぬように女装をしている?」…などと屋跨斑は考えているようだが、実際のところは…?
本作における"逸般人"その2。姉同様に屋跨斑を全く恐れず、むしろ一糸まとわぬその裸体に欲情したりノートにスケッチしたりと、かなりの変態度合いを見せる。
姉と比べると霊感は低いが、それでも姿を消しているダラさんを黒い靄として認識できるくらいにはある。
三十木谷兵吾
薫と日向の祖父。三十木谷家は古くから祠のある山の守人を務めており、口伝で屋跨斑がいかに恐ろしい存在か聞かされているため、孫たちには山に近付かないよう常々言い含めている。土砂崩れで祠が壊れた際には、屋跨斑の存在を近くに感じ取り、自身に何の祟りが来てないことも含め怯えていた。
本作における常識人ポジションのひとり。屋跨斑を畏怖する"ホラーであれば"正当な役回りだが、作品のムードが全体的にギャグであるため、そのリアクションがシリアスな笑いに終始しているキャラクター。
三十木谷千夜
薫と日向の母。高校生のころより兵吾に変わって禁則地や祠の管理を務めている。顔は日向に似ているが、身体は非常に豊満である。
かつては霊感が強く、それが故に妖怪に狙われたことがあるが、その際にダラさんに助けられ、以降はダラさんの熱烈な信奉者となっている。
現在は霊感が弱く、かつての能力は日向を生んだ際に受け継がれたようだ。一方で霊力は健在で、鼻血を噴きながらも触れたら即死しかねない呪物を鎮める程の力を持っている。
三十木谷ウィリアム
薫と日向の父。オーストラリア出身の金髪碧眼でガタイの良い白人であるが、現在は日本に帰化しており、若干の訛りはあるものの日本語は流暢である。職業は眼科医。
霊感は弱く、ダラさんのことも認知していないようであるが、禁則地の管理等には理解がある模様。
初瀬川周
日向のクラスに転入してきた、この作品では珍しい正統派美少女。
日向と同学年の割には体が大人びているが、これは谷跨斑(おろち)の分霊が取り付いた際その衝撃に耐えきれず昏睡状態に陥ってしまい、おろちの力に耐えられるよう無理やり成長させられた影響によるもの。生後5555日=15歳相当になった見た目は大人びているが中身は年相応であり、私生活は風呂上がりに濡れたまま裸で動き回る等、ややズボラな面が見られる。
谷跨斑につけ狙われる程の類稀なる霊力を持っているが、霊感も霊能を行使する才もなく、「MPは非常に高いがそれを行使する手段がない」と例えられる。
幼稚園の頃に日向に7回助けられたことがあるらしく、日向に対して重めの好意を寄せている。
谷跨斑 / おろち
かつて大昔に二つの山を縄張りにし、麓の集落に生贄を要求していた斑模様を持つ大蛇の山神。
ダラさんの生前の姿である巫女とその姉により討伐され、頭と胴を別々に封印されていたが、胴は妹巫女と融合し屋跨斑(ダラさん)となり、残った頭の封印の隙間から徐々に放出した分霊を初瀬川周に憑依させている。
力を蓄えるべく周囲の人間から霊力を吸い、復活を企んでいるが、ダラさんの影響によりなかなか上手くいかず苦労している。
憑依を行う前は分体の転生を何度か試みていたがイシガメや虫や木といったものにばかり転生するという不運があり、周に御執心なのと周が暴走がちなのと様々なトラブルに巻き込まれることからツッコミ・苦労人・守護霊などを強いられるどうにも憎めない存在。
テレビアニメ
制作は旭プロダクション。監督は「魔法少女にあこがれて」や「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」などの鈴木理人。シリーズ構成は「俺だけレベルアップな件」や「杖と剣のウィストリア」などの木村暢と、「ゲーセン少女と異文化交流」や「妖怪アパートの幽雅な日常」などの山田靖智。
スタッフ
- 原作:ともつか治臣(「令和のダラさん」/KADOKAWA刊)
- 監督:鈴木理人
- シリーズ構成:木村暢、山田靖智
- キャラクターデザイン:菊田幸一
- 衣装デザイン:竹本佳子、牛ノ濱由惟、山﨑理璃花
- 怪異デザイン:度会竜司
- プロップデザイン:池上理恵
- 色彩設計:吉田隼人
- 美術設定:友野加世子、乗末美穂、大久保修一
- 美術監督:丸山由紀子、竹越輝子
- 美術:アトリエムサ
- 音楽:石塚玲依
- 音楽制作:ランティス
- 撮影監督:何文馨
- 撮影:旭プロダクション
- 編集:石井亜美
- アニメーション制作:旭プロダクション
主題歌
- オープニングテーマ「ダラダラ♡ダンシング」
- 歌:ダラさん、三十木谷日向、三十木谷薫、ナレーション
- 作詞:松藤量平(sixth floor) / 作曲:志記(sixth floor) / 編曲:野口 亮、福森優光(sixth floor)
- エンディングテーマ「ひなたぼっこ」
- 歌:REIRIE
- 作詞:辻村有記 / 作編曲:辻村有記、MEG(MEGMETAL)
放送・配信情報
| 放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| AT-X | 2026年7月2日 | 木曜日 | 21:30〜 | 令和の時代に大丈夫なの!?Ver. リピート放送有り |
| TOKYO MX | 2026年7月2日 | 木曜日 | 22:30〜 | |
| BS日テレ | 2026年7月2日 | 木曜日 | 23:00〜 | |
| 関西テレビ(カンテレ) | 2026年7月3日 | 金曜日 | 1:45〜 |
| 配信サイト | 初回配信日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMA | 2026年7月2日 | 木曜日 | 22:00〜 | 最速先行配信 |
| dアニメストア | 2026年7月2日 | 木曜日 | 22:00〜 | 最速先行配信 |
| 2026年7月7日(火)22:00以降順次配信 | |||
|---|---|---|---|
| AnimeFesta | DMM TV | FOD | HAPPY!動画 |
| Hulu | J:COM STREAM | Lemino | milplus見放題パックプライム |
| Prime Video | TELASA | TVer | U-NEXT |
| アニメ放題 | カンテレドーガ | ニコニコ | バンダイチャンネル |
| ムービーフルPlus | |||
| ※他配信サービスでも順次配信予定 | |||
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | ニコニコ | dアニメ |
|---|---|---|---|
| 第一怪 | 「忌み地の屋跨斑」 | ||
| 第二怪 | 「初めての学校訪問」 | ||
| 第三怪 | 「禁足地の掟」 | ||
| 第四怪 | 「復活の谷跨斑」 | ||
| 第五怪 | 「山守の系譜」 | ||
| 第六怪 | 「幻影の水神様」 | ||
| 第七怪 | 「在りし日の紙芝居」 |
ニコニコ漫画
カドコミ版
Twitter漫画版
関連静画
関連チャンネル
関連リンク
関連項目
脚注
- *ニコニコ漫画 年間ランキング2022 発表!公式・ユーザーの部門別ベスト100を公開! | ニコニコニュース

- *「令和のダラさん」ボイスコミックにファイルーズあい、豊崎愛生、寿美菜子 | ニコニコニュース

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