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項目の分割 そのときふしぎな事が起こったため、RXに関する記述は分離・独立しました。
RXに関する内容は[仮面ライダーBLACK RX]の記事をご覧ください。

仮面ライダーBlack 南光太郎「変身ッ!」

おのれ、ゴルゴムめ! ゆ゛る゛さ゛ん゛!!

仮面ライダーBLACK』とは、ゴルゴムの仕業である。画版の表記は『仮面ライダーBlack』。

概要

1987年昭和62年10月4日1988年昭和63年10月9日まで、東映毎日放送製作TBS系列放送の特撮番組のタイトル及び、登場するヒーローの名称。

変身前の南光太郎を演じるのは、約8100人のオーディション優勝100万円)を勝ち抜いた倉田てつを

作品に対する評価が高く、高視聴率を記録したので、翌年の1988年昭和63年)に同一主人公で続編『仮面ライダーBLACK RX』が製作されることになった(詳細はRXの記事を参照)。

チートライダーと呼ばれる所以である「不思議な事が起こった」及びBLACKRXてつをに関するネタガイドラインキングストーンを参照。

ニコニコでの配信

2012年ニコニコ動画の「東映特撮ニコニコおふぃしゃる」にて5月6日から公式配信が開始された。毎週日曜日午前10時から一話ずつ配信が開始され、配信開始から一週間無料。それ以降は有料配信となる。
2013年4月14日最終話となる第51話が配信された。なおBLACK完結&RX開始記念特別番組「仮面ライダー1号RX集合」は、本作の第52話としてカウントされる場合もある。公式配信でも第52話扱いで、特別配信(無料視聴期間はし)及び公式生放送が行われた。

2015年11月14日12月6日にかけて、ニコニコ生放送全話無料上映会(※一部はプレミアム会員のみ視聴可が実施された。
12月29日に全話一挙放送(※一部はプレミアム会員のみ視聴可が行われたのはゴルゴムの仕業である。

リブート版『仮面ライダーBLACK SUN』について

詳細は『仮面ライダーBLACK SUN』の記事参照。

2021年4月3日仮面ライダー生誕50周年を記念して、今作のリブート作品制作が発表されたexitタイトルは『仮面ライダーBLACK SUN』となり、2022年10月28日配信開始。監督は『孤の血』などで知られる白石和彌が務める。

BLACKについて

ステータス
身長 198.7cm
体重 87kg
ジャンプ 30m
水中活動時間 10分
その他 マルチアイ装備
必殺技

バッタモチーフとした改造人間で、暗黒結社ゴルゴムの次期支配者=創世王の補となりうる存在(世紀王)の1人に位置づけられる。

その名のとおりを基調としたボディを持っているが、その色調とは反対に太陽を持つ仮面ライダー
基調のボディーカラーに付いては、太陽線を最も効率的に吸収する色がであり、それを反映しているとも解釈可である。

仮面ライダーV3』で試行錯誤され、『仮面ライダーX』以降の歴代ライダーにおいて顕著となった「特定分野に秀でたや武装」はど持っていない。ベルトからエネルギーを放射する「キングストーンフラッシュ」やパワーを溜めて通常以上のを出す「バイタルチャージ」程度で、怪人とは肉弾戦で戦い、ライダーキックでとどめをさすなど、初代仮面ライダーに近い・作である。初代の1号2号においてすら、物語の進展に添ってライダーキックに留まらない多必殺技が繰り出されていたが、BLACKにおいてはほぼ全ての怪人底してライダーパンチキックで葬り去っている。

これは本作が仮面ライダー0号をすという、原点回帰の方向性で作られた為である。そのため、仮面ライダーZX以前の歴代ライダーとの接点もリセットされ、BLACKの時点では歴代ライダーは一切登場しない。

武装はいが意思と生命を備えたオフロードバイクバトルホッパー」と「スパークリングアタック」という体当たり攻撃を誇るオンロードマシンロードセクター」と共に戦う。

正式名称は「世紀王ブラックサン」なのだが、南光太郎自身が「仮面ライダーBLACK」と名乗り、その存在と呼び名が世間にも浸透したことで、 以後はゴルゴムからもそう呼ばれることになる。 ゴルゴムが呼び方を変えたのは、決して「ブラックサン」が「BLACKさん」と丁寧に呼びかけているように聞こえるからではない……はず。

変身!」の掛けと共に一定のポーズをとることでベルトが出現、一バッタ怪人の姿をとった後でい強化皮膚「リプラスフォーム」に包まれ、仮面ライダーの姿に変わる特徴を有している。高い格闘を持っており、接近戦ではまず敵はいない。中・遠距離や敵の特殊に対しても「キングストーンフラッシュ」で対応可で、まさに「遠近両用ライダー」である。

映画仮面ライダー世界駆ける』では、ゴルゴムクライシスの時間操作によって、RX時代の南光太郎が仮面ライダーBLACKへと退化するが、未来からRXロボライダーバイオライダーが駆けつけ、逆にクライシス再生怪人軍団返り討ちにする活躍を見せた。その際、BLACKも(再生怪人とはいえ)クライシス怪人と互の戦いを演じている。 

どんな細なことであっても、自らへの障害とあらば全てゴルゴムの仕業と判断するおっかないヒーロー。実際、その単純明快さが人気の理由なのだが、今では、に今作を見て育った世代からネタにされることが多い。ただし南光太郎自身は平和する好青年であり(彼の容赦のなさは敵に対してのみ。(敵とみなされたら許されず逃れられず全滅させられるが)、改造人間としての苦悩や兄弟同様に育った世紀王シャドームーンとの戦いにするドラマ物語を大きく盛り上げた。

2009年に放送された『仮面ライダーディケイド』では、「BLACK RX世界」に酷似したパラレルワールドBLACK世界」の仮面ライダーとして登場。サイ怪人ライダーパンチで撃破する活躍を見せた他、RXとの共闘というしい場面を見せた。この「BLACK世界」にRXの登場人物である霞のジョーがいるらしいが、中の人の事情でついに姿を見せなかった。

搭乗マシン

バトルホッパー
光太郎ゴルゴムから脱出する際に奪取した「モトクリスタル」と呼ばれる結晶体を動とする自を持つバイク生命体。トノサマバッタモチーフとしたオフロードバイク最高速500km/h。 バイクに多くのファンを泣かせた罪なヤツ。
ロードセクター
ゴルゴムの援助を受けた大門洋一博士により開発された文明破壊用マシン息子の明が秘匿していたが、光太郎が明を助けたのがきっかけで借り受けることになる。 最高速度960km/h。オンロードバイクであるため、悪路走破性は低い。なお続編のRXでは、すでに返却されているらしい。

登場人物

南光太郎
改造時は19歳。東大学文学部2年生でサッカー部所属。信とは兄弟のように育ってきたが、ある日、ゴルゴムの手により信と共に誘拐され、世紀王になるための改造手術を施される。総一郎による妨で手術が中断されたことによりその隙に乗じて逃げるが、その際に信を置いてきたことを後悔しており、信を助けるため孤独な戦いを挑んでいく。
→「南光太郎」を参照
秋月
改造時は19歳。光太郎と同じく東大学文学部2年生でサッカー部所属。光太郎とは兄弟のように育ってきたが、ある日、ゴルゴムの手により光太郎と共に誘拐され、世紀王になるための改造手術を施される。・総一郎による妨で手術は中断されるも、その時のダメージがもとで、三官によりバッタ怪人のまま眠りにつかされる。
→「シャドームーン」を参照
秋月杏子あきづき きょうこ
光太郎とも幼馴染である。
紀田
光太郎・信と同じく東大学文学部2年生で、信彼女漫画版においては・・・
大神官 ダロムバラオム・ビシュム
創世王に仕える三人の官。光太郎と信を、世紀王にするための改造手術を施す。
→「暗黒結社ゴルゴム」を参照
剣聖ビルゲニア
ゴルゴムの大怪人日食の日に生まれ高いを持つが、生まれたのが創世王を選出する時期ではなかったために世紀王になれなかった。
→「剣聖ビルゲニア」を参照

その他

ディケイド登場時のBLACK

そもそもディケイドに登場するBLACKは、BLACK本編BLACKとは相違点が多いため、この作品に登場する他の平成ライダー同様にリ・イマジネーションと呼ばれるまがい物別の存在である(TVシリーズとはパラレルワールドの関係であり、なおかつBLACKRXは別人設定)。

しかし、同姓同名の同じ容姿・同じの別人が変身してもチートRXはやはりチートRXであり、元になったBLACKも強かった。

バトルホッパー「解せぬ」

倉田てつをいわく、実はバトルホッパーは乗りづらかったらしい(関連動画を参照)。
バトルホッパー涙目

他の出演作品

萬画版

仮面ライダーBlack
著:石ノ森章太郎。氏が手がけた最後の画版仮面ライダー
ストーリーについては暗黒結社ゴルゴムの記事に詳しい。同作での仮面ライダーBlackはリプラスフォームにあたる外皮はなく、外見はバッタ怪人そのもの。S.I.C.仮面ライダーBLACKは特撮版よりこちらに近いフォルムとなっている。キングストーンに相当する「賢者の石」からエネルギー放出して周囲の怪人を一蒸発させるなど、特撮版以上に常的、破壊的な要素が強い。
仮面ライダー11戦記
英雄 仮面ライダー
宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦
1号からZXまでの10人ライダーとの共演が見られる。「時英雄 仮面ライダー」ではBLACKRXの共闘、「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」が見られる。

仮面ライダーSD

漫画版、OVAがある。他のライダー同様、常に(頭身の低い)仮面ライダーの姿のままで生活。よって南光太郎としては登場しない。

マイティライダー
コミックボンボン連載版では主人公。潜在ライダー一だがアホの子中の人ネタ音痴設定でもある。

ゲーム

作中ではスペックが高く役・メンバーとされることが多い。
ガンダムウルトラマンや歴代特撮ヒーローや石ノオールスターズと何度も共演しており、コンパチシリーズでは歴代ライダーの中で特に出場機会が多い。 

コンパチシリーズ(他)

ザ・グレイトバトルシリーズ(SFC)
バンプレストコンパチシリーズジャンルアクションゲーム。ほぼ全ての作品で役(使用)キャラとなっている。
フルブラスト(2011年)ではサポートキャラである。
ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス(SFC)
ガンダムウルトラマンと共演。バンプレストコンパチシリーズの一つ。ジャンルRPG主人公の一人。
スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望PS
歴代特撮ヒーローと共演。ジャンルRPG。作中のとあるイベントシャドームーン仲間にできる。
   
ロストヒーローズ(PSP3DS)
パーティーメンバーとして参戦が決定した。ジャンルダンジョンRPG
スーパーヒーロー列伝(DC
シャドームーンアポロガイスト仲間にすることが可ラスボスも一撃で倒せるも持つ。
仮面ライダー 正義の系譜(PS2)
初代仮面ライダー(1号)・V3・アギトと共演。ジャンルは「怪奇性アクション」。BLACKとして主人公を務めた。後半のストーリー展開は他作品にべ、幾分優遇されている。
 
仮面ライダーRPGバンダイコレクションfor mobile
ケータイのEZweb向けに配信されたゲームアプリ滝和也り部に、1号RXまでの戦いの歴史を各章に
分けて追体験していく。(以下ネタバレ)最終章では大首領・創世王・クライシス皇帝の因縁が(ゲーム独自の設定ではあるが)、初めて明確にられる展開が…!!
仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼWii/PSP
昭和ライダー参入よりプレイアブルキャラ(BLACKRXロボバイオ)として参戦決定。

関連動画

公式配信動画

左:第一話 右:RX放映前の特番(第52話扱いの特別配信)

 2012年10月17日より、劇場版公式配信が行われる。「恐怖悪魔怪人館」はTV本編第37話と並行して撮が行われた作品であり、配信開始時点ではTV版の配信に未登場(10/21時点の最新が第26話)であったシャドームーンが登場している。

その他動画

関連静画

関連コミュニティ・チャンネル

作品一覧

仮面ライダーシリーズ
昭和ライダー 初代 - V3 - X - アマゾン - ストロンガー - スカイ - スーパー1 - ZX - BLACK - BLACK RX

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1786 ななしのよっしん
2022/11/11(金) 00:39:35 ID: qWjfn80QjX
てつを言だから今となっては信憑性ゼロだが、ノリダーBLACKの共演やってもよかったろ
みなおかにてつをBLACKが出る代わりにとんねるずBLACKゲスト出演
ゲストなんぞより余程、効果あったと思う
番組プロデューサー平山さんならやったんじゃないか?
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1787 ななしのよっしん
2022/11/11(金) 14:24:35 ID: TA/em+VTCI
80年代末期とんねるずの飛ぶ落とす勢いを考えたらノリダーコラボさせても決して損はしなかっただろうね

90年代に入ると彼等はもう30分の子供向け特撮にお邪魔する暇も必要もないほど一気に大物化していったし
まだ若手だった人気芸人とのコネを作るならBLACKRXの時期がベストタイミングかつラストチャンスだったと思う
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1788 ななしのよっしん
2022/11/19(土) 03:00:53 ID: snkqjylM2o
>>1787
当時のバラエティ番組で二人で変身ポーズやってたけどね
あくまでギャグとしてだけど実質ノリダーとの共演ではあった
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1789 ななしのよっしん
2022/11/20(日) 10:11:14 ID: qWjfn80QjX
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1790 ななしのよっしん
2022/11/24(木) 15:38:07 ID: dMo/3HrWOm
仮面ライダーは恐れ多い(本人ら基準)から代わりに一段落ちる(本人基準)ウルトラマンゼアス
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1791 ななしのよっしん
2023/01/01(日) 10:24:12 ID: BMzBRXnPWE
>>1785
あの時代の学生はもうライダー見るのをやめたやライダー自体見てないのもノリダーは見てたな
それくらいとんねるずは強かった
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1792 ななしのよっしん
2023/06/12(月) 15:14:17 ID: aMqcAfUtsl
とんねるず人気もあっただろうけど子供心にもノリダーは単純に面かったな

デビルタカマンも見てたはずなんだけど笑いのネタが少し難解だっていまいち楽しめなかった記憶がある
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1793 ななしのよっしん
2023/12/14(木) 14:20:13 ID: fYunclnzU+
漫画版はサンデー版ばかり出てくるけど、コロコロコミックで連載されていたほうにも触れてほしい。
コロコロ版はコロコロ漫画とは思えない怪奇性の強い内容で(1988年2月号に掲載された話が特に)、サンデー版とは違った意味で印に残っているけど、いかんせん途中で連載が終わったせいで単行本されておらず、当時それを見た世代しか知らないんだよな・・・。
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1794 ななしのよっしん
2023/12/21(木) 06:16:59 ID: qWjfn80QjX
連載が途中で終わったという事は当時のコロコロ読者、即ち当時の子供たちからの人気を獲得できなかったという明だわな
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1795 ななしのよっしん
2023/12/26(火) 16:29:59 ID: fYunclnzU+
>>1795
コロコロで連載するんならもっと明るめの作にすべきだったってことかもね。
ちなみに漫画版が打ち切りとなってからは情報ページだけ載るようになったけど。
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