仮とは、以下のことを表す。
漢字として
仮の旧字体は假。なお仮には、同じ字形で反の異体字である字がある。
假
- Unicode
- U+5047
- JIS X 0213
- 1-48-81
- 部首
- 亻部
- 画数
- 11画
- 意味
- 假は〔説文解字・巻八〕に「眞に非ざるなり」とある。〔説文解字〕には「一に曰く至るなり」ともある。
- 字形
- 形声で声符は叚。白川静は、叚は岩石から玉のもととなる石を切り出す字であるとし、これを磨いて玉とすることから、仮初めの、という意味があるという。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合、カ(漢音)、ケ(呉音)、2.の場合、カク(漢音)。
- 訓読みは、かり、かりる、かす、たとい。
- 規格・区分
- 仮は常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 仮子・仮死・仮借・仮称・仮設・仮説・仮託・仮定・仮病・仮名・仮面
異体字
- 假は旧字体。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 𠁒は〔字学三正〕に「俗」とある異体字。
反の異体字
- 1
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