伊予長浜駅とは、愛媛県大洲市長浜甲にあるJR四国愛ある伊予灘線(伊予市大洲市間で海岸を走る予讃線旧線)の駅である。
概要
S12という駅番号を持つ。2005年1月の合併により消滅した喜多郡長浜町の中心地に位置し、近隣には様々な施設が存在する。元々肱川の河口の木材集散地として成長した町であり、肱川も駅に近い。というか当駅から伊予大洲駅までの区間は概ね肱川右岸に沿って走る。
駅周辺施設
愛媛鉄道によって1918年2月14日に長浜町駅として開業。この日に大洲駅(現 伊予大洲駅)から当駅まで一気に開業した。
それから約15年後、愛媛鉄道が国有化され、路線名が愛媛線になると同時に駅名も伊予長浜駅と改めた。既に存在していた(そもそも当駅より36年ほど早く開業していた)長浜駅との区別のために『伊予』を冠した。
国有化の翌々年となる1935年には現在地へ移転し、松山方面の下灘駅と当駅の間が開通する。これにより愛媛線が予讃本線(現 予讃線)に編入。
それから50年以上経った1986年には内子経由の高速新線が開業し、急行列車が当駅経由から内子駅経由となる。以降伊予灘ものがたり運行開始まで当駅には普通列車しか通らない時代が続いた。
駅構造
ホーム | 路線 | 行き先 |
---|---|---|
1 3 |
愛ある伊予灘線(上り) | 伊予市・松山方面 |
愛ある伊予灘線(下り) | 伊予大洲・八幡浜・宇和島方面 | |
2 | 使用停止 |
単式ホーム+島式ホーム2面3線構成の地上駅。駅舎は単式ホーム(1番線)側にある。
2番線関連の信号機が撤去されており、列車の乗り降りは1番線と3番線に限られる。
基本的には松山方面はほぼ1番線を使用し、宇和島方面は1番線と3番線を使用する。
2019年4月現在では、3番線を使用する松山方面は午前中1本のみで、1番線を使用する宇和島方面は14時以降の大半となる。【参考:伊予長浜駅 時刻表 (PDF注意)】
隣の駅
種別 | 隣の駅(高松・松山方面) | 当駅 | 隣の駅(伊予大洲・宇和島方面) |
---|---|---|---|
普通 | 喜多灘駅 | 伊予長浜駅 | 伊予出石駅 |
関連動画
関連静画
関連項目
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