概要
1938年、京都府京都市出身。京都大学経済学部卒。
1960年大蔵省入省。1983年に衆議院総選挙で当選して以降、現在に至るまで、自民党所属の衆議院議員である。
「ふみあき」などではなく、「ぶんめい」と読む。
第1次安倍政権下での文部科学大臣職をはじめ、財務、労働など複数の大臣職や、自民党幹事長を歴任した。
大蔵省で長く勤務していたため、財政に明るい議員として知られる。
また同じく第1次安倍政権下では教育基本法改正の中心となったのが特に有名。小学校での英語必修化に難色を示し、「それよりも母国語である日本語や、教養、学力を優先すべき」と主張し、ほぼその通りに改正した。
党内の中規模派閥である志師会を2012年まで率いた(現在は2012年の議長就任に伴い自民党を離れて派閥の長ではなくなった)。麻生太郎と福田康夫が党代表選で争った際には福田を支持し、麻生との衝突が鮮明になったが、派閥内では麻生支持の党員も散見され、自らの派閥をまとめ切れなかったこともまた注目された。
2007年には、事務所費・不法献金受領・収支報告書誤記載など、国会議員としてオーソドックスな不祥事を起こし批判を浴びた。
2012年冬に自民党が政権与党として復帰した際、第74代の衆議院議長に就任し2014年11月の衆議院解散まで同役職を務めた。
解散詔書を読み上げる際は「日本国憲法第七条により、衆議院を解散する。」と読んだあと「御名 御璽 平成26年11月21日 内閣総理大臣 安倍晋三」と続きを読み上げる前に万歳三唱がフライングで起こるハプニングがあった。
ちなみに2005年、2009年、2012年の衆議院解散時は議長は「衆議院を解散する。」で詔書を読み終えている。
痩せ型ながら高身長(180cm)。
国会議員随一の達筆であり、特に「教育は未来への投資!」としたためた字は最早習字の見本である。
対立する麻生の字の読み間違いを鋭く批判したこともある(が、麻生もかなりの達筆ではある)。
また、財政に明るいことを活かして日本の財政についての本を書いている一方で、何故か自分の手料理のレシピをまとめた料理本も出している。しかもニコニコ市場では、氏の本の中でこの本が一番購入者が多い。
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