伊地知虹夏とは、漫画『ぼっち・ざ・ろっく!』の登場人物である。
概要
「でも私確信したの! ぼっちちゃんがいれば夢をかなえられるって!」
5月29日生まれ。下北沢高校2年生(物語開始時点)。結束バンドのドラムス担当。身長154cm、体重48kg。
ライブハウス「STARRY」の店長である星歌(せいか)の妹。
友人の山田リョウと共に結束バンドを結成。初ライブ直前に逃走したギター担当(喜多郁代)の代わりとなる臨時メンバーを探している最中で、ギターを背負った後藤ひとりに偶然出会い、ひとりを結束バンドに加入させる。その後喜多も再加入し現在に至る。
幼少期に母親を亡くし、唯一の家族とも言える姉を慕っている。姉の影響で幼少期からライブハウスに連れられており、その頃からバンドの世界をキラキラしたものだと思い憧れている。将来は結束バンドを人気バンドにし、STARRYをもっと有名にするのが夢。
結束バンドのリーダー的存在で、バンド初心者であるひとりや喜多にバンドのイロハを説明したり、アー写やMVの撮影を提案したりしている。女子力の高いキラキラした女子高生である一方、結束バンドのロゴデザインや経費管理といった仕事をこなすしっかり者でもある。
リョウとの仲はかなり良いらしく、彼女の変人行動に対してツッコミを入れては逆にからかわれたりしている。
結束バンド4人揃っての初ライブが上手くいかず自身の夢に陰りが見えてしまうが、ひとりの高い技量、そしてそれとは別にひとり自身の困難を壊してくれるヒーローの姿に夢を叶えられる希望を見出した。(冒頭の台詞はその時のもの)
だがひとりの本来の実力がバンドでも常に発揮できるようになれば足手まといは自分達になると危惧もしている。(ひとりの実力はリョウの高い技量を知る虹夏から見ても尚圧倒的)
アニメ版ではバンドの発起人であると同時にバンドのお母さんポジションを兼ねており、ひとりの陰キャぶりを否定せずにほめて伸ばしたり、フォローを欠かさなかったりとママになっている。
これはアニメのシリーズ構成によりキャラがまとめられた結果であり、原作も作者曰く3巻以降はそのようなポジションに変わっている。わかりやすい変更点としてはアニメ版8話の『結束バンドを人気にさせて高校中退する』という夢をひとりが結束バンドに託すことを述べた際に、該当シーンの原作では苦笑いしつつ託さないでと突っ込むが、アニメでは重いと言いつつも託されたと返している。
原作では、ツッコミでリョウを殴る、リョウにジャーマン・スープレックスをかける、リョウにロメロスペシャルをかけるといった、リョウに対してだけはバイオレンスな伊地知家の血は争えない姿を見せている。さらにバンドメンバーの中で一番口が汚く容赦ない罵声が飛び出すこともあり、やはり姉の影響らしい(原作者の生配信時のコメントより)。だがアニメではその表現は抑えられている。
ただしどうしようもない酔っ払いのきくりに対しては原作アニメ変わらず辛辣な言動を見せている。
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関連項目
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