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伊志嶺翔大（いしみね しょうた、1988年5月12日-）とは、沖縄県出身のプロ野球選手（外野手）である。現在は千葉ロッテマリーンズのコーチ。
概要
| 千葉ロッテマリーンズ #81 一軍走塁兼打撃補佐兼外野守備補佐コーチ |
|
|---|---|
| 伊志嶺翔大 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 沖縄県平良市 |
| 生年月日 | 1988年5月12日 |
| 身長 体重 |
178cm 78kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 外野手 |
| プロ入り | 2010年ドラフト1位 |
| 引退 | 2019年 |
| 経歴 | |
| 選手歴 コーチ歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
小学校1年から野球を始め、小学校2年の頃にイチローからサインをもらい、プロ野球選手になることが目標となる。中学校時代には100メートル走で11秒台をマークした。
沖縄尚学高校に進学し、2年に春夏と甲子園に出場したが、いずれも代打で1打席ずつで、3年は県大会準決勝で敗退した。
東海大学に進学し、1年目は左肩のリハビリに充てたが、2年目からレギュラーに定着。4年春までにベストナインを3回受賞。また、斎藤佑樹、大石達也らと共に世界大学野球選手権大会に出場し、日本代表の主将を務めた。その後2010年ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した。背番号は5。
ロッテ時代
2011年は4月14日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で守備で初出場、その日の初打席で三塁打を放つ。6月12日の広島東洋カープ戦では、プロ入り初ホームランを福井優也から放った。その後はその年の新人で唯一規定打席に到達し、パ・リーグの新人では小坂誠以来となる30盗塁も記録するなど活躍したが、新人王は逃した。
2012年は開幕当初こそスタメンで出ていたものの、不振のうちに角中勝也の台頭でポジションを奪われ、5月に二軍落ち。二軍では好成績を残したものの、シーズン終盤まで二軍暮らしが続くことになってしまう。最終的に僅か24試合の出場に留まり、2年目のジンクスに派手にぶつかった。
2013年は序盤は左投手時のスタメン、終盤は守備固めとして出場機会を得て、102試合に出場した。
2014年は代走、守備固め中心に89試合に出場したが打率は.220と低迷したため、レギュラー奪還とはならなかった。
2015年は競争に敗れ開幕からほとんど一軍での出番がなかったが、9月に角中勝也が手首骨折で離脱したためその穴埋めとして一軍昇格。すると2番に定着しクライマックスシリーズ進出に向けて勢いづくチームの起爆剤となった。
2016年は開幕一軍にこそ残るも3試合に出場しただけで4月に二軍落ち。そのまま一軍に戻ることなくシーズンを終え、自己最低の成績に終わった。オフに背番号を38に変更した。
2017年は他外野手の故障・不振でチャンスを多く与えられたが自身も結果を残せず7月の終わりに二軍落ち。その後ライバルたちが次々調子を上げたことで完全に埋もれ、そのまま一軍に戻ることはなかった。
2018年は開幕を二軍で迎える。7月に荻野貴司の故障で一軍昇格しスタメン起用される。昇格直後は好調だったがすぐ当たりが止まり8月には二軍落ち。18試合の出場に留まった。
2019年はプロ入り以来初の一軍出場なし、二軍でも打率1割台に終わり、オフに戦力外通告を受け、現役を引退。
引退後
そのまま2020年からロッテの一軍コーチに就任。肩書きは「一軍走塁コーチ兼打撃コーチ補佐兼外野守備コーチ補佐」となる。長い。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| ロッテ | 応援歌のピコカキコ一覧 | 8852 |  |
- 応援歌のメロディは伊志嶺が沖縄出身ということで、琉球音階をベースに作られている。
- 歌詞の「イーヤーサーサー」は沖縄民謡でしばしば使われる合いの手、「チバリヨ」は「気張れよ」、つまり「がんばれ」という意味である。
- 伊志嶺の応援歌をきっかけに比屋根渉（ヤクルト）、伊志嶺忠（楽天）、嶺井博希（DeNA）と琉球音階を使用した応援歌が各球団で作成されることとなった。
通算成績
年度別打撃成績
| 年度 | 所属 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2011年 | ロッテ | 126 | 492 | 422 | 52 | 110 | 16 | 6 | 2 | 21 | 32 | 27 | 0 | 30 | 13 | 77 | 3 | .261 | .341 |
| 2012年 | 24 | 64 | 60 | 8 | 12 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 | 0 | 14 | 1 | .200 | .238 | |
| 2013年 | 102 | 161 | 137 | 28 | 32 | 2 | 0 | 3 | 11 | 8 | 6 | 0 | 16 | 2 | 27 | 4 | .234 | .323 | |
| 2014年 | 89 | 138 | 118 | 27 | 26 | 6 | 1 | 1 | 8 | 8 | 8 | 0 | 11 | 1 | 18 | 3 | .220 | .292 | |
| 2015年 | 34 | 109 | 86 | 10 | 25 | 3 | 0 | 0 | 12 | 5 | 11 | 2 | 10 | 0 | 10 | 0 | .219 | .357 | |
| 2016年 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | |
| 2017年 | 52 | 117 | 104 | 12 | 18 | 1 | 1 | 0 | 4 | 4 | 4 | 0 | 9 | 0 | 22 | 1 | .202 | .239 | |
| 2018年 | 18 | 57 | 46 | 8 | 13 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0 | 6 | 2 | 10 | 0 | .283 | .389 | |
| NPB：8年 | 448 | 1140 | 975 | 146 | 236 | 32 | 8 | 6 | 59 | 59 | 60 | 2 | 85 | 18 | 178 | 12 | .242 | .314 | |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 外野手 | 378 | 605 | 6 | 8 | 2 | .989 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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