伊藤美誠【いとう みま】(2000年10月21日 -)とは、卓球選手であり、わずか15歳にして五輪銅メダリストとなったレジェンドである。2016年8月現在、世界ランキングは9位である。おでこが広い。
2021年開催の東京オリンピックにて、水谷隼とともに新種目の混合ダブルスで優勝。日本卓球界における初の金メダルをもたらした。女子シングルスでは3位(銅メダル)となり、涙を流し、それについて(金メダルを獲れなかった)「悔し涙です」と語った。
概要
幼少期からのスパルタ指導
2000年、静岡県磐田市で生まれた。
わずか2歳でラケットを握り、元卓球選手であった母・美乃りの指導を受け始めた。
しかしながら、それはただのお遊びというレベルではなく、大人でも厳しい指導であり、1日7時間の練習、しかも深夜2時頃までやることもあったという。
ちょっと失敗しただけで外に出されて家に入れなかったり、大声で怒るなど、とても小学生以下が受けるような練習ではなかったと美誠本人も語っている。
その後はリオ五輪で一躍有名になった水谷隼の父親が代表を務めている卓球クラブに加入し、そこでもどんどん実力をつけていくことになる。
全日本卓球選手権での活躍
4歳の時には全日本卓球選手権バンビの部(小2以下)に初出場、この時の成績がベスト64
そして8歳の時に優勝を果たす(2008年)。
その後はカブの部(小4以下)でも優勝、そして11歳の時には一般の部で優勝する。このとき、福原愛のもつ史上最年少優勝記録を塗り替えた。
さらに小学校6年生の時には世界ジュニア卓球選手権で女子団体で銀メダルを取った。
みうみまコンビ
彼女を語るうえで欠かせないのが、ライバルでありパートナーである平野美宇(世界ランキング14位)であろう。
平野美宇もまた小さいころから卓球に親しんできた少女である。
彼女とともにペアを組み、ワールドツアーダブルスの部では何度も優勝を果たしている。
このコンビが一躍世間に、そして世界に知られるようになった写真はこれである。
リオオリンピック
彼女は15歳にしてリオオリンピック団体の部選手として代表が決まった。
相方の平野美宇は臨時の時に出るリザーバーとして入っている。
団体の部では、もうみんなも知っているであろう石川佳純・福原愛とともにメダルへと突き進むことになる。
「先輩を手ぶらで返すわけにはいかないので」
そして準決勝で敗れ3位決定戦、相手はシンガポール。
最初のシングルスで福原が負けてしまい、その後の石川佳純、そしてダブルスは勝ち、4回戦で伊藤美誠がシングルスで勝てば銅メダル。相手は馮天薇。元世界ランク2位の強敵である。
結果は見事勝利。そして彼女は15歳300日でのメダル獲得は郭躍(中国)の16歳34日(2004)を上回り卓球競技史上最年少記録を作り出した。全競技で見ると日本では岩崎恭子に次ぐ年少記録である。すげぇ。
彼女の15歳とは思えない気迫あふれるプレイに愛ちゃん、佳純ちゃん、そして日本中が涙を流した。
彼女の持つ記録
全日本選手権女子シングルス勝利 10歳89日 (史上最年少)
ITTFジュニアサーキット・カデット(U15)女子シングルス優勝 10歳310日 (史上最年少)
ITTFジュニアサーキット・ジュニア(U18)女子シングルス優勝 10歳332日 (史上最年少)
ITTFワールドツアー女子ダブルス優勝 13歳160日 (史上最年少)
ITTFワールドツアーグランドファイナル女子ダブルス優勝 14歳53日 (史上最年少)
ITTFワールドツアー女子シングルス優勝 14歳152日 (史上最年少)
世界卓球選手権女子シングルスベスト8 14歳192日 (日本最年少)
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関連項目
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