伊豆半島単語

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伊豆半島とは、静岡県の東端部に位置する、駿河湾と相模灘を隔てている半島のこと。

概要

伊豆半島の名前は、南海に突き出ているので「出づ」から「伊豆」と呼ばれるようになったという説や、温泉が多いので「いでゆ」から「伊豆」と呼ばれるようになったという説などがある。

その温泉の豊かさは半島全体が富士火山帯に属しているからで、ホテル・旅館や温泉保養施設が立ち並び首都圏からの観光客で賑わう。
また温泉以外にも、数多くの漁港を抱えているため新鮮な魚介類が豊富で、山間ではわさびや椎茸などの名産品や、イノシシ鍋などの郷土料理もある。

半島の大部分を山地が占めており、平坦地は少ないため市街地は狭く、海岸沿いの低地や谷に住宅が集まっている。山が険しく人の手の入らない箇所が多くあり、一部は富士箱根伊豆国立公園として指定されているほど自然も多い。

2012年 9月24日に、大地（ジオ）が育んだ貴重な資産を多数備えた「伊豆半島ジオパーク」が日本ジオパークネットワークへ加盟した。