伊達航(だて わたる)とは、「名探偵コナン」の登場人物である。
概要
警察学校での成績はいつも2番で、頭も体も安室には一度も敵わなかった(本人談)。
殺しても死なないようなタフガイだったが、約1年前に不慮の交通事故に巻き込まれてあっさり死亡。
名前は高木刑事と同じ「ワタル」で、伊達刑事は勝手に「ワタルブラザーズ」と触れ回っていた。
佐藤刑事と歳が一つしか違わない(佐藤の推定年齢は28歳か29歳)のに、伊達刑事は老け顔だった。
伊達刑事は、北海道出身の英会話スクールの講師、ナタリー来間と交際していた。彼はナタリーの家に頻繁に泊まりに行っていたようである。ナタリーは母親がアメリカ人のハーフ。彼女は伊達刑事が事故で死亡後に首を吊り亡くなった。伊達刑事の両親は遺体確認の時に、ハーフの女性が涙をいっぱいに溜めて立っていたところを目撃しており、最終的には、ナタリーは伊達刑事が交通事故で亡くなったショックで自殺したとされる。ナタリーの両親は彼女の遺体を引き取りに来る途中で事故に遭って死亡。ナタリーの遺品は同じ英会話教室の年配の先生(この人物は後に高木刑事を拉致し、その罪から逃れる為に毒入りワインを飲んで自殺する)が受け取った。
死について
高木刑事と徹夜で張り込んで朝方2人で帰る途中で、彼に手帳の中の何かを見せようとして車に轢かれた。高木刑事によれば、落とした手帳を拾おうとして、居眠り運転の車にはねられたとのこと。伊達を轢いた犯人はその場で逮捕されているが、伊達刑事と高木刑事が張っていた相手は不明。伊達刑事の両親は東京在住で今も生きているようである。
伊達刑事は事故の日の夜に両親を連れて北海道の彼女の両親に挨拶に行く予定だった。
遺品:手帳と指輪。
高木刑事がいつも使っている手帳は伊達から譲り受けたもの。伊達の死亡当時、高木はこれに真っ黒になるまで書き込んで、早く伊達さんのような刑事になるんだと張り切っていたらしい。
ま、任せたからな…。」
伊達刑事は高木刑事に指輪を挟んだ手帳を託す。1年近く経ち、高木刑事はその意味がナタリーに届けることだと気づいたようだが、伊達刑事の本心は不明である。
関連動画
関連項目
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