伏線単語

フクセン
  • 5
  • 0pt
掲示板へ

伏線(ふくせん)とは、

  1. 後のことを考えて事前に準備すること。(例:先生に怒られないよう伏線をる)
  2. 創作作品の中で読者視聴者に気付かれないように後のネタを先に仕込むこと。

この記事では2の意味で解説する。

概要

伏線とは後の展開若しくはそこに繋がる事を、そうと気付かれない様にさりげなく披露する事である。若しくはその事を言う。

物事には前兆や、意外な事が後に影を及ぼすといった事がある。
現実においては、それをそれと判断するのは困難であり、「○○予感がする」程度の不確実な結果予測しか出来ない。
しかし創作話においては、予め先の展開が決まっていればそれに確実に関連する事を用意する事が出来る。

但し、敢えて先の展開を示したいと言う場合を除けば、未来をあからさまに知られてしまうのは話を読み進める場合において、 その物語への興味関心を著しく損なう事が多く(例:サスペンスや推理モノで犯人や犯行理由を先に知ってしまう)、 そこで視聴者読者に気付かれない様にする為、一見すると未来の事とは関連性がい様に提示する必要が有る。

また、急転直下な展開を迎えるストーリーにおいても伏線は重要である。
この場合、その前後で話の整合性が取れていないと受け取られたりする事があるが、そこで前以て伏線を仕込んでおけば、話が急転する以前を読み直させる事で納得を得る事が出来る。

他にも、伏線には作品の質及び作者への評価を高める効果も有る。
伏線をると言う事は先の展開が固まっていないと出来ない。
逆に言えば、伏線を用意出来るのは過去現在未来において矛盾ストーリー展開が出来ているにもなる。ただし、伏線らしき描写を用いて最後まで回収されなかったりすると物語として未完成の印が強くなったり伏線回収に終始して本筋がおざなりになる場合があるため伏線があることは必ずしも質を高めるとは限らない。
また、ストーリーを一度最後まで知ってしまった後で、読み直した時に「最初は気付かなかったが実は○○で先が知らされていた」 と言った、再読再視聴の際の楽しみも生まれ、作者はそれを提供出来る創作を持つと認知される。

 なお、読者視聴者が気を付けなければならないのは、過去に示された事が今になって出てきたからと言って、 それが伏線とは限らないと言う事である。
前述した様に、伏線とは気付かれない様に仕込まれたものであり、単に過去に出てきた事を用いただけの展開等においては、その過去は伏線ではなく元ネタ若しくはただの原因であり、それを伏線と呼ぶのは周囲からツッコまれかねない。また、伏線というのは結果があってこそ作用するものであり、結果や理由が判明していない伏線らしき描写をみつけて伏線を評価することも間違っている。

備考

類義に「布石」が有るが、布石の意味には必ずしも前述した2.の様な隠蔽性は問われていない。 逆を言えば、伏線と言う言葉には隠蔽性が伴う。  隠蔽が伏線の出来を計る物差しの一つと言えよう。 

(例えば 「布石」を用いるならば、仕込みを行った者がその際に『これは○○への布石だ』と言しても何らおかしい点はいが、同様に『伏線』を用いて「これは○○の伏線だ」と言するのは用法として正しくない)

関連項目

  • 布石 

【スポンサーリンク】

  • 5
  • 0pt
スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E4%BC%8F%E7%B7%9A

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

伏線

268 ななしのよっしん
2020/12/27(日) 04:02:45 ID: FRR1eFNZ/A
これって伏線かな?みたいなコメントクッソけるからやめて欲しいわ
めちゃくちゃありきたりな描写にまで言い出すし
269 ななしのよっしん
2020/12/30(水) 00:42:13 ID: OCNUQinQOs
今は手元にいからうろ覚えだが沢健の『ルサンチマン』は終盤の
どんでん返しに向けて伏線のはり方が丁寧だったような気がする。アイアムアヒーローの人ね
270 ななしのよっしん
2021/01/07(木) 21:48:33 ID: Sv5y/9ThHK
本当に作者が考えたであろう伏線は取り上げられてもシンプルに感動してるけど、
作者も意識してないけどとりあえず話だけは繋がってる所を若干理矢理粗探しした感じで取り上げて「これは伏線だ!」って言ってるの見ると、それ伏線じゃなくてただの偶然だし、そんな取り上げる所じゃないだろと言いたくはなる
271 ななしのよっしん
2021/01/30(土) 14:35:35 ID: dBhgN+zPV4
ギャグコメディなんかで、どう見てもその場限りの小ボケや賑やかしの小ネタみたいなのを伏線だと勘違いして考察繰り広げてるとかキツい
ひどいと大団円で終わった話に「あの伏線が回収されてない!」って騒いだりする
>>270みたいに初期にやったネタと終盤のネタ明らかに脈絡なく被ってるだけなのを「これも伏線、あれも伏線作者すごい!」ってマジではしゃいでるとかもキツい
見つけようとして見つけるもんじゃないのに伏線探しに躍起になる意味が分からない
272 ななしのよっしん
2021/01/30(土) 14:38:59 ID: OPGdodIyfQ
伏線じゃないという明確な根拠も特にないなら
どっちもどっちな気がするが
273 sage
2021/02/17(水) 16:54:50 ID: /n2kpt+2tc
>>271
根本には、本来先にほのめかしたことを後で明示することまでセットにして初めて成立する一表現手法でしかない伏線って概念自体が
まずミステリーという犯人トリックを推理≒本来必然的に必須とされる描写や情報恣意的に取捨選択したり後出しできる体裁と親和性が高く、まずそこで作品自体を触媒として作者読者入り混じった優劣や勝敗に基づく格付けマウントし合うことがある意味正当化できる土壌を生み
そこから推理要素の有関係なく娯楽全般における傾向として、先にほのめかす情報と後で明示する情報の落差や衝撃の大きさ=クリフハンガーの崖の高さを至上とする安易さや、何よりそれを前もって準備していたアリバイ作り兼構成作者の実や客の知性を見せつける材料に直結するメンタリティとも結びついて特に偏重されるようになった結果
逆説的に技術・発想の巧拙やコンテンツそれ自体の格・質の上下高低をそれだけで判断できる(と錯覚させる)んだ標に肥大されたからだと思う
274 ななしのよっしん
2021/02/19(金) 18:31:10 ID: g8G/YY1zi/
>>271
そうだと煽るような要素を入れたりする作品も悪いと思う
単純にシンプルで一話完結ならあーだこーだ言われずに済むと思う
この手のジャンルは頭を空っぽにして楽しむような作品だと思うのだがな・・・
275 ななしのよっしん
2021/03/05(金) 18:52:27 ID: sG2eORX25/
乾巧は実はオルフェノクでしたという伏線の1つに猫舌があるが、仮にオルフェノクでなかった場合は猫舌たっくんかわいいで終わる。

このように回収してもしなくてもどっちでもいいようなのが伏線で、必ず回収する必要はないんだが、猫舌なのにオルフェノクじゃないのはおかしいとか言いだすオタクはたくさんいる

276 ななしのよっしん
2021/04/11(日) 12:00:28 ID: oz4RtJmFph
回収してもなくてもいいならそれは伏線じゃなくて
特徴とか癖ではないかな?
277 ななしのよっしん
2021/04/15(木) 09:42:57 ID: KtLm7M+efY
なんか「この要素あとで使うべきなのに捨てっぱなし」とか「なんでここの説明がない」を「伏線回収してない!」と言ってる人が多いイメージ
ただの期待外れか納得できなかっただけ

摘するのは結構だけど伏線々は的外れの批判だなあって

急上昇ワード改