伝説の決闘王が幻想入りとは、もこくーさんが投稿されている東方遊戯王シリーズである。
概要
遊戯王DMと東方Projectをコラボさせた架空デュエル動画。アニメ版の闇遊戯(アテム)と東方キャラ達のデュエルによる交流を主軸とした幻想入り作品。
ルールは一応OCG版に準じているが厳格に適用されているわけではなく、特にアテムが携わるデュエルの展開・演出はアニメの作風がベースとなっている。アテムの使用カードはその殆どが原作・アニメ仕様であり、テキストや効果が曖昧なカードも用いる都合上OCGでは不可能な処理が便宜的に行われたりする(要は俺ルール)ほか、カード効果も途中からOCG仕様へ変更されたりする等フリーダムなのでこの辺は常識に囚われてはいけない。
当初はマスタールール3に準じていたが、現在(7話以降)では既に新マスタールールに移行済みである。主人公であるアテムにはデッキコンセプト上大きな影響はないが、それまでエクストラデッキを多用していた一部の東方キャラ達(特にメインヒロイン格の早苗)は仕様変更の大きな影響を受けたと言ってもいいかもしれない。
初投稿とは思えないほどの編集技術で提供される迫力ある演出、そしてアテムならではの戦術はアニメに負けず劣らずである。
スペルカード「決闘符」
この作品の幻想郷では、デュエルの際にオリジナルスペカ「決闘符」が必要であるという設定が存在する。これは記憶編で闇バクラ達が行使したものに近似したシステムであり、手元にデッキと決闘盤がない状態でも自分の思う最高のデッキをイメージしスペル宣言することでそれらを創造することができる。
これにより愛用していたデッキを再現した結果、現行の各種ルールが適用される幻想郷において一人アテムのデッキは禁止制限を無視し、さらには天よりの宝札をはじめとした原作効果のぶっ壊れカードや未OCGのアニメオリカも混じったカオスなものとなっている。
それズルじゃん!←知らん、そんな事は俺の管轄外だ…と思いきや、アテムとは別経路で幻想郷に到来し、しれっと厄介な未OCGカードを使用する者が登場し、さらにカオス度合いに拍車がかかったことも。
デッキに投入できるカードは実際に見て触ったことがあるカードのみであるが、東方キャラ達のデッキは修行かカードを拾うことによって構築・強化されるらしく、最新のカードプールやギミックを用いたデッキを使用。一方アテムが投入可能なカードは彼が原作・アニメで使用したものに限定されており、遊戯関連のカードであってもDM最終回以降にOCG化された強力な新規や『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に登場したリメイクカードは基本的に使用しないことで両者のバランスがとられている。
あらすじ
闘いの儀を終え、冥界へと向かうファラオの魂「アテム」。しかし着いた先は亡き父達のいる冥界ではなく、元いた世界とは異なる世界『幻想郷』の冥界であった。
幻想郷で滞在することになったアテムは、数々の決闘者達との決闘を通じて新しいルール・召喚法を知っていき、八雲紫主催によるチーム式バトルシティに参戦することとなった。
登場人物紹介
アテム / ATEM
原作《遊戯王DM》の主人公。今作では、冥界へと向かう途中、突如として幻想入りをしてしまう。
ここでの王様はかなりまともである。当時のカードプールを使い華麗な戦術で決闘を繰り広げる。
博麗霊夢 / REIMU HAKUREI
博麗の巫女。
青眼と真紅眼が混合しているデッキ。まさに、紅白の巫女と言ったところだろうか。
エースモンスターは「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」など。ペンデュラム召喚はまだ使用していないが、融合・儀式・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラムすべての召喚法を扱う可能性がある。(ペンデュラム召喚を行う利点が残っているかはともかく)今後に期待せざるを得ない。
霧雨魔理沙 / MARISA KIRISAME
普通の魔法使い。
ガガガを主軸にしたエクシーズデッキ。魔法使いらしく魔法使い族が中心である。
エースモンスターは「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」
魂魄妖夢 / YOUMU KONPAKU
白玉楼の庭師。二次創作では珍しくいきなり切りかかったりはしない。
決闘者としては、まだ未熟という印象が見受けられる。
東風谷早苗 / SANAE KOCHIYA
現人神。現状、唯一「武藤遊戯」「アテム」の存在を初めから知っている。
ただし、それは架空の存在だと思っているため、「漫画」「アニメ」で知ったと思われる。
シンクロ使いの決闘者。エースモンスターは「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」
他にもスターダスト・ドラゴンや赤き竜を巧みに扱うなど、決闘タクティクスは大したものである…が、ルール変更による仕様の変化にはアテムともども困惑した模様。神が紙になった瞬間かもしれない
十六夜咲夜 / SAKUYA IZAYOI
完全で瀟洒な従者。エースモンスターは「スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン」
融合・シンクロを扱うことができ、デッキとしては十六夜アキとユーリを足して2で割ったような印象。
西行寺幽々子 / YUYUKO SAIGYOUJI
白玉楼の主。アテムのオリカや禁止カードを見ても「次にどんなカードが出てくるのかしら?」と述べる辺り、アテムのデッキには興味や関心が高そうである。作者曰く、当分決闘はしないらしい。
いずれするさ。いずれな。
使用デッキ【不明】
射命丸文 / AYA SHAMEIMARU
幻想郷の文屋。決闘者としての腕はそこそこ。
アテムをあと一歩のところまで追い詰める実力を持っている。
洩矢諏訪子 / SUWAKO MORIYA
守矢神社に住んでいる神の一人。早苗とアテムが一緒にいるところを見てすぐ勘違いするなど少しおっちょこちょいな印象も見て取らなくはない。
使用デッキ【不明】
古明地こいし / KOISHI KOMEIJI
古明地さとりの妹。
バトルシティ前に魂魄妖夢を倒すなど、原作でのグールズのような事をしている。
しかし、明確な理由は不明。古明地さとりが何か企んでいるように思える。
レミリア・スカーレット / REMILIA SCARLET
紅魔館の主。圧倒的なカリスマと運命力を持つ決闘者。動画では「当然正位置!」をやってのける。
インチキ効果もいい加減にしろ!
関連動画
番外編(?)
コラボ作品者様本編
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関連項目
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