佐々木寿人(ササキ・ヒサト)とは、日本プロ麻雀連盟所属の競技麻雀のプロ雀士である。
概要
- 同団体での段位は(2019年現在)六段。理事を務めている。
- ニックネームは「寡黙なリーチファイター」・「無敵のストリートファイター」・「攻めダルマ」・「魔王」など複数。また「歩くトーナメント」を自称する。
- 雀風は超攻撃型。出和了りを期待しないリーチ(ツモ和了りを前提とするリーチとも言える)、下りない麻雀の姿勢はフリー時代に鍛えられた経験の裏付けとも言われる。
- 他方、攻撃的雀風の裏返しとして放銃に回ることも多く、寿人を知るプロ雀士・ファンの間では箱下のとき出す黒い点棒を「ヒサト棒」と呼ぶスラングがある。
- 先輩であるプロ雀士の前原雄大と特に仲がよく、「チーム・ガラクタ」なるユニットを組み、総帥と部長という間柄のコントを某ツイッター上で繰り広げている。ほか、滝沢和典にもよくネタにされツイッターでイジられている。
- ちなみに「ガラクタ」とは、「テンパイが7割方安め」・「点数に拘らずよく鳴く」・「出上がりが期待出来ないリーチを多用する」と言うの2人の雀風を指して名付けられたとされている。
- 「チーム・ガラクタ」は、連盟内のプロ雀士に対し、このユニットへの勧誘を盛んに行っているようだが、面前主体の麻雀が評価される連盟内においては軽く見られており、今後もメンバーが増える見込みは無い。
- メディア上以外でも 「ヒサト」 と呼び捨てで呼称されることが多く、「純白のアンパンマン」との異名を持つ宮内こずえプロからは「ヒサトは私のオヒキ」と呼ばれるくらい敬愛されている。
- テレビ対局で地和をアガるなど、ここ一番でみせる印象的な強さから「持っている男」と書かれることも多い。
- 2020年には鳳凰戦A1リーグに初昇級、からの即鳳凰位決定戦入り、からの即鳳凰位(第37期)戴冠、さらに第38期鳳凰位を連覇と、自団体でも「魔王」の異名通りの猛威を振るっている。
- 2018年から開催されているプロ麻雀リーグ「Mリーグ」では「KONAMI麻雀格闘倶楽部」から指名を受ける。2018年リーグは前原雄大、高宮まりと共に攻撃的麻雀のチームとして戦うも、序盤は個人ポイント最下位を記録するほどの大不調。しかし、Mリーグ初役満となる国士無双和了から一気に調子を取り戻し、最後には個人ポイント3位の+228.3を記録。途中Mリーグ初4連勝などの記録をつけるなど「持っている男」をアピールするシーズンとなった。
2020シーズンでは序盤から個人ランキング上位をひた走り、2021年2月18日の第2試合では94,000点の大トップ(対局途中、一時10万点を超えていた)。最終的に+494.1ptを稼ぎ、個人スコア1位(MVP)・半荘最高スコアの個人タイトル二冠に輝いた。
主な獲得タイトル
- 鳳凰位(第37期・38期)
- 第10期チャンピオンズリーグ
- モンド杯 通算4回(第9・11・12・17回)
- 第7期麻雀グランプリMAX
- 麻雀日本シリーズ2018
- RTDトーナメント2019
- 第1回三人麻雀GRAND PRIX
- Mリーグ2020 個人スコア1位(MVP)・半荘最高スコア
ほか、団体タイトルなど複数。
関連動画
関連項目
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