佐久間ケンとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーV3』の登場人物である。
漫画『仮面ライダーSPIRITS』にも登場している。
演:川島健
概要
『仮面ライダーV3』第29話~第36話(第33話・第34話除く)に登場。
インターポール・パリ本部から派遣されたデストロンハンター第5号。23歳。
愛称はケンちゃん、大根、素人ケン
第29話、デストロンの暗号書類を奪取した第4号と接触しようとするが、彼に擬態したカメラモスキートに襲われる。その際に風見志郎に助けられ、スポーツショップ「セントラル」にて少年仮面ライダー隊とも邂逅、協力関係になる。
第30話、解読された暗号を元に、デストロンの機械合成怪人の開発工場をプラッチック爆弾で破壊したが、その直後ドクトルGにより仲間を全て殺害されてしまう。自分だけ生き残ってしまった悲しみを乗り越え、ドクトルG(カニレーザー)と最後の決戦では人質にされた立花藤兵衛・珠純子・シゲルの3人を見事に救出し風見をフォローした。
以降も風見を「先輩」と慕い、しばらく日本に残留しデストロンと戦った。
伝説
第29話
- 仲間に擬態した怪人に奪取した暗号書類の隠し場所(靴の踵)をうっかり教えちゃう。
- 暗号書類の入ったケースを風見が「すり替えておいたのさ!」に怪人ともども気づかず。
「敵を欺くにはまず味方から」(なお中身はただの石ころ) - 風見と一緒に怪人をバイクで追跡!しかし陽動だった!
風見は裏の裏をかいてV3に変身して現場に戻ったが、ケンちゃんは「何か」を追ったまま出番終了。
第30話
第31話
- 「センパ~イ!オレモキチャッタョ❤ ウワァ?!」戦闘員に不意打ちで一発でやられる。
- 「先輩!来ちゃダメだ!」→屋根裏に隠れてたのを悟られた風見が槍で突つかれる。
- 「やい!降伏しろ!デストロンの戦闘員は全部片付けたぞ!」(まるで自分の手柄のように)
- 「何がおかしい?!気でも狂っちまったのかよ?!」
第32話
第33話・第34話
- (出番なし)
- しかし第34話OPで未登場なのにテロップに誤表記される。
第35話
- 「先輩!今、助けます!」→「お前じゃ無理だ!」(戦力外通告)
- 「この鍵をもって逃げろ!」→投げられた鍵をキャッチできず足に直撃。
- 怪人につかまり「鍵を出せ!」と詰め寄られる→「…落としちまった!」
- V3「ケンに渡した鍵は偽物だ!」(なお真相は不明。偽物の鍵って…)
- V3とハリケーンでタンデム。その時、ミニチュアの人形もつくられてる。
第36話
仮面ライダーSPIRITS
第5巻(本格的には第6巻)から登場。
SPIRITSの本部長として人類側の総司令官ともいえる立場にまで出世している。
今でも風見を「先輩」として慕っており(なお風見=仮面ライダーV3の正体も認知している)、風見もまたその近況に「そうか…」と珍しく少し微笑んでいる。
おやっさんも「あの佐久間ケンが本部長とはな!」と驚いていた。
『仮面ライダーSPIRITS』を片手に『V3』の棒読みケンちゃんでセリフを脳内再生してみるのも一興では?
補足
初代の滝和也のポジションのキャラだが特に派手なアクションはない。
しかし前述のデストロンの工場を爆破した件や、風見=V3の正体を知らないものの変身のチャンスをつくったりと実は有能で役に立っている?
滝和也もショッカーの基地を壊滅させたことは幾度かあったが仮面ライダーと同伴であるため、人間の力だけで成し遂げたのは高く評価されるべきであろう。
また性格は純朴・従順で、復讐心や功名心も特にないため、それでV3の足を引っ張ることも実はなかった。
第33話・第34話に登場していないため、1号(本郷猛)と2号(一文字隼人)と面識はない。
風見とっての「先輩」が客演の回に、風見を「先輩」と慕うキャラがいたらカオスだったかもしれない。
と思ったら一年後、『仮面ライダーX』第33話・第34話で風見が「先輩かつ後輩」の立場に…
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関連項目
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