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佐木咲（さき さき）とは、ヒロユキ原作の漫画『カノジョも彼女』に登場するキャラクターである。
概要
本作のメインヒロインその1であり、直也の最初の彼女。15歳。誕生日は4月13日。身長161cm。好きな食べ物はパフェ。イメージカラーは赤。
赤い髪のロングヘアが特徴的な高校1年生。友人たちからは「サキサキ」というニックネームで呼ばれている。ツイッターをやっており、アカウント名は「sakisaki」。学校ではバスケットボール部に所属している。名字と名前が同じという珍しい名前だが、これは両親が「姓と名前が一緒なら可愛いかな」という安易なノリで付けたもの。これに関しては本人も複雑な気持ちを持っている。
直也とはクラスメイトであり、家が隣同士の幼馴染。直也からは小1から月一で告白されており、ずっと断っていたが、高校に入ってOKを出し正式に交際することとなった。咲自身もずっと直也のことが好きだったが、直也のストレートすぎる気持ちが小中学生には重かったため断っていた。非常識な言動の多い直也に対して鉄拳制裁を食らわせたり、怒鳴ることが多いが、バカ正直なところも含めて直也のことが好きである。ただ、交際をスタートさせたばかりということもあり、初体験はおろかキスさえまだ済ませていない。
直也から渚との二股を認めて欲しいという前代未聞のお願いをされ、最初は直也をぶん殴り、拒否していたが、直也の必死のお願いと渚のことを気に入ってしまったこともあり、渋々承諾している。そこから唐突に直也の家で暮らすことになり、3人による同棲という奇妙な共同生活を送ることになる。
明るく活発な性格でノリが良い。何かと支離滅裂な言動をする直也に対して激しめのツッコミをする。直也や渚と比べるとネジがぶっ飛んでいるというわけではなく、世間体を気にする常識的な感覚の持ち主だが、流されやすく、押しに弱い。天然気味のアホであり、食べ物やかわいいものにすぐに釣られてしまうちょろイン。嫌なことがあっても寝たらすぐに忘れてしまう。二股生活も案外すぐに順応し、楽しんでいる。家事はまるっきりダメで、グータラ。自分がダメ女であることも自覚はし、渚に直也を奪われると危機感を持ったこともある。
作中でも屈指の身体能力の高さの持ち主で、直也を力でねじ伏せたり、自分の家のベランダから隣の直也の家のベランダまで助走無しで飛び移ってしまうほど。スレンダーな体型だが作中のヒロインの中では胸が小さめで、気にしている。そのため巨乳の渚やミリカに対して嫉妬することも。直也にエロ本を薦めたときも巨乳ものを排除して「貧乳パラダイス」をチョイスしている。
甘いもの、犬、ゲーム、かわいいものに目が無い。性的なことには恥じらいを持っているが、スマホの検索履歴はHなことが大半という頭の中はピンク色のムッツリスケベ。作中もっとも下ネタ発言が多い。直也の3Pがしたいという願望には流石にドン引きしていたが、Hなことには興味津々。ただし、そのことを追及されると恥ずかしさから激しく否定する。どちらかというと、童貞男子、男子高校生の思考回路に近い。
美少女好きという一面もあり、健気な渚やミリカの妹のリサのことは溺愛している。一方、ミリカのように一部の巨乳に対しては敵意を抱いている。
生まれてくる性別を間違ったと思う程、男らしい一面があり、本来なら不憫な扱いを受けているはずが全てを受け入れる器量と懐の深さを持ち合わせている（ただ単にアホなだけかもしれないが）。原作者もアニメ2期最終回放送中に「咲の器の大きさでできてるアニメです」とツイートしている。
公式でおこなわれたキャラクター人気投票では、僅差ではあったが1位に輝いている。
各キャラクターとの関係性
直也との関係
他のヒロインと比べても直也との心の距離が近く、付き合いが長いためお互いのことを良く知っているという大きなアドバンテージを持っている。直也からも「一生大切にしたい」と言わしめるほど愛されている。いわば正妻的なポジションである。基本女の子に対しては「さん付け」で呼ぶ直也が唯一「咲ちゃん」と呼んでいることからも関係の深さがうかがえる。
だが、それ故に恋人としての関係という点で進展があまり無く、渚という第2の彼女の登場によってその地位が脅かされている。本人も危機感を抱いてあれこれ行動しているが、本人のアホさと直也の鈍感さもあって空回りに終わっている。
交際してすぐに二股して欲しいと言われ、ファーストキスを彼女でもないミリカに先を越され、実は親友である紫乃が直也に想いを寄せているなど、何かと不憫な役回りをさせられている。
他のヒロインとの関係
- 渚
初対面で胃袋を掴まれたこともあり「嫁にしたい」と口にするほど好感を持っており、二股関係となっても渚と仲良くなりたいという気持ちを持っており、渚に対して嫉妬することはあっても責めたりすることはなく、関係性は良好。むしろかわいさと料理のおいしさで直也以上にイチコロになっている節もある。
もっとも、女子力で圧倒的に負けている渚の存在に危機感も抱いており、直也を渡したくない気持ちと渚のことも大切にしている気持ちの両面で複雑な感情を抱くことも。
ちなみに、渚の下着をなぜか把握している。おまわりさんこっちです。 - ミリカ
何かと直也にちょっかいを出し、三人の関係に入り込もうとすることから「クソ巨乳」と呼んで敵視している。胸のでかさが気に入らないだけの気もするが････。ミリカが3人目の彼女となることは断固阻止しようとしており、渚と共同戦線を張って排除しようとする。だが、直也のハチャメチャな決断によって結局ミリカを同居生活に受け入れる羽目になる。
ちなみに渚は「良い巨乳」でミリカは「悪い巨乳」らしい。 - 紫乃
中学時代からの友人であり、同じバスケットボール部に所属している親友。放っておけないと何かと面倒を見てくれることもあって紫乃のことが大好き。そんな彼女にも最初は二股のことは隠そうとしていた。また、紫乃が密かに抱いている直也に対する想いに気付いていない。というか、咲がアホだったおかげでバレずに済んだこともある。
ちなみに、紫乃との出会いは「私よりおっぱい小さい子がいる！」という暴言を吐き、一本背負いをされるというものだった。ホントよく仲良くなれたな･･･。
同じ貧乳ということもあってシンパシーもあるようで、作中やたら彼女の胸を揉みまくる描写がある。男だったら間違いなくおまわりさんを呼ばれている。
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関連静画
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関連項目
脚注
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