佐藤二朗とは、日本の俳優である。フロム・ファーストプロダクション所属。佐藤二「郎」ではない。
概要
1969年5月7日生まれ。
愛知県春日井市で誕生し、4歳から愛知県愛知郡東郷町で育った。信州大学経済学部卒業。
既婚者であり、現在1児の父。俳優・演劇ユニット「ちからわざ」主宰。
大学卒業後、新卒で大手広告代理店に 入社したが、入社式の雰囲気に違和感を覚え、入社日と同日に退職・帰郷。その後、劇団附属の俳優養成所に入所。その後いろいろあって劇団「自転車キンクリート」に入団。その舞台を見た堤監督から『ブラック・ジャックII』に医者役で抜擢。ワンシーンのみの出演だったが、この出演がきっかけで、主演・本木雅弘の事務所社長に声を掛けられ、現事務所に所属。以降、映像作品への出演が続くようになった。
2024年2月に強迫性障害を患っている事をカミングアウトした。根治を諦め共生を決めた。
人物
- 身長181cmで、靴のサイズが30cmとややデカめ。足に合う靴を入手するのが難しく、所持する靴の半分以上は舞台や映像作品で使用したものを買い取ったり貰ったりしている。
- 出演作品によってコメディとシリアスを使い分けた、変幻自在な演技ぶりを魅せる。アドリブが多く、撮影するときには出演者やカメラマンが笑いを耐えるのに必死だという。
- NGを出すと慌てふためき訳のわからない言葉を発する。
- ムロツヨシや山田孝之共々、福田雄一監督の作品の常連キャストであり、共にエキセントリックな笑いを提供する。山田孝之は「キャスト表に二朗さんの名前があると『ヤッター、二朗さんがいる』って、なりますね。うれしい」と発言している。
- 「勇者ヨシヒコ」シリーズで共演した、木南晴夏が2018年に結婚を発表した際には、
仏として祝福のツイートを贈った。
なお木南晴夏の結婚相手である玉木宏は愛知出身の同郷人。 - 「銀魂」実写映画版に出演した際は原作者の空知英秋が映画出演キャストでただ1人「佐藤二朗さんだけは原作を読まなくてもいいので好きに演じさせてあげて下さい」と希望した結果、「銀魂」原作を読まずに映画の収録に臨んだというエピソードがある。その結果は・・・ ぜひとも映画をご覧頂きたい。
- また続編の「銀魂2」製作が決定した際には佐藤二朗が(武市変平太役以外で)再び出演する事が初期の段階からアナウンスされていたが、役名は明かされなかった。もしや神楽役?と噂が立った頃には、神楽の衣装(橋本環奈が撮影時に来ていた本物)を着た写真が公式twitterへ投稿された事もあった。
- 『勇者ヨシヒコ』シリーズをはじめギャグキャラなイメージの多い佐藤だが、2017年放映のテレビドラマ『ブラックリベンジ』や2025年公開の映画『爆弾』ではギャグなイメージが吹き飛ぶほどの魅力的な悪役も演じている。デスノートの模木完造のラストシーンのシリアスな雰囲気も悪役ではないものの印象的な役である。
ハラスメント報道
2026年放送のフジテレビドラマ「夫婦別姓刑事」の撮影中にトラブルがあり、フジテレビから「深刻なハラスメント」と認定された。これについて2026年7月1日に週刊文春が「橋本愛(30)が号泣した佐藤二朗(57)の“爆弾ハラスメント”「彼女の楽屋に乗り込み…」「発端はボディタッチ」
」といったタイトルで報じた。
この報道を受けて、インターネット上では佐藤二朗を批判する声、逆にフジテレビや相手の女性俳優「橋本愛」を批判する声も挙がり、更には誹謗中傷レベルの言葉も飛び交うような状況となった。
佐藤氏は今回の報道に対して自らのXアカウント上で以下の様な発言をしている。
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https://twitter.com/actor_satojiro/status/2072270636861608176
この状況に対してフジテレビは、「当社ドラマ制作に関するご説明」と題した書面を2026年7月7日に公式サイト上で発表。「当社制作のドラマに関して、報道やSNS上での様々な投稿等を契機として、関係者に対する誹謗中傷や、憶測・事実誤認に基づく情報発信が広がった結果、主演を務めたお二人の俳優に対して、多大なるご負担とご心労をお掛けする現状となっている」として謝罪した。
この書面内容によれば(ただし「※」で示す箇所は書面自体には無い注釈)
- 女性俳優(※橋本氏)は過去の経験から身体接触については事前に相談の上、インティマシーコーディネーター等の専門家を関与させることが出演の条件であると伝え、かつ日常動作に伴う接触は問題ないとの説明もしていた。その件をフジテレビ側が男性俳優(※佐藤氏)のマネージャーに共有し、男性俳優本人にも伝えた方がよいのではと申し入れていたが、マネージャーから「男性俳優本人のドラマへの意欲が高く、当該実情を伝えると男性俳優の演技に影響が生じかねない」「本人の耳には入れない方がよい」との意向が示され、男性俳優本人には伝えられなかった。
- 車内での撮影(※橋本氏演じる鈴木明日香が運転中に目を瞑り、助手席に座っていた夫役の佐藤氏が慌てるというコントシーン)で、台本上明示されていなかった形で男性俳優が女性俳優の顔に触れる場面があった(※芝居中に、目を瞑ったまま口だけを開ける芝居を橋本氏がしたため、「口ではなく目を開けて」と言って、佐藤の指が橋本氏の顎に触れてしまった)。これ自体は女性俳優側もフジテレビ側もハラスメントだとは認識していない(※「これがハラスメントだと橋本氏やフジテレビが問題視している」かのような報道がインターネット上で流れていたが、フジテレビがこれを否定した形である)が、それまでの撮影でも男性俳優がアドリブでの身体接触がある演技をしたり他者との距離感が近いと感じた場面もあったため、女性俳優の所属実務所社長からは、当初申し入れた内容を男性俳優本人にも伝えるよう要請がなされた。
- 男性俳優にその事を伝えたところ、演技する上でどの範囲の身体的接触であれば問題がないのかについて女性俳優本人に直接確認したいとの申し出があった。プロデューサーからは、女性俳優の所属実務所社長も交えた形での協議を提案していた。
- だが協議の場が整う前に男性俳優が女性俳優と二人きりで話したいとして女性俳優の楽屋を訪れた。その場で、男性俳優から女性俳優に対し、「演技に制限があるのであれば事前に言うべきである」旨の発言があった。
- この出来事を受けて、フジテレビは改めて男性俳優・女性俳優・所属事務所社長・マネージャー・プロデューサーを交えた話し合いの場を設け、事前の承諾が必要な身体的接触の範囲について確し合い、ルールの確認・合意に至った。
- だがその話し合いから約2週間後に、男性俳優が再度女性俳優の楽屋を一人で訪れ、俳優活動に関する自身の考えを伝えた。その際、男性俳優は女性俳優に対して
「あなたの過去の被害は不幸なことだけれども」
と前置きした上で、
「女性俳優が身体接触に制約があることは事前に言うべきであった」
「男性俳優の友人にも相談したところ友人も女性俳優の方がおかしいという意見であった」
「演技の相手役に対し身体的接触に関する一定の制約を設けるのであれば俳優の仕実を続けるべきでは なく、夫婦役の出演の依頼があってもこれを受けるべきではないと考えている」
ことなどを伝えた。 - 女性俳優は男性俳優の訪問が突然であったことと、その発言の内容や口調の強さに激しく動揺し、しばらくの間涙が止まらない状態となった。
- 上記楽屋でのやり取りを受けてフジテレビのコンプライアンス部門は速やかに外部の弁護士に対し、事実関係の確認及び環境調整を依頼した。弁護士は当事者及び関係者へのヒアリング等を実施した上で、男性俳優の発言内容に加え、両俳優の関係、発言がなされた経緯や状況、口調の強さ等の発言態様を総合的に考慮し、男性俳優が女性俳優の過去の経緯を知りながら女性俳優の俳優活動の継続にまで言及する発言を行ったこと、女性俳優が男性俳優の発言を受けて涙が止まらずに撮影に支障をきたす状況に陥るほど強いシ ョックを受けたことを重く見て、男性俳優の一連の言動は女性俳優に受忍限度を超える精神的負荷を与えるものであり、女性俳優側に非はなく、ハラスメントと評価されるとの見解を示した。
と言った内容が記されていた。
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https://twitter.com/livedoornews/status/2074403376499208495
佐藤氏は、このフジテレビの発表した書面に対して、以下の様に強く反発するような発言を自らのXアカウントに投稿している。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/actor_satojiro/status/2074489838812967212
これらに関係してか、2026年秋公開の踊る大捜査線のスピンオフ作品の撮影を一旦中止して整える事が撮影前日に伝えられた模様。
出演作品
テレビ
ドラマ
- Trick(シーズン2 10話)
- 33分探偵
- アオイホノオ
- 勇者ヨシヒコシリーズ(仏)
- 黒井戸殺し(袖丈幸四郎)
- ごくせん(牛島豊作)
- ニーチェ先生(店長)
- 下町ロケット(WOWOW版) (三田公康)
- 執事 西園寺の名推理(丸山昭雄)
- JIN-仁-(福田玄孝)
- デスノート(2015年放映・テレビドラマ版)(模木完造)
- 鉄板少女アカネ!!(山川秀喜)
- 電車男(黒木文人)
- 夫婦別姓刑事(四方田誠)
- ブラック・ジャック カルテII(医師)
- ブラックリベンジ(福島勲)
- めしばな刑事タチバナ(立花警部)
- 目玉焼きの黄身 いつつぶす?(近藤)
- やれたかも委員会(能島譲)
- 幼獣マメシバシリーズ(芝二郎)
映画
- HK 変態仮面(真面目仮面)
- 俺はまだ本気出してないだけ(占い師)
- 50回目のファーストキス(藤島健太)
- 女子ーズ(チャールズ)
- 銀魂(武市変平太)
- 斉木楠雄のΨ難(神田品助)
- SAKAMOTO DAYS(ランボー風の殺し屋)
- 真田十勇士(後藤又兵衛)
- スウィングガールズ(バスの運転手)
- 時には懺悔を(米本)
- ポンチョに夜明けの風はらませて(八兵衛)
- さがす(原田智)
- 爆弾(スズキタゴサク)
声優
関連動画
関連項目
関連リンク
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