佐藤光留(さとう ひかる)とは、パンクラスMISSION所属の日本のプロレスラー、総合格闘家、株式会社パイルドライバーの課長、そして変態であり、めんどくさい人物である。
本名は佐藤弘明。岡山県岡山市出身。身長172cm、体重92kg。
概要
学生時代に砲丸投げ、相撲を経てレスリングを始め、高校3年には全国大会3位という実績を残す。
その後美濃輪育久に触発されパンクラスの入門テストを受け、1999年5月に入団。翌2000年2月に渡辺大介戦で総合格闘家としてデビューを果たす。
2008年にはパンクラスismから鈴木みのる率いるパンクラスMISSIONに移籍し、プロレス参戦を表明。DDTプロレスリング団体内の総合格闘技色の強いブランド「ハードヒット」でプロレスデビューを果たす。その後は主にDDTプロレスリングや全日本プロレスなどに参戦している。
プロレスの内容については総合格闘家出身らしくしっかりとしたグラウンド技術と強烈な打撃を持ち、大技を繰り出さなくてもしっかりとした試合を組みたてられる内容は高い評価を得ている。 また、バチバチのファイトからエンターテイメント色の強いプロレスまで幅広く対応できる。
DDTを主戦場としていたときは団体内でもトップクラスの人気を誇り、優勝者には賞金100万円とKO-D無差別級王者への挑戦権が与えられるDDT48総選挙では、毎回無茶苦茶な公約(後述)を掲げて立候補してきたが、2010年の第1回総選挙では1位の男色ディーノから14票差で2位。2011年の第2回総選挙では2位の飯伏幸太に対して169表差をつけてぶっちぎりの1位となった。この際賞金100万円は辞退し、高木三四郎社長に対して「自分の城」を要求。結果、DDT内ブランドであったハードヒットの権利を取得。休眠状態であった同ブランドを2012年3月に復活させ、以降は「現在進行形のU」を目指し、定期的に興行を行っている。
だが、2014年1月でDDTとはレギュラー契約満了という形で卒業。DDTとのつながりは自身がプロデュースしているハードヒットだけになるか……と思われたが、2月から12月までユニオンプロレスに参戦していた。
2015年6月にはハードヒットの運営や興行に関する権利を全て譲渡されて、DDTから完全に独立する。
全日本プロレスでは2013年1月に情熱バカこと大和ヒロシとタッグを組み、全日本プロレスの看板タイトルのひとつであるアジアタッグ王座を奪取。大田区総合体育館を「バカ変態」コールで沸かせるなど一世を風靡したが、全日分裂騒動の際に大和が武藤敬司派のWRESTLE-1に移籍したことでコンビは解消。その後、フリーの一匹狼として参戦していたが、2014年2月からは諏訪魔、ジョー・ドーリングのチーム「エボリューション(Evolution)」に加入。エボリューションにはその後、青木篤志と野村直矢も加入。青木は新生ハードヒットでも活躍している。
全日本プロレス以外にも、各地のローカルインディー団体や女子プロレス団体、どインディーでも条件さえ合えば積極的に参戦している。また、DEEPやパンクラス、シュートボクシングなどの格闘技にもまた参戦するようになった。
エピソード等
- アイドル好き、とりわけ広末涼子の大ファンである。中学生時代には岡山県の実家から自転車で高知県にある広末涼子の自宅まで会いに行き、広末涼子の父親に広末とのツーショット写真を撮ってもらった。
- メイド服やスクール水着を着て入場し、そのまま試合をすることがある。また、試合中に突然「脱ぎたくなった!」と宣言してコーナーポストに登って尻を出そうとすることがある。コレは主にタッグパートナーである中澤マイケルの反則から審判の目をそらすためである。
- かつてDDTプロレスリングのビアガーデンプロレスの際、会場前に車(スズキエブリィ改造車)を置いていたところ、酔っ払ったHARASHIMA(とガイジンたち)が車の屋根の上で飛び跳ねて、愛車を廃車にしてしまったことがある。その後いろいろあったが、ジープ・チェロキーを経て現在は三菱デリカD5に乗っている。
- DDT48総選挙における公約は第1回が「雑誌『アリスクラブ』の復活(もし100万円で難しい場合はひよこクラブのタイトルを変えて、中に写ってる写真の年齢をちょっと上げる。)」。第2回が「アイスリボンからババァを抜いたメンバーと高木三四郎社長の娘で5月5日こどもの日に都庁前でプロレス団体『アリスクラブ』を立ち上げ、知事室に向かって『3!2!1!アリスクラブ!』の大合唱をする。」「もしアリスクラブの立ち上げが無理なら、ハードヒットルールで「この色」のパンツ穿いた頑固者と戦う。」。第3回では前回1位になったにもかかわらず待遇がよくないとし、「鶴見亜門GMの解任、および後任にさいとう・たかを氏のGM就任。」。第4回が「『BOYZに呼ばれなかったBOYZ興行』を開催し、メインイベントに佐藤光留対飯伏幸太を行う。」であった。但し、選挙演説はいずれも金本浩二似の「金本光留」選手が行っている。
- ファンとの交流を非常に大切にしているレスラーであり、毎週土曜日の24時半(変更あり、変更の際は本人のツイッターで告知される。)からUstreamで生放送を行っている。DDTレギュラー卒業後は時間が不定期になっているので、気になる人は氏のツイッターアカウントをフォローしておくといいだろう。
- USTで「釣りの話」と口にするときは大抵、ノーツイートな話…らしいよ?
- ニコニコ生放送には当初「リスナーの顔が見えない」と否定的だったが、現在は元バトルニュース編集長の佐瀬順一氏とともにハードヒットの宣伝番組をニコニコプロレスチャンネルで行なうようになった。
- その一方、自分の意見と異なる相手にはプロレス記者だろうとファンだろうと全日本プロレスのオーナー(当時)だろうと、徹底的に噛みつくめんどくさい人間性を発揮する。そのめんどくささは総合格闘家の時代から、週プロの写真名鑑でのコメントでめんどくさい人扱いされるという筋金入りである(ある意味、純粋とも言えるが)。
- その結果、週プロmobileで大人気だったブログの連載を終了することになった(理由は…お察しください。ヒント:菓子折り)。
- DDTでは同じく変態キャラの中澤マイケルとタッグを組むことが多く、「変態團」(2008年)・松永智充を加えた3人での「シットハート♡ファウンデーション」(2010年)、「ド変態團」(2011年~2012年)などのユニットを結成していた。DDTレギュラー卒業後も、マイケルとの仲は健在。
- 入場曲はサミーのパチスロ「獣王」の『サバンナチャンス』を使用している。ただし、タイトルマッチなどのビッグマッチ限定でPerfumeの『エレクトロ・ワールド』を使用する場合もある。それ以外にDead or Aliveの『You Spin Me Round』も入場曲に使うことがある。またUWFメインテーマを入場曲にすることもある。
- 一時期、頭頂部がヤバい状態になり、同じ危機感を感じているアントーニオ本多との戦いは「色々な意味で不毛な戦い」と言われていた。(俺は絶対にハゲないと自称する)大石真翔はしばしば、毛のことで光留をよくいじっていた。だが、中澤マイケルからもらったお薬の影響からか、現在の頭頂部はすっかり髪の毛がフッサリするようになった。ケミカルパワーってすごい!
- DDT48総選挙対策として作り始めたTシャツブランド「デッド・オア・アライブ」は、プロレスグッズらしからぬデザインの良さと各種コラボレーションや限定カラーといったコレクター心をくすぐる商品展開で大人気。インディープロレス界では葛西純Tシャツと並ぶ一大ブランドと化している。
- モノマネに上手さにも定評がある。レパートリーは金本浩二、冨宅飛駈、近藤有己、大仁田厚など。
- ライターとしての活動にも定評があり、AV雑誌から週プロmobile内のブログまでいくつもの連載を抱えている。
- 魚釣り、特にトップウォーターでのブラックバス釣りにハマっている。中でも雑誌『トップ堂(休刊)』とルアーブランドFROG Productsの熱心なファンである。それ以外にも、豊島園の管理釣り場や横浜の釣り施設、巡業先の釣り場などによく出没しているそうだ。ちなみに釣り仲間は、主に中澤マイケルと鈴木みのる。
- 女子プロレスラーを性的な目で見ることに関しては、紅夜叉が週プロの表紙を飾った頃からの筋金入りである。特にベースボールマガジン社が出している写真集『女子プロレスエロかわ主義』シリーズは全シリーズ購入し、カバンの中には自分用と布教用を必ず用意するほど。ついにはエロかわ主義の公式コメンテーターとして週プロ本誌に談話が載るまでになった。最近ではZERO1野良犬道場所属でスターダムなどに参戦していた夕陽(引退)がお気に入りだったそうである。
里歩(りほ)とのあれとかこれとか
女子プロレスラー好き(性的対象)として有名な佐藤光留だが、特に我闘雲舞の里歩(元アイスリボンのりほ)に対する執着心は年季がかなり入っている。以下に、里歩に関わるエピソードをいくつか紹介する。
- シットハート♡ファウンデーション時代にアイスリボン所属のりほが持っていた6人タッグのベルト(パートナーはグレート小鹿(大日本プロレス会長)、ミスター6号)への挑戦要求をした際に、Ustreamで生放送中にもかかわらず「俺はりほとヤりたいんだ!!」と発言したり、アイスリボン創設者のさくらえみに向かって「パンクラス対アイスリボンの全面戦争じゃあ!」と発言。結果、さくらえみに「頭おかしくない?。」と言われりほの出場を断られ、更にはミスター6号にも出場を断られ、結果グレート小鹿・ウルトラマンロビン・さくらえみとのノンタイトル6人タッグマッチになるという結末になった。
- しかし後の2012年5月5日のアイスリボン後楽園ホール大会においてりほとのタッグの形で競演が決定。大会前に変態的なメールを送りつけたため藤本つかさに警察に通報されそうになりつつもなんとかタッグを結成。当初は、アイスリボン最大のビッグマッチにも関わらず、大日本プロレスも最大のビッグマッチである横浜文化体育館大会が開催されていた為、それぞれの試合開始時間の関係(アイスリボン後楽園12時開始、大日本横浜文体15時開始)で観客動員数への影響は確実だった後楽園ホール大会を成功させるために、りほがなんとか変態行為に対し我慢していたものの、最終的には誤爆から3カウントをとられた上、試合終了後には健闘をたたえようとする光留にたいしてりほがマジ逃げしてタッグ解散してしまうなど、ある意味当たり前の結末を迎えた。
- その後、りほはアイスリボンから我闘雲舞に移籍して里歩になり、光留もなぜかさくらえみによるブッキングで2013年4月19日の市ヶ谷大会から参戦。さくらとタッグを組んで翌5月4日の板橋大会にも参戦したが……変質者として里歩を狙う光留にさくらもキレてタッグは空中分解。この試合に負けた光留はその後、我闘雲舞出入り禁止になったとさ。つるかめつるかめ。
- しかし2014年5月に再び里歩とタッグを組み、我闘雲舞のワンデーミックスドタッグトーナメントに「市ヶ谷JKリフレReinbow color」というどこかで聞いたことがあるようなチーム名でエントリー。里歩が光留に何かする(例:試合中に光留を救出する。試合前に肩を組む。等。)度に金銭を支払うというシステムで勝ちあがるものの、トーナメントは準決勝で敗退。敗退後には光留が里歩に首四の字をリクエストするも、すでにお金がなくなっていたためにあっさり里歩に捨てられてしまった。このあまりに酷い光景は、ヤフーニュースにさえ取り上げられた。(記事はこちら)
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関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 公式ブログ「公!!光留塾☆期間限定復活分校☆」
- 公式ツイッター
- 公式Ustream「ヒロタヒ」(旧名:愛LOVE寂聴クリニック・くたばれ!アグネス・オイ磯野お○ぱい揉みに行こうぜ!)
- パンクラス内公式プロフィール
- DDTプロレスリング内公式プロフィール
- ハードヒット公式サイト
- パイルドライバー公式サイト(佐藤光留グッズが購入できる)
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