佐藤秀司(さとう しゅうじ)とは、将棋棋士である。1967年6月8日生まれ。宮城県古川市出身。
中原誠 十六世名人門下。棋士番号196。
概要
1980年(13歳)の頃に東京へ上京し、中原誠の内弟子となり、奨励会へ入会した。
1988年に三段昇段。下期より三段リーグ参戦となった。
4期目となる1990年度上期三段リーグで13勝5敗となり一位で四段昇段を決めた。
プロ入り直後にいきなり棋聖戦の本戦に入る活躍を見せる。
当時全盛期の活躍を見せていた福崎文吾九段や、村山聖九段に勝っての稲妻デビューであった。
その後は1992年度の新人王戦で優勝、1994年度に王位リーグや棋王戦本戦入りするといった活躍を見せ、勝率6割を超えることの多い強豪棋士として活躍していった。
近年では徐々に成績を落としていっているが、2015年度は棋王戦で本戦入り、2017年度叡王戦で本戦入りするなど局所で活躍をしている。
人柄は真面目で熱心、謙虚な印象。
叡王戦本戦入りした際のインタビューでは、謙虚すぎてまるで引退会見のようになっている。
うな重パニック
初めてふじもとのうな重(ランクが一番下のもの)を注文して、某猫が大好きな大御所の先生の上うな重を間違って食べてしまった。
初めて注文したために、届いたうな重の差がわからなかったそうだ。
差額を払ってその場は収まったが、その大御所先生はガス欠でA級順位戦を負けてしまったそうな。
これをずっと気にしていた佐藤秀司は、その某先生に「うなぎを食べてしまったことを許してほしい」とおたよりを送ったところ、全然気にしておらず、負けたのは自分のせいとの勝負師らしい回答でした。
叡王戦戦績
関連動画
関連項目
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