概要
台湾棋院にて10歳でプロ入りを決めた逸材中の逸材。
14歳の時に日本へ。
元々は院生からスタートする予定であったが、実力を評価され移籍という形で即入段。
足の軽さに定評のある関西棋院の英断である。
過去に例はない。
その後は驚くべき速度で勝ち数を重ね、
18歳の時に本因坊リーグ入りを決めて七段に昇段。
これは井山裕太を超える本因坊リーグ入り最年少記録である。
たったの4年の出来事であった。
2013年度は19連勝を記録。(上記した本因坊リーグ入りを決めた年。)
2014年度はU20グロービス杯で中韓の棋士を押さえ込み、
一力vs余という「国際棋戦で日本棋院棋士同士の決勝」を作り出した。
2015年度も調子は衰えず、勝率はなんと80%を越える。
朝日新聞には東京の一力、関西の余なんていう記事が掲載された。
棋風
力戦派で難解な進行を好み、
優勢が分かるとヨセ上げる棋風・・・などと表現すると、NHK杯の結城聡先生っぽく感じる。
強烈な攻めは迫力満点で、シノギにきた相手の石はガチンコで取りにいく。
投げっぷりの悪さは井山裕太並みで、
第二回グロービズ杯でも劣勢ながら最強手を連発し、
終盤までコウで粘りまくった。
読みの速さがあってこそできる芸である。
豆知識
- 関西棋院では「アマルくん」と呼ばれている事が広まり、
読みやすさ・漢字変換のしやすさから、ネット上でも用いられている。 - なお勉強法は研究会に参加したりするタイプではなく
一人で黙々と研究する派らしい。意外と古風なタイプである。
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関連項目
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