作業ゲーとは、プレイ中に実のない行為を繰り返せざるをえないことが多いゲームを指して使われる言葉である。
概要
この言葉はマイナスなイメージを与える言葉として使われる。
ただ、日本には作業ゲーが好きでたまらないと豪語する人間もいるのでこの言葉を使うと面倒なことになる可能性がある。
そもそもここで言う作業とは
単純な例としてはRPGならば
- 敵とのエンカウント率が高い
- 進行に必要な経験値などのポイントを稼ぐために何度も同じ敵と戦う必要がある
- 同じフィールドを何度も往復しなくてはならない
- 毎回同じ遠くのフィールドに移動しなくてはならない
- 攻撃や移動などをおこなう際に発生する各種演出が省略できない
- セッティングが重要なゲームでショートカットでの呼び出しやオートでのセットが存在できず何度もちまちまとした手動での入れ替えが必要
などとゲームの進行を妨げるものがある。
他にもアクションゲームなどで
などとメインパートがつまらなかったり操作が快適でないものも結果として つまらないことの繰り返し=作業 となりやすい。
要は作業ゲーとは無駄な行動を強制させたり快適でなかったりするゲームのことである。
また、作業ゲーと分類されなくても作業要素があるゲームと分類されればそれは概ね評価のマイナスであることを指す。
作業発生要因
ゲームは著作権法上では映画に準ずるとされるが、実際には映画のように要所を押さえて楽しい要素を緩急つけて与え続けることは制作側にとって非常に困難である。そのためユーザーにいかに繰り返しや使いまわしによる時間稼ぎをさせるかに注力する制作陣は多い。繰り返しや使いまわしがあると当然作業となり飽きが生まれてしまう。バランスを変えて似ているが違うものにするという手段もあるが、それだけではほぼ同じ作業であり飽きが生まれやすい。
予算や時間やコストと利益のバランスなどの都合もあるのだろうが、ユーザーが作品を楽しんだり評価する場合には知ったことではないので情状酌量の余地はなく同情や肩入れはもってのほかである。
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関連項目
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