作者の死単語

サクシャノシ
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作者の死とは、フランス哲学者、文学評論家ロラン・バルト1967年に著した小論のタイトル、ひいてはその中で提唱した文学読解法である。

概要

例えばこういう笑い話がある。

現代文小説の問題を、その小説作者が解いたら、酷い点数をとった」

国語の授業で、この時の作者の気持ちを答えなさいという問題で、作者本人が『そんなこと考えてないぞ』と言った」

他にも、こんなをみたことはないだろうか。難解な作品のファンが、多くの根拠を集め作品を深く考察して発表した。しかし制作者はまるでそんなことを考えておらず、考察した人が笑われる。

こういう話の裏側には「作品において、作者であり絶対である」という一つの思想(イデオロギー)がある。この考えを絶対と考える人は多いが、これはけっして普遍の真理ではない。

これに対してロラン・バルトはあらゆる作品も言という制約がある以上、以前読んだものの影から逃れられない。よって「作者は作品を支配できず、読者に解釈を任せなければならない」とした。

作者によって支配されているものを「作品」というのに対して、作者の支配から解放された文学を「テクスト」と呼ぶ。作者の支配から逃れたテクストには既に作者の居場所はない。つまりこれが作者の死なのである。

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作者の死

83 削除しました
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削除しました
84 ななしのよっしん
2019/03/30(土) 06:06:41 ID: LXd8YZF1c1
>>83
上手いこと言ったつもりなんだろうけど全に的外れだよ
85 ななしのよっしん
2019/04/04(木) 17:43:09 ID: WVELiPvFBD
作者の死ってもしかして、要約するとこう言う事?
不正解「文章は自由に、好き勝手に解釈していい」
正解「無限の猿定理から得られた文だろうと、文それ自体に意味がある」
86 ななしのよっしん
2019/05/05(日) 02:21:08 ID: 82vr0M40GF
>>64
身勝手で的外れな二次創作をしている作者がこの言葉を免罪符として使ってくるのであれば
その二次創作に対して“作者の死”を適用して
作者器としてしか機させようとしていない」「全く別のBという作品の要素を理やりねじ込んでいるのが透けて見える」とか批評してやるのが一番なのでは
87 ななしのよっしん
2019/05/28(火) 17:17:46 ID: s4oSMTKwnO
プロパガンダ正当化する言葉
創作物とは
88 ななしのよっしん
2019/05/28(火) 17:25:42 ID: WT43typaWL
むしろプロパガンダを否定する言葉じゃないのか
89 ななしのよっしん
2019/06/14(金) 16:07:44 ID: lzVXK+gmqP
作者も書いた当時の設定を忘れてるとか後から整合性を考えて違う筋をそうだと思い込むとか普通にありそうだけどな
作者だって人間で変化もするし記憶も確かとは限らないな訳だし
90 ななしのよっしん
2019/08/04(日) 01:52:39 ID: 4DQwkHuVaN
積極的に使ってるのがフロム脳とかだろうか
91 ななしのよっしん
2019/08/10(土) 18:40:56 ID: fDPCtLE5in
世界一読まれている創作物こと聖書もこの「作者の死」が適用出来たりするのかね
92 ななしのよっしん
2019/09/23(月) 00:26:48 ID: ur05pMoWxH
>>91
適用できるどころか、典的なケースの一つだよ。

知っての通り、キリスト教と一口に言っても、その歴史の中で様々な宗が生まれては消えてきた。
こうした閥は、「読者」である信徒や職者個々の解釈の違いから生まれたものだし、その宗が正当であるか否かを決めてきたのもやはり読者であって、いずれにせよ、そこには「作者」の居場所は存在しない。