概要
『桃太郎電鉄7』がプレイステーション(PS)で発売されてから、『進行系カード』と『便利系カード』が区別された。
便利系には様々なタイプがあり、『ぶっとび系』、『妨害系』、『防御系』、『損害系』など、様々な種類が存在する。ただし、便利系の中には貰うと即座に効果が発揮され、即座に消えるカードも存在する。
ちなみに、ぶっとび系は『ぶっとびカード』は進行系カードに名残で残っていたが、『G』から『夢のまた夢カード』などと統一され、便利系となった。そのため、ぶっとびカードを８枚所持して、いかに目的地へニアピンに行けるかの勝負も激化しつつある。
代表的なカード
ぶっとび系
- ぶっとびカード - 『桃鉄』定番のカードで、ヘリコプターでランダムの1ヶ所に行ける。
- 夢のまた夢カード - ぶっとびカードの強化版。気に入らなかったぶっとびからもう一度ぶっ飛ぶことが出来る。
- 北へ!カード - 方角的に北方向へ飛ぶことができる。ただし、あまり南から使うと、目的地が北海道であっても山陰や近畿北部で止まることがある。
- 千載一遇カード - 目的地からあと1ケタの所までぶっ飛べる。千載『○』遇と、『○』の中に『一』～『九』の数字が入る。
- エアポートカード - どこかの空港まで飛ぶことができる。ただし、『USA』より空港が複数化してきているため、昔のように関東・関西方面で使うような場面が少なくなっている。
妨害系カード
- うんちカード - その場に黄色いうんちを落とし、進路を妨害することが出来る。うんちの場所を指定できる『指定うんちカード』やあちこちに飛び散る『とびちりカード』、目的地にのみ落ちる『ばちあたりカード』など派生が多数存在。
- あっちいけカード - 付いている貧乏神、ミニボンビーを他人の所へ送ることができる。失敗する場合もある。もちろん、キングボンビーなどには使えない。
- 一生のお願いカード - 昔は『ボンビラスカード』など言われたカード。貧乏神が変身する。しかし、貧乏神そのままだったり、ミニボンビーになったりする場合がある。キングボンビーからミニボンビーに変身する可能性もごくわずかにある。
- 乗っ取りカード - 物件駅で使うと相手の物件を乗っ取れる。独占まであと一歩や相手の独占を崩したい、利益イベント発生の物件駅が欲しいなどいろんな場面で使える。たまに失敗する。
- ふういんカード - 自分以外のカード使用を封じ込むことが出来る。
- とっかえっこカード - 相手の所持金と自分の所持金を入れ替える事が出来る。物凄く資金を削った時に有効。
- カード交換カード - 相手とのカードを1枚ずつ交換することが可能。
- 便利系消滅カード - 『15』にて遂に登場した凶悪なカード。相手の便利系を全部消してしまう。
防御系
- おまもりカード - 貧乏神の『物件を売る』の悪行のみに有効。物件を売ることを防ぐ。
- ブロックカード - 最近の『桃鉄』では登場しないカード。妨害系で相手に攻撃できるカードの攻撃を防ぐ。
- 損害保険カード - 台風や噴火などの災害に遭った際に被害額の半分が保証される。昔はスリの銀次やデビル系にも使えた。
- モモトラマンカード - ドジラース(ドジラ)イベントが発生する『桃鉄』にのみ登場。モモトラマンが日本の平和を守ってくれる。ただし、負けるとモモトラマンは帰り、ドジラース(ドジラ)によって物件駅が破壊される。
- ワクチンカード - 『ウイルスカード』を防疫することが出来る。効果持続期間はシリーズによって年数が違う。
- バキュームカード - 全てのうんちを取り払う事が出来る。目的地にある殿様うんちですら消える。
利益系
- エンジェルカード - 序盤では有効なカードの一つ。エンジェルがついて、毎月収入がある。『ミカエル』に変身する場合もあり、変身したら4倍ほどの金額をくれる。
- ダイヤモンドカード - カード売り場で売ると多額の資金が手に入る。ただし、月の相場制で、売却価格は変動する。経済でも影響し、『岩戸景気』だと10倍で売ることができ、『大恐慌』だと4分の1くらいの値段でしか売ることが出来ない。
- 一攫千金カード - 無謀なギャンブルカード。大量に持ってて99年に1回成功するか成功しないかくらいの確率。使用して利益イベントが発生すると、超高額の収入が貰える。
- ゴールドカード - 物件駅で使うと、好きな物件を1件だけ原価の1割の値段で買う事が出来る。『桃太郎ランド』には使えない。岡山駅以外の物件駅1件全ての物件が原価の1割で買える『プラチナカード』など、派生カードもある。
- 虎につばさカード - 目的地に到着すると、援助金が2倍になる。ハワイだと4倍になる。『USA』の特殊目的地では使えない。
- ○○ラリーカード - シリーズによってラリーのテーマが変わり、その目的地8駅全てに止まると目的地の8倍の資金が手に入る。
損害系
- デビルカード - 毎月、決まった金額を奪うデビルが付く。階級には『リトルデビル』、『デビル』、『キングデビル』があり、キングデビルは1枚あるだけでかなりの金額を持っていく。
- ウイルスカード - コンピューター・ウイルスが発生し、毎年カードを食べつくす。
- とりかえしカード - 何ヶ月も放っておくと爆発して、多額の金額が奪われる。『15』でギーガが復活した際には、全部のカードを奪ってこのカードを8枚も持ってくると言ったイベントが発生した。
ペペペマンから貰えるカード
- 三三七拍子カード - ペペペマンカードの中で、『当たり』と言えるカードの一つ。1回目、2回目使用で3マス、3回目使用で7マス進める。
- 1か8かカード - 目的地にあと1マス、または8マスの際に使えるカード。ランダムで1マスか8マス進める。
- 1374カード - ランダムで1マス～7マス進める。由来はペペペマンの『意味がない』から。
その他代表的なカード
- テレポートカード - 他の相手の近くにテレポートすることができる。昔はランダムだったが、今は指定できるようになっている。
- 徳政令カード - 赤字転落している社長の借金を返済できる。もちろん、自分が借金している場合でも有効。
- たらればカード - 一度だけサイコロを振り直すことが可能。目的地までサイコロ1個圏内につけたときに効果あり。他の使用方法もある。
- ダビングカード - 進行系にある場合進行系を、便利系にある場合は便利系の1枚からダビングできる。『ゴールドカード』など、貴重かつ物凄い利益を生むカードや『エンジェルカード』はダビングできない。
- 『も』『く』『て』『き』『ち』カード - この5枚を揃えると、目的地に入り、10倍の資金が手に入るといったイベントがあった。現在は登場しない。ちなみに、使用すると他のカードに化ける。
関連商品
関連項目
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