信楽高原鐵道とは、滋賀県で鉄道事業を行っている第三セクター会社である。
概要
1987年に設立され、国鉄信楽線の運営を引き継いで開業させた。しかし、経営はよろしくない状態が続き、2013年の災害復旧時に上下分離方式に移行し、第二種鉄道事業者となっている(甲賀市が第三種鉄道事業者に)。
1991年に信楽高原鐵道列車衝突事故(42名死亡、614名負傷)が起きたり、2013年に橋梁が流出して1年ほど不通になっていたりするが、今日も信楽高原鐵道は元気です。
信楽線には交換できる駅・信号場が無いため、スタフ閉塞で1編成が往復しているだけである。かつては交換用に小野谷信号場が存在していたが、先述の事故によって使用停止となった後に2018年度に廃止手続きがされた(現在は設備撤去済み)。また事故後はJR草津線との直通運転は行わなくなり、渡り線も撤去されている。
貴生川駅~紫香楽宮跡駅間は関西の新幹線を除く鉄道路線ではトップクラスの駅間距離を誇る。これは山越え区間で集落等が無い為。
なお当路線と近江鉄道の線路をつなげ、更に信楽~京田辺間に新線を建設し、京都府南部や大阪市中心部と滋賀県湖東地域を結ぶ「びわこ京阪奈線」の鉄道構想が滋賀県側の関係自治体が結成して考えているが、費用対効果や通過地域の人口の少なさから計画は進んでいない。
車両
駅一覧
駅名 | 接続路線 | 備考 |
---|---|---|
貴生川駅 | 西日本旅客鉄道:草津線 近江鉄道:本線 |
|
小野谷信号場 | 2018年度廃止手続き済み | |
紫香楽宮跡駅 | ||
雲井駅 | ||
勅旨駅 | ||
玉桂寺前駅 | ||
信楽駅 |
関連動画
関連項目
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