倉田佐祐理とは、Kanonに登場するキャラクターである。声優は川上とも子。
概要
5月5日生まれのおうし座。A型。159cm/45kg、B84/W55/H82。
鳴き声は「あははーっ」。一人称は自分の名前(佐祐理)であるが、これには事情がある。
親は大物政治家らしく、お嬢様である。
誰もが思わず「さん」付けをしてしまうカリスマの持ち主。
終始武骨な舞とは対照的に、物腰柔らかで笑顔を絶やさず、誰にでも丁寧語を使用して話すのはいいのだがそのどちらもあまりに鉄壁すぎるため、彼女の心中と手の内を読むことは極めて困難であるそれ故駆け引きは得意なようであるが、腹黒さが致命的に足りないため自分を犠牲にしてしまう。社長を見習ってくださいマジで。
左手には殺意の波動を取り込んだらしい痕跡があることから、鉄壁笑顔には理由があるようであるが…
その全てに秀でる性質から生徒会等からの信頼も厚いが、ゲーム開始時は退役中である。
実は魔法少女。愛深き故にバイorガチの疑惑あり。
舞とは非常に親しく、毎日重箱に2人分(祐一と出会ってからは3人分)のお弁当を詰めてきて大体3階と屋上の間の階段の踊り場の辺りで食べている。冬なのに寒くないのか、何故教室内で食わないのかと言ってはいけない。
舞のよき理解者であり、外面的性質こそ川澄舞の対極だが、被ってる面が般若かお多福かの差異だけで感情が表情や言葉に出にくいため心中が読めなかったり、削らなくてもいいところで身を削ってしまったり、舞のように実体化こそしていないが「自分が他人と化している」など内面は舞に似ている部分も多い。
そのため、舞シナリオでの主人公は必然的に同時攻略と言うことになり既に異常なまでに仲がいい舞と佐祐理の中に飛び込んで不可逆的に完全融解し、そのまま最後の最期まで…否、最期が終わろうとも三人で共闘することになる。この友情と愛情を足しても尚足りぬ絆はひたすら強くなる一方で全くヒビが入らないため舞とどちらか選ぶという選択肢は作中に存在しない。
このことについて、舞と主人公に対して彼女が身を引いてしまうのではと少し不安になるが、主人公のほうは中盤で三人の未来を想起し、『これから起こるべき未来だ』と述べているため今後も三人でやっていく予定のようだ。
特に、主人公が読書中に最初に想起した未来の実現は、自分の想いを殺さないため、大切な人を苦しめないために「正しさ」を棄てるということであり、彼女の問題の解決を意味するものと思われる。(無印、standardeditionのみ。)
元々はヒロインになる予定だったが納期の都合でシナリオが削られたらしく一応攻略可能であり、舞ルート二週目終盤で佐祐理側の話を選ぶことも可能であるが、削られたシナリオであるためルート内で解決することはできず、また主人公は舞に思いを伝えたあとであるためそれでもやっぱり離れないということになる。
即ち、舞を選択するということは同時に佐祐理を選択するということなのである。
「正しくない」は褒め言葉。
パロディの多いEFZだが、彼女はあらゆる点がルガール・バーンシュタインである。
そのため、MUGENにもEFZの原作再現や完全にルガール化したもの、EFZが出るより前にKFX用に作られたものの移植版などががおり、大体ルガール前後の強さである。また、ストーリ動画ではルガール運送(株)の社員であることが多い。本編で舞フラグを折ってしまった場合でも、彼女が本気で暗黒パワーを使用すれば祐一なんぞより遥かに手っ取り早くけりが付くことだろう。
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