個人情報(こじんじょうほう)は、個人に関する情報のこと。
概要
「氏名、生年月日、住所、電話番号、クレジットカード情報」といった個人を識別することの出来る情報。銀行の口座を開設する時などに使われる。[1][2]
その為、情報が流出した場合、クレジットカードが偽造され、赤の他人に「預金を盗まれたり、高額な借金を背負わされさてしまう」危険がある[3][4]。
近年は、サイバー攻撃が活発化し、個人情報が流出する事件が多発している[5]。
クレジットカードの不正利用に限っても、近年は100憶円以上の被害が出ており、特に2017年は1年間だけで、176.8億円の被害が出ている[6]。
- 広義には履歴・経歴・ナンバープレートを含む場合もある。(二次的に追跡可能なため)
- 記録媒体の小型化・大容量化により、盗難や紛失によって生徒や住民全員[7]の個人情報が危険にさらされる場合もある。
- 個人情報を取り扱う現場においては、委託先も含め高度な秘密保持体制や自覚が必要となる。
- 情報書類を破棄する際にはシュレッダーにかける。
- 個人においては、重要部分だけでも別途に裁断するといった心がけも必要。
特定するもの
家の外観(洗濯物や自転車)、玄関の靴の数やデザインからでも大まかな個人情報は推測可能であるし
SNSにアップされた断片的な情報を統合して特定する方法もある。
逃げられなくするもの
非合法な 闇バイト (項目参照)では必ず最初に登録させられ(免許証のコピーなど)、裏切れば自身や家族への報復を脅迫される。辞めるには死ぬか捕まるか親族が犠牲になるかといった選択を迫られる。
…が、手軽さと大金に目がくらみ飛びつく者は後を絶たない。
そんなコスパの良いうまい話はないし、あなたに報酬を支払う義務はない(ここ重要)。
「気になったら即DM!審査は身分証と顔写真を撮って送るだけでOK!」
それがまさに個人情報である。顔も素性も分からない怪しげな相手に送ってはいけない。
一見お得そうに見えるものでも…
いくら無料で金品を受け取れるとしても、(現地で本人へ現物支給する場合を除けば)受け取るには住所氏名や銀行口座、アカウント情報といった何かしらの「個人情報」が必要となるため、不特定多数に対して「全員に××を差し上げます!」というのは「あなた達全員の個人情報を頂きます!」という形で悪用することも可能である。
類するもの
自己紹介の際に示される軽度なものは プロフィール と区別される場合も多い。
(居住している都道府県・趣味など)
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関連項目
- 情報
- プロフィール
- 個人情報保護法
- 犯罪 / 詐欺
- マイナンバー制度
- サイバーテロ
- 2ちゃんねる個人情報流出事件
- (`ェ´)ピャー
- 特定
- デジタルタトゥー
- 黒歴史
- 顔出し
- いたずら
- 迷惑メール
- 人権
- 闇バイト
脚注
- *EnterpriseZine 2014年4月11日 「個人を特定する情報が個人情報である」と信じているすべての方へ
- *CNET Japan2017年06月22日 メルカリ、ウェブ版で個人情報が流出--名前や銀行口座など最大5万4180人に影響
- *東スポweb 2017年4月26日 Bリーグで15万件の個人情報流出 偽造クレカ作りに悪用される恐れも
- *クレジットカードの読みもの 2017年2月11日 自分の誕生日をキャッシュカードの暗証番号にすると、どんな危険があるのかまとめ。最悪、全財産を失うどころか借金を背負います。
- *NHK 2017年5月10日 「相次ぐ個人情報大量流出 被害の実態から学べ」(時論公論)
- *一般社団法人日本クレジット協会 平成30年3月30日 クレジットカード不正使用被害の集計結果について PDF
- **2022年には尼崎市で業者が市民全員の個人情報が入ったUSBを持って酒を飲んで帰ったら、入れていたカバンを紛失した事に気づくといった事例がある。
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