倶知安町(くっちゃんちょう)とは、北海道の西部にある虻田郡にある町である。
概要
倶知安町(2020年4月1日時点) | |
---|---|
面積 | 261.34km2 |
人口 | 15,152人 |
町の花 | キバナシャクナゲ |
町の木 | イタヤカエデ |
隣接 市町村 |
虻田郡京極町 虻田郡ニセコ町 余市郡仁木町 余市郡赤井川村 岩内郡共和町 磯谷郡蘭越町 |
北海道西部に位置する後志総合振興局にある町の一つ。後志地域の行政の中心地として位置づけられる町であり、ジャガイモをはじめとした農業やスキー場などの観光地に恵まれた地域である。
2000年代以降は西隣のニセコ町、蘭越町と共にニセコ観光圏を形成。外国からの観光客が多く訪れる他、国外企業のコンドミニアムが多く新設された。この影響もあり、過去には住宅地地価上昇率で全国1位を獲得したこともある。
特に2024年頃には観光地の異常な物価高騰、「ニセコバブル」ともいうべき現象が起こった一方で、観光に人手を取られたことで介護業などそれ以外の業界で人手が不足するなどの問題に直面しており、オーバーツーリズムのモデルケースとして全国の自治体から今後の対応が注目されている。
交通面では函館本線の駅である倶知安駅、比羅夫駅が所在する。この内後者は日本国内の駅で唯一宿泊施設が併設された駅として知られている。夏にはBBQ、冬には鍋を囲んで通過列車を眺める、なんて贅沢な時間を過ごせる宿なのだ。また、かつては胆振線の終着駅があった(1986年廃線)。
将来北海道新幹線が札幌まで延伸した際には、倶知安駅がその停車駅となり、同時に倶知安町内を通る函館本線の長万部駅─小樽駅間が並行在来線として廃止される予定となっている。
鉄道以外ではニセコバス、道南バス、北海道中央バスがそれぞれ運行。コミュニティバスのくっちゃんまんなか循環バス「じゃがりん号」も走る。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt