僧侶(ファイアーエムブレム)単語

ソウリョ
2.2万文字の記事
  • 5
  • 0pt
掲示板へ

僧侶(ファイアーエムブレム)とは、ゲームファイアーエムブレムシリーズに登場するユニットクラスの一つで、重要な回復役である。
ここでは、『ファイアーエムブレムシリーズにおける回復役及び職者について扱う。

概要

なる魔法を用いて味方を回復するクラスであり、傷付いた味方の立て直しには必要不可欠クラスである。原則として自分から攻撃はできず、もっぱら回復役に終始することになる。
極めて高い魔防を持っており魔法には強い反面、魔道士以上に物理攻撃に弱い。女性の場合「シスター」と表記する場合もあり、僧侶微妙に性が違う場合もある。ユニットクラス僧侶であっても台詞の中ではシスターと呼ばれている場面もある。

上級職にクラスチェンジすることで攻撃魔法が使えるようになるが、普通魔法魔法かは作品によって異なる。しかし、魔力魔道士ほど高くないことが多いため攻撃にはあまり期待できない。また、この魔法を専門に使用する修士というクラスも存在する。

に乗って上からを使うトルバドールというクラスもあり、こちらは高い機動性で広範囲の回復をこなし、などを扱える場合もあるが、魔力や魔防は僧侶より低いことが多い。上級職はパラディンヴァルキュリアで、作品により異なる。ヴァルキュリアの場合、やはり攻撃魔法が使えるようになる。

仲間を癒すという立ち位置からか、登場するユニット女性が多い。もしくはきずぐすりである。

ファイアーエムブレムの序盤の伝統として『僧侶』『盗賊』『傭兵』の三角関係がよく現れる。職者とはいうもののFE世界宗教的な部分が表に出ることはあまりなく、魔法も一般に浸透しているため、どちらかと言うと白魔道士に近く、登場するキャラも変なのがいたり恋愛したり色々である。

強さの変遷

回復役であるため、どの作品においてもはずすことはできないが、使うの種類によって強さの変遷を見ることができるかもしれない。補助のが強い作品だと別の意味でとなる。特に「スリープ」や「サイレス」のの使い勝手がよい作品だとボスであろうとも一方的フルボッコすることが可になる。

暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級
うりょ() しさい(魔法)

経験値を稼ぐ手段が『敵の攻撃を耐える』のみだったため、育成には手間とリスクが伴う。
って育ててクラスチェンジすれば、祭の基本パラメーターまで底上げされるのでまずまず使えるようになるのだが、魔道士出身の祭に出番を譲ることが多い。

  • リフ:「たたかいはできませんが ちりょうのつえがつかえます」
  • レナHPが全く伸びないためレベルアップが苦しい。ただしハマーンが使えるので出番はある。
  • マリア:やはりHPが上がらないので出番は限られる。
  • エリス:とてつもなく高い成長率を誇るが、たった2章でしか使えないので使いにくい。

外伝

下級 CC 上級
シスター(魔法) 聖女(魔法黒魔法)

外伝では名称がシスターとなっており、いずれも女性
アルム軍ではシルクティータ(最初から聖女)、セリカ軍ではジェニー仲間になる。

この作品ではが登場せず、自身のHPを削って魔法を使う仕様なので回復効果を持つアイテム回復魔法が使えるユニットと組み合わせて使ったりと工夫する必要がある。
基本的にはリカバー(他シリーズライブに相当)やリブロー等の回復が役だが、レベルを上げるにはリザイアによる攻撃も行う必要がある。
リザイアは当てれば後のシリーズ同様体力を奪える魔法なのだが、命中50に加えて威も純魔力依存で低いためお世辞にも強とは言えない。なお、本来アルムファルシオンでないととどめを刺せないラスボスリザイアで倒せるというバグに近い仕様があるのだが、それを狙うには相当キャラクターを鍛えないといけない。
シスター経験値は入りやすいがある程度の戦差がなければ経験値を稼ぐのは難しいだろう。
その分クラスチェンジの恩恵は大きく、魔物特効の黒魔エンジェル習得とステータス補正による戦闘力の上昇と隣接したユニットへのターン毎の自動回復が得られる。
後者回復効果は沼地ダメージ相殺できるので、回復効果のある装備品のユニット沼地を渡らせたい場合は彼女らの助けが必要になるだろう。

ちなみに3人のシスター聖女たちはいずれも習得する魔法が違い差別化が図られているので3人とも育てたいところ。
FE本編に登場する回復・転移等の魔法の他退魔や召喚の魔法なども登場するが、召喚はシスターによって違うのである。
また、ティータは上級職ながらハイペース呪文を習得するのでめに育ててあげよう。

紋章の謎

下級 CC 上級
シスター() 祭(魔法)

リフリストラされたため女性だけになり「シスター」というクラスになった。
前作・前々作と変化した経験値稼ぎ方法だが、今作でようやく『を使うことで経験値が入る』というシステム確立し、以後の作品でもこのシステムが引き継がれることになった。
高価なほど経験値が入るが、回数で十分補えるので闘技場で傷つくたびに回復するのが効率的にはいい。

第一部では3章でレナ、8章でマリア、18章でエリス仲間になる。

第二部では1章でマリーシア、4章でユミナ、終章で祭のレナマリアエリスニーナが加わる。
サイレス」「アゲインの」など、ややチート気味な補助効果を持つはここから登場した。

聖戦の系譜

下級 CC 上級
プリースト(B) ハイプリースト(A・炎C・C・C)
ショップ(A・炎B・B・B) ※敵・中立専用
シャーマン(A・B) セイジ(B・B・炎B・B・B スキル「連続」)

この作品から魔道士との区別のため上級職が分離された。の専門が攻撃魔法まで使えるのはおかしいと考えられたのか、使用できる攻撃魔法は下級魔法のみになっている。
前作のサイレスに加え、「バサークの」「スリープ」など行動を妨げる補助的ながこの作品で出った。

今作では武器を資が続く限りいくらでも修理して使用可、闘技場で負けてもHP1で生存という仕様のため、『闘技場で負けたキャラ回復⇒再度闘技場へ行かせる⇒負けたキャラ(ry』とループが可であり、僧侶を含むを使用するクラスレベルアップが容易になった。また取得経験値自体も増えている。

しかし、広大MAPに対応してか「紋章の謎」ではMAP全体に射程をとっていた遠距離回復魔法が、使用者を中心とした10マス以内に射程制限されたり、ワープで飛ばすことができるのは制圧したのみ、などの制限がかけられている。
また、MAPが広くなってしまったため歩兵僧侶戦場に行き着くのにも時間がかかるようになっている。

この問題を解決する手段としてトルバドールというに乗りつつを使うクラスが作られた。ただし、この作品でトルバドールはどちらかといえば騎士の側面が強く、を振り回して戦うこともできる。
上級職のパラディンになるとまで使うことができるため、やはり僧侶には当てはまらないクラスである。そのためこの記事では記述しない。

プリーストは前半では第1章でエーディンが、第3章でクロード仲間になる。

後半では第6章でエーディンラナ、第9章でシルヴィア息子コープル仲間になる。
エーディンシルヴィア独身orロストした場合、ラナ→マナコープルシャルローとなる。

また、本作では重要なキャラクターとしてシャーマン仲間になる。
他とは一線を画する魔法の使い手であり、味方のシャーマン者ヘイム直系のディアドラユリアのみ。
だけでなく、奇しくも暗ロプトウスの血をも引いている点はGBAの作品での闇魔法使いとしてのシャーマン登場の前身であろうか。
が使えるため、ワープリターンを振り回し続けるだけで簡単にレベル上げできるので強化は容易。

トラキア776

下級 CC 上級
プリースト() ハイプリースト()
ショップ(・炎・) ※敵専用
シスター(・炎・) セイジ(・炎・)

ハイプリースト時に使用できる魔法が3属性から魔法のみになった。
本作のチートクラスの性を持つため、必然的に僧侶も強い。
またシャーマンに近い立ち位置でシスター復活。闇以外の魔法を扱うことができ、特に魔法が得意。武器的にはセイジをそのまま下位にしたような感じである。
トルバドールも登場するが、「聖戦の系譜」と同じくを使って戦えるユニットのため割愛

前作「聖戦の系譜」では広大MAPを採用していたため遠距離には射程距離が存在していたが、「紋章の謎」形式のMAPに戻った今作ではの射程距離無限に戻った。

しかし、敵の行動を阻する「スリープ」などは健在。つまり射程無限で敵を眠らせたり混乱させたりすることが可。さらに「聖戦の系譜」ではの効果が時間経過で消えていたのに対して、今作ではレストの」を使用しない限りそのまま回復しない。使用者魔力を上回らない限り、の効果から逃れることは不可能で、しかも一時的な魔力強化アイテムが存在していたため、ボスにまでの効果を及ぼすことが可であった。ただし一応玉座の敵には状態異常系のは効かない仕様

作中に登場するの中で最も強だと思われるは敵の武器アイテムを盗める「シーフの」。魔力強化アイテムを使用した場合ではラスボス武器ですら盗むことも可という反則級の
状態異常ではないので玉座に座っていようが問答用で通るという意味でも、より悪であった。

仲間になるプリーストサフィティナスルーフ。ハイプリーストとしてサイアス仲間になる。
ただし、サフィティナ外伝にいかないと仲間にならず、スルーフとサイアスはそれぞれ二択の結果で仲間にならないこともある。
また、打たれ弱いユニットが多いのでアーチに一撃でやられてしまうことが多いこと、丸腰扱いなので敵に密着されるとあっさり捕獲されて身ぐるみを剥がされてしまうことにも注意。

シスターでは過去リーフを匿っていた前ターラ領で、若くして現ターラ市長を務めているリノアンとロプト教団大司教マンロイの孫サラが加入。2人とも中盤加入で成長率が高いがプリースト達同様に打たれ弱く、守備の初期値は0
また、最終章の敵に前作に登場した十二魔将「エルフ」と同名の女性セイジが登場し、条件を満たすとサラの顔グラフィックで登場する。魔力上昇の床に乗ってる状態でを使ってくる強敵。

封印の剣

下級 CC 上級
僧侶() 祭()
トルバドール() ヴァルキュリア(・理)

リブローサイレスなど遠距離の射程が1~5+魔力/2となった(ただしワープは1~10+魔力)。また、Sで使える「聖女」は射程無限で味方全員HP状態異常回復するというな効果。ただし操作ミスによる暴発に注意。

僧侶ではベルン王女ギネヴィアの従者エレン及びエリミーヌ教団の軟僧侶サウル祭ではサウルの上ヨーデル仲間になる。
今回は祭しか魔法が使えないため祭を意識して戦闘させないと武器レベルが上げにくく、神将器「アーリアル」を使うなら闘技場でみっちり鍛えておきたいが、魔法自体相当弱いのがネック
なおその他の回復役として騎兵のトルバドールが登場。味方としては、トルバドールクラリーネヴァルキュリアセシリア仲間になる。騎兵ではあるがナイトキラー等での騎特効が発生しないのが特徴。

烈火の剣

下級 CC 上級
シスター()
士()
祭()
トルバドール() ヴァルキュリア(・理)

の射程にさらに変更が入り、遠距離及びワープの射程は1~魔力/2(最低5)となった。また、周囲を明るくする「トーチ」も使用者を中心とした8マスを照らす効果から、上記の射程内の任意のマスの周囲8マスを照らすという効果に変更された。そのため、やろうと思えば索敵マップながらいきなり相手の容を丸裸にするというステージレイプも可
シスターセーラ、修士のルセア、トルバドールプリシラ祭のレナート仲間になる。前作で魔法が使いにくかった反省からか、魔法を使う下級職の修士が追加され、性善された。

敵としては、黒い牙の『百舌鳥ケネス祭、「四牙」の一人『ウルスラヴァルキュリアとして登場。
さらに終章でモルフとして復活した際には、ケネス最強魔法ルーチェを、ウルスラ最強の理魔法ギガスカリバーを手に襲いかかってくる。

聖魔の光石

下級 CC 上級
シスター() 祭( スキル魔物特効」)
ヴァルキュリア()
官()
士()
祭( スキル魔物特効」)
賢者(杖・光・理)
トルバドール() ヴァルキュリア()
マージナイト(・理)

モルダ、修士のアスレイシスターナターシャ、トルバドールラーチェル仲間になる。また、条件を満たすと帝国将軍の一人アーヴが使えるようになる。
祭は兵種スキルで自身のあらゆる攻撃が魔物特効になる「魔物特効」のおかげで魔物跋扈する終盤やヴェルニのラグドゥ遺跡でを発揮する。ただし双器「イーヴァルディ」を使用した場合はイーヴァルディの2倍特効が優先されるため、実際の威アルジローレよりも僅かに落ちることには注意。
ちなみにある裏技を使うことで闇魔法を扱えるようになり、闇Sにした場合、闇の双器「グレイプニル」に3倍特効が乗るようになり、封印のアポカリプス並の火力となる(本来グレイプニルには双器で魔物特効がない)。
また、ヴァルキュリアの使用魔法が理からに変更され、理魔法を用いるのはマージナイトとなった。

蒼炎の軌跡

下級 CC 上級
官() 祭()
レリック() ワルキューレ()

状態異常バサーク以外続投、また、アンロックワープ削除されている(いずれもデータ上は存在する)。
官のキルロイ、クレリックミスト仲間になる。また、トライアルマップでタナス侯爵オリヴァーが使用可

また盗賊の「盗む」システム仕様上、うまくすれば大量のを(スリープやリブローなども)使うことができるため、の数にも困らない上、リブローに至ってはほぼ使い放題レベル

暁の女神

下級 CC 上級 CC 最上
プリースト
官()

ショップ
祭()

セイン
者( 義:)
ライトマージ
魔道士()

ライトセイジ
賢者()

シャーマン
巫女( 義:)
レリック
使い()

ヴァルキュリア
乙女( 義:太陽)
チャンセラ
宰相(・闇・ 義:)

今作ではも装備する武器扱いになり、装備することでステータス上昇、HP状態異常回復など様々な効果を受けるようになった。また、反撃時に限りで相手を殴ることができるが、あまり威は期待できない一方で必殺値が妙に高く、Aランクで必殺30えは当たり前、最高ランクの「女神」「マトローナ」は必殺100という意味不明な値になる。なおで殴っても耐久が減らないのでご安心を。
敵専用ので命中が善されたエルサレス及びエルスリープ、自身をワープさせるリワープが登場。いずれも射程1-30なのでほぼマップ全域に届く厄介。盗めないのが何より残念

ローラキルロイ、そしてなんとオリヴァー仲間になる。
魔法義『』共に貧弱(それでもリザイアの性義とあわせると異常)であるため直接戦闘には向かないが、今回は魔道士系が最上級職までが使えないため需要自体はある。
また、主人公の一人ミカヤ魔道士であるがCCするとが使えるようになり、上限の関係で全な祭の上位互換となる。
また、2週以降特定条件を満たせばエルラン(ベグニオン帝国宰相セフェラン)が仲間になる。

またベグニオン元老院議員は職者であるという設定から、シリーズでもしく、ボスに元老院議長ルカンや副議長ヘッツェルなど祭や者が多数登場する。

余談だが、本作では究極の魔法レクスオーラパチモンである「バルオーラ」という魔道書が登場する。エフェクト々しい紫色レクスオーラといったで、その色の通り命中すると相手にを付与する。器とか究極の武器パチモンが登場するのはおそらくが初。

新・暗黒竜と光の剣

下級 CC 上級 兵種タイプ
僧侶() 祭(魔法) A
シスター() 祭(魔法) C・D

暗黒竜と光の剣』同様、レナマリアエリス仲間になる。そして、リフ復活した。
今作品では使用時のEXPが増えたため、かなり速くレベルアップすることができる。

兵種変更が追加されたことで多くのユニット僧侶になれるようになったことで、魔道士で育成する事で魔力を高めつつ、CC後のために武器レベルを稼ぐということも可になった。反面、魔道士であるマリクリンダが優秀なため、片方を僧侶にされてしまうと元からの僧侶系は結構つらい。

新・紋章の謎

下級 CC 上級 兵種タイプ
僧侶() 祭(魔法) A
シスター() 祭(魔法) C・D

『紋章』同様、大人とは思えないほど見がちなマリーシアと、子供とは思えないほどしっかり者なユミナ本編序盤で仲間になる他、リフ及び上級加入でフロストが追加された。また、終章でレナマリアニーナエリスが一応仲間になる。

今回、特に高難易度では広い所で敵がどんどん突っ込んでくるため、序盤から回復役が複数いないと回復が追いつかず、自軍にとっての重要度はかなり高くなっている。上級なら魔法による攻撃も強
ハマーン以外の多くのが専用を解除されたためオンラインショップでも買えるレスキューが大活躍する。
一方、反則性だったアゲインは一人だけ再行動弱体化されている。それでも強いが。

兵種変更によって多くのキャラ僧侶シスターになれるようになったことで、前作同様魔道士僧侶を行き来して成長させることが可となった。そして、今回は前回とは逆にシスター魔道士より優秀なため、マリーシアユミナのどちらかを魔道士にするという手もある。

覚醒

下級 CC 上級
僧侶()
シスター()
賢者(杖・魔法)
バトルモンク()
バトルシスター()
トルバドール()
ヴァルキュリア(魔法)

状態異常一通りオミットされたが、代わりに過去作では重品だった武器修理するハマーン」がマップに時々現れる行商人すれ違い通信で出会った人の部隊から買えるようになり、ハマーンは実質いくらでも買えるようになった。

今回の下級職も僧侶とトルバドールの二種類。
しかし、新紋章同様魔法が分化しておらず、上級職は例によって魔法が使えるクラスになる…と思われたが、初代から皆勤だった祭がここにきてまさかのリストラとなり、その代わりにを使用するバトルモンク/バトルシスターが追加された。ファンタジー作品等における職者が鈍器を使用するイメージに則った設定だと思われる。ともかくラナオウの配信が期待される…が、残念ながら実現しなかった。このほか、ファルコンナイトやトリックスターを使えるなど、全体的に物理魔法の両が増えている。
習得スキルは以下の通り。

初期状態で該当クラスなのはクロムリズシスター)、お嬢様マリアベル(トルバドール)、ルセアの継承者ことリベラバトルモンク)の3名。子世代ではマリアベル息子で強面のブレディ僧侶)が仲間になる。またクリア後の配信マップクロムリズ、イーリス王』エメリナ(賢者)を仲間にできる。

if

下級 CC 上級
修験者()
巫女()
陰陽師(魔法・杖)
()
巫女()
ロッドナイト() トラテジスト(魔法)
バトラー(暗器)
メイド(暗器)

状態異常復活し、全体的にHPが控えめなゲームバランスもあってを使えるクラスはますます忙しくなった。
状態異常としては敵を1ターン移動不能にする「フリーズ」、選択した敵を隣に引っってくる「ドロー」、HPを章の間半減する「禍事罪穢」など強で新しい効果のが追加され、どのによらず敵もよく使用してくる。

白夜では僧侶系の修験者/巫女が、暗夜王国ではトルバドール系のロッドナイトが登場する。
どちらも本作では数少ない、明確な男女差の存在するクラスである。

修験者・巫女

白夜回復は「祓串」で、より回復量が低いものの、射程1~2(ネタ武器のちょうちんは1-3、それぞれリブローリザーブ、レスキューサイレスに相当する祭、大祭、七難即滅、招来及び章の間HPを半減させる禍事罪穢は1~10)と距離をとって安全に回復できるのが特徴。

ちなみに過去作の僧侶シスター同様性別によって名前が分かれているが、クラスチェンジ後に使える武器が性別で異なるというのは史上初(なお習得スキル男女共通)。クラスチェンジすることで男性の山女性の戦巫女を扱えるようになる。
習得スキルは以下の通り。

本作では白夜王族第二王女サクラ毒舌な第一王女ヒノカの臣下アサマがつくほどマイペースアサマミタマ白夜・暗ルート限定でイズモの王イザナが加入する。

ロッドナイト

それまで女性限定職であったトルバドールは本作でロッドナイトに、上級職のヴァルキュリアはストラテジストになり、男女双方が就くことができるようになった。こちらは男女で習得できるスキルが僅かに異なるが、装備できる武器は同じ。
習得スキルは以下の通り。

ルート共通でカムイの世話係であるメイドフェリシアバトラージョーカー仲間になり(カムイの性別と逆の方が先に加入)、暗夜王国では暗夜王族の末ロッドナイトのエリーゼフェリシアで同じくメイドフローラ仲間になる。
子世代ではジョーカー息子ディーアロッドナイト)、レオン息子フォレオロッドナイト)が加入する。
また、白夜編ではオロチまたは魔符ゼロで暗将軍であるダニエラを捕獲することができ、説得またはスカウトすることで仲間に引き込める。

Echoes

見習い Lv3 下級 Lv12 上級 Lv20 オーバークラス
村人(剣) シスター
(魔法)
聖女(魔法)
スキル癒し」「浄化
タイタニア(魔法)
スキル癒し」「浄化

女性専用。村人からクラスチェンジできるようになった。
外伝』同様が登場せず、自身のHPを削って魔法を使う必要があるので回復効果を持つアイテム回復魔法が使えるユニットと組み合わせて使ったりと工夫する必要があるが、を使った際も経験値が入る、リザイアの命中が60に上昇するなど強化されている。前述のラスボスを倒せる効果も何気に残っているので、ネタも狙いやすくなった。
クラスチェンジ後の聖女は、戦闘グラフィックでは地面につくほどの長いローブを引きずっており汚れないのだろうかと思うが、新スキルとして地形からのダメージ効化する「浄化」を持っているあたり実に良くできている。自動回復も「癒し」として健在で、沼を渡る仲間を助けることもできる。
DLCオーバークラスタイタニア。1ターンだけだが味方一人のRES(魔防)+20というぶっ飛んだ効果を持つ「Mシールド」と範囲内の味方の状態異常回復する「レスト」を習得する。

アルム軍ではシルクティータ聖女)、セリカ軍ではジェニー仲間になる。またサイファコラボDLCでシェイド(聖女)を仲間にする事ができる。また、シェイド以外の3人は魔法イリュージョン」で兵を8体まで召喚することができる。

またエフィシスターにした場合、「レスキュー」「アゲイン」といったしい魔法を習得する。特に「アゲイン」はエフィしか習得できない重なもの。攻略面でも序盤のアルム軍でシルク以外の回復役が増えるのはありがたい。

風花雪月

初期 Lv.5 初級 Lv.10 中級 Lv.20 上級 Lv.30
導C
以上
最上
平民/貴族※1
最大HP+5

(理学or 
信仰D)
魔力+2
引き寄せ
プリースト
(信仰C)
ライブ
魔法回復+5
祈り
ショップ
(信仰A)
魔法回数×2
魔法回復+10
地形耐性
回復
ホーリーナイト
(C・信仰B+
術A)
再移動
魔法の達人
地形耐性
魔防の覚醒
特級(要DLC)
バトルモンク/
バトルシスター※1
(格闘B+・信仰C+)
格闘の達人
素手格闘
ライブ
格闘回避+20
遠当て※2
グレモリィ※3
(理学・
信仰A)
黒魔法回数×2
魔法回数×2
魔法回数×2
魔力覚醒
特殊
大司教(得意技:・信仰・揮)*レア専用
カリスマ、大将星地形耐性

括弧内は資格試験に推奨される技レベル
斜字…兵種マスターで習得できるスキル 太字…兵種スキル
※1…魔法使用回数半減 ※2…兵種固有戦技 ※3…女性専用

使用可武器が兵種依存でなくなった今作だが、例外的に魔法は一部ユニットしか使うことが出来ない。『外伝』『Echoes』と同じくスキルとして魔法を覚えるシステムであり、使用時にHPを消費しなくなった代わりにマップ内での使用回数制限が設けられた。
レベルシステムによりメイジも回復魔法を使える今作での僧侶系は回復魔法回復量や使用回数制限を増加させる兵種スキルを持つことで他の魔法ユニット差別化されている。
最上級職は機動が高く、ある程度の物理を持つホーリーナイトか、あらゆる魔法を扱いこなすグレモリィの2択となる(ただし男性ホーリーナイト一択)。ただし両者ともビショップが持つ「魔法回復+10」のスキルを持たないため、ビショップよりも回復は劣る。

DLC「煤闇の章」実装に伴い、バトルモンク/バトルシスターが追加。覚醒の時同様、物理武器+回復魔法ハイブリッド兵種となっているが、メインウェポンは本作初実装となった籠手になっている(一応覚醒でのメインウェポンだったにも技ボーナスが付く)。
魔法回数半減のペナルティこそあるものの、本来格闘技をS+(カンスト)にしないと習得できない、籠手装備時攻撃+5する「格闘の達人」を兵種スキルで装備するため、最短CCのLv20でも火力叩き出すことができる。兵種をマスターすることで、籠手装備時回避+20される「格闘回避+20」に加え、魔法攻撃かつ遠距離攻撃もできる戦技「遠当て」を習得できる。
前者は純に回避が上がるので優秀。後者は遠距離攻撃こそ魅的だが魔法攻撃なのがネック。格闘得意かつ魔力伸びるベレト/ベレスコンスタンツェならまだしも、他の格闘得意な生徒は大抵魔力が伸び悩むため普通薄して殴ったほうがダメージを見込める。「マジックロー」を覚えず、魔力伸びる生徒をこの兵種で使う際、オーラナックルを扱えるようになるまでの繋ぎとして使うくらいか。

一応職者ということもあってか魔防最低値は11と格闘メインの兵種ではウォーマスターの10を抜いて最高値となっている。カスパルなど格闘得意の生徒は兵種補正も相まって魔防が伸び悩むため、とりあえず信仰技を上げておいてバトルモンクにCCすることで弱点補強が可なお彼らは魔力も伸び悩むため回復要員としてはきずぐすり程度だが…
余談だがバトルシスターベレス以外の女性一格闘をメインウェポンにでき、素手で相手に殴りかかれる兵種。[1]格闘得意な女性こそ少ないが、使ってみるのも面いかもしれない。

エンゲージ

下級 CC 上級
モンク(「気功」・B・体術C) マスターモンク(「気功」・体術S・A)
ハイプリースト(「魔」・S・魔法B+・体術C+)

リブローなど遠くの相手に作用するの射程は魔力依存せず、『if』同様ごとに射程が決まっている。
特殊効果を持つも充実しており、シリーズほぼ常連の「サイレス」「レスキュー」に加え、相手を1ターン移動不能にする「フリーズ」、周囲8マス以内の任意の1マスに1ターンの間進入不可の氷柱を生成する「アイスロック」、相手を強制的にブレイクさせる「コラプス」、敵をこちらにワープさせる「ドロー」等多岐にわたる。
特にアイスロック烈火の剣に登場した「結界」同様、逃げる相手を足止めしたり、敵を閉じ込めたりする等汎用性が極めて高いのに要されるレベルはD、10回も使えてお値段わずか500G(しかも中盤以降いくらでも買える)とあまりにも優秀すぎる性

兵種としては『風花雪月』のバトルモンク/バトルシスター同様、格闘が得意というモンク僧という立ち位置。
気功の固有能「チェインガード」はHP満タンの時に発動しておき、周囲の味方がダメージを受ける時自分のHPの20%を消費して味方を護れるという

体術は性が独特で、魔力均を威計算に用いる物理攻撃で、多くの体術は自分から攻撃すると2回攻撃になる。つまり、威は上げにくいが攻撃回数が多いため守備のを強く受け、を着た相手には全然効かないが、魔道士など脆い相手には絶大な効果を発揮する。
また、本作で三すくみ有利時に攻撃すると、相手を強制的に武装解除させる「ブレイクシステム実装されたが、体術は短剣、魔道書ブレイクでき、間接攻撃に強い。
これを極めたのがマスターモンクで、魔力の両方が上がるため格闘を活かせるようになる。

一方のハイプリーストは旧来のタイプ祭に近く、体術はそこそこに魔法に特化する。魔道士系では装備できない「護身の体術」を持たせて守備を補強出来る点は見逃せないが、スタイルが魔になるためチェインガードは使えなくなることに注意。

余談だが主人公自身が神竜であるという作品の事情から、エレオ大陸には明確な上位存在がいないことになるため、職者然とした職者と言える人物が基本的にはいないという独特の状況になっている。

無双

下級 CC 上級 備考
シスター() バトルシスター() リズ専用
巫女() 巫女() サクラ専用
ロッドナイト(魔法) トラテジスト(魔法) エリーゼ専用
僧侶(非武装) NPC
官(魔法)
修験者(魔法) 白夜兵専用
バトラー(魔法) 兵専用

味方では回復役でありでもある三人が登場。いずれも原作ではCC後から使えるようになる武器を最初から使えるので武闘としても活躍できる。三人とも攻撃・防御両面で魔法物理というステータスをしている。もないわけではないリズ魔力特化のエリーゼはともかく、サクラ魔力の差がかなりしいので「物理魔法反転」の特性を付与した武器を持たせることを視野に入れてもいいかもしれない。三人とも防御がかなり低いので前線に出るときは気をつけておくといい。

敵として登場する官達はに消耗のしい部隊に向かって進軍、一定時間後に周囲の仲間を全回復させる。シャドー殲滅ミッションで現れ、自軍本拠地に殺到するシャドーを一斉に回復させようともくろむ厄介極まりない敵。バトラー含め魔道書を使って戦いもこなすのペガサスナイトあたりで倒しておきたい。

僧侶は一部ミッションで登場する非武装の友軍キャラ。たたかいはできませんがきずぐすりでかいふくができます。見かけたらとりあえず助けよう。

関連項目

脚注

  1. *女性は拳闘士及びその上位兵種になれないため。
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

【スポンサーリンク】

  • 5
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ウマ娘 プリティーダービー (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: RAY
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

僧侶(ファイアーエムブレム)

65 ななしのよっしん
2023/01/28(土) 13:21:00 ID: 7/8MtxWTWj
エンゲージだと祈りスキル止になって、上位互換スキルが登場したな…
(踏んり:HPが30~10以上で戦闘を開始したとき、HP0にはならない。1撃HP〇〇以下になっても追撃で倒されない)
👍
高評価
0
👎
低評価
0
66 ななしのよっしん
2023/02/11(土) 13:17:08 ID: eAvVFRuuWJ
マスターモンク使いたいが、チェンジプルフ込みでマスターモンク一番使いこなせるの誰だろう?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
67 ななしのよっしん
2023/02/15(水) 18:50:11 ID: LS5zGw9MaO
祈り自体はフィン指輪Sであるけど、トラナナ仕様になってるのよね
(倒れる攻撃を受けたとき、幸運%で回避率上昇)

エンゲージでは久々+魔ハイプリが帰ってきたけど、今度は明確な魔法がないっぽい。Sランクノヴァがそれっぽい? 後は絶対命中のサージ辺りだろうか
👍
高評価
0
👎
低評価
0
68 ななしのよっしん
2023/02/15(水) 19:02:17 ID: WNBvChptU/
覚醒以降「魔法自体が闇であり、である」って傾向がずっと続いてるのよね、僧侶はどんどん物理武器化が進んでる
👍
高評価
0
👎
低評価
0
69 ななしのよっしん
2023/08/29(火) 20:24:42 ID: LS5zGw9MaO
>>66
最終盤参戦だけど、モーヴ氏はマスターモンクでもやっていけそう
元の値がとんでもなく高いし、初期職がロイヤルナイトゆえ魔力も十分備わってるから殴りに行っても良い

マスターモンクもハイプリも、速さ上限がかなーり低いのが気になるのよね。ハードでも終盤になるとグリフォンやソドマスウルフ言わずもがな勇者辺りもかなり速い
👍
高評価
0
👎
低評価
0
70 ななしのよっしん
2023/08/29(火) 21:05:45 ID: RpUkG4EeO9
リフの頭はこれ以上なく属性ってやかましいわ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
71 ななしのよっしん
2023/09/13(水) 20:47:27 ID: ixVj9VSCiW
マスターモンクは上限が低すぎてどうあがいても戦闘要員にするのは厳しいんじゃないかなあ
大人しくは補助行動しとくしかないと思う
👍
高評価
0
👎
低評価
0
72 ななしのよっしん
2023/09/14(木) 00:44:42 ID: Vq4vdFL15S
自衛の出来るヒーラー
くらいの扱いがベターよな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
73 ななしのよっしん
2023/10/26(木) 15:46:05 ID: RkJX8aw4QK
風花雪月キャラとして生徒が書かれてないのは理由があるのかな?
リンハルトメルセデスマリアンヌバトルモンクでバルを書いとくべきだと思う
👍
高評価
0
👎
低評価
0
74 ななしのよっしん
2023/11/28(火) 12:19:26 ID: 9/wtPOQK8r
>>sm39217139exit_nicovideo
👍
高評価
0
👎
低評価
0

ニコニコニューストピックス