儀式とは、
- 一定の作法・形式に基づいて行われる特別な行為のこと。この記事で解説。
- 大島渚が監督した1971年公開の映画。
- 松本典子の楽曲。読みは「セレモニー」。
- 音MAD作者兼イラストレーターのこと。なで肩兄貴を参照。
社会における儀式
個人の生涯における祝事や弔事に行う行事、また社会に所属する特定の集団がおこなう入団儀礼、集団内でのステップアップや結束力を確認するために行う行事や社会に周知させる際に行われる行事のこと。
特定の事象になる際に必ず行うべきとされているものは「通過儀礼」とも呼ばれる場合も多い。またその際に何らかの経験・試練・行為を受けるものは「洗礼」とも。
稀に奇抜な衣装やペイントで踊る、何かに対して意味不明な行動をする様子(?)を指す場合もある。
宗教学からみる儀式
宗教において儀式とは、教義や教理に基づき神的存在と交流をするためと考えられている。
祈りや拝みを含み大小の規模で頻繁に行われているものは礼拝と呼ばれ、定期的に特定の日に行われるものや作法・形式が決められていないものは行事とまとめられることも多い。
比較的宗教的な要素が少ないものは式典と呼ばれることもある。
このような儀式は聖職者によってとり行われ、進行される。一般の信者の参加形態は様々であるようだ。
降雨(雨乞い)、幸運や豊作を願う、収穫や大漁といった自然の恵みに感謝するといった儀式としての祭り・イベントは各地で行われている。かつては生贄・人柱・人身御供といった恐ろしい儀式が行われていたことも。
フィクション
精霊や神々、降霊術や悪霊・モンスターなどを召喚したりその力を借りる場合に行われる場合もある。契約、占い、魔法、魔法陣、秘密の儀式やその手順・道具など非常に多岐にわたり世界観や物語に深みを持たせやすい。
呪い、禁断の儀式や黒魔術などえげつない儀式もあり、大きなリスクを伴う場合もある。
ミステリーやホラー作品など、生きた人間がそのまま生贄にされる場合も珍しくなく、開催側は割と平然としがち。因習村の奇祭を偶然目撃した主人公などが巻き込まれ殺されかける展開もあるある。
自然の中で暮らす民族など、様々な通過儀礼や歓迎の儀式といった儀式も似合うかもしれない。
関連動画
関連項目
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