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元住吉検車区とは、神奈川県川崎市中原区にある、東急電鉄の車両基地である。
概要
元住吉駅の南側にあり、長津田検車区に次ぐ規模を有する。
ダイヤ上他社局の車両の留置の設定もあり、数多くの車両が顔をそろえる事もしばしば。
検車区への入庫は従来、元住吉駅から直接行われていたが、2006年9月25日のダイヤ改正で元住吉駅が高架化されたため、武蔵小杉駅からの入出庫に変更された（下り出庫列車の大半は下り出庫線を使用し日吉駅に出る）。
東急電鉄の社員研修所が隣接しており、乗務員の育成などに利用されている。
過去には元住吉工場が存在し、重要部検査や全般検査を担当していたが、長津田車両工場開設に伴い閉鎖された。
歴史
- 1926年2月：奥沢工場の分工場として発足
- 1928年2月21日：元住吉工場開設
- 1948年5月1日：元住吉検車区発足。元住吉工場・元住吉検車区から各種検査を移管される
- 1950年9月：目蒲線奥沢工場を統合
- 1951年10月：池上線雪が谷工場を統合
- 1972年10月：長津田車両工場発足に伴い元住吉工場が廃止。検車区の拡張工事が行われる
- 2000年8月6日：目蒲線運転系統変更伴い雪が谷検車区奥沢班を統合。車両は当区所属になる
- 2006年12月1日：各種業務を東急レールウェイサービスに移管
奥沢車庫
旧奥沢検車区。現在は元住吉検車区奥沢車庫として、目黒線の車両が留置されている。
なお、用地の関係で、将来予定されている目黒線の8連化には対応できない。
8連化が当分先ということもあり、8連化時の当車庫の処遇は明らかになっていない。
所属車両
東横線・みなとみらい線
目黒線
他社局所属で留置される事がある車両
- 東京メトロ7000系
- 東京メトロ10000系
- 東京メトロ03系 ※日比谷線直通運転廃止以降も定期検査の回送の際などに留置があると考えられる
- 東京メトロ9000系
- 埼玉高速2000系
- 都営6300形
- 西武6000系
- 東武9000系・9050系
- 東武50070系
関連動画
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関連項目
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