概要
「先進国」の原語は「developed country」であり、どこにも「先進」と言う言葉は無いのだが、これは日本人が欧米諸国に追い越そうと言う意味で「先進」と名づけたためらしい。対義語は「発展途上国」(developing country)(「開発途上国」とも。かつては「後進国」だったが、侮辱的であるとの理由で変更された)。
何をもって先進国とするかは曖昧であり、一般的には経済協力開発機構(OECD)加盟国が先進国だとされる(とは言っても普通は先進国扱いされていない国も加盟しているが)。それ以外にも独自の基準で先進国を決めているものもある。
特に経済が発展している国はアメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、ドイツ、日本、フランスの7ヶ国とされ、まとめてG7と呼ぶ。ちなみにG8はこれらの国にロシアを加えたものだが、ロシアは先進国扱いされていない(G7時代の先進国首脳会議が、G8になってから主要国首脳会議と呼ばれるようになったのはこのため)。ちなみにWikipediaによるとロシアは参加資格を停止中のためG7に戻っている。
なお、先進国は北半球に多く、南半球にある発展途上国との経済格差を「南北問題」とも言う。
先進国の一覧(国際通貨基金の一覧をもとに掲載)
ヨーロッパ
北アメリカ
アジア
オセアニア
先進国の一覧(国際通貨基金以外の区分け)
G5(Group of five)
G7(Group of seven)
OECD(経済協力開発機構)
正式名称はOrganisation for Economic Co-operation and Development
俗に先進国クラブと呼ばれることもある。日本は1964年に加盟。
掲載順は経済産業省の記述にしたがっています。
EU加盟国(22か国)
- イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、エストニア、スロベニア、ラトビア。
その他(13か国)
関連動画
関連項目
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