「光主アイの異界見聞録」とは、のどかP制作の卓M@s・架空戦記動画である。
概要
TCG「バトルスピリッツ(以下バトスピ)」を題材とした卓M@s・架空戦記動画。制作者はのどかP。
TVアニメ「バトルスピリッツ少年激覇ダン」に於ける異界グラン・ロロを舞台に初心者カードバトラー日高愛を始めとするアイドルマスター ディアリースターズの登場人物たちがグラン・ロロに現れた新たな支配者「ネオ異界王閣下」に立ち向かう異世界架空戦記。少年激覇ダンのその後の世界を舞台としており、TVアニメに登場したキャラクター等も多数動画に登場している。
なお少年激覇ダンの正式な続編であるTVアニメ「バトルスピリッツブレイヴ」との関わりは現在不明瞭(「ブレイヴ」本編ではグラン・ロロとの直接的な関わりが一切無いため)。しかしながら少年激覇ダンからの登場人物達の言動や第二章予告編の内容等から「ブレイヴ」の物語が終了した後の時系列であると推測されている。
また同Pのニコマスデビュー作でもある。本編の状況や使用したカード等を小鳥さんが紹介してくれる解説動画も存在する。
第2章 2012/06/29~連載中
作風
「アイドルが異世界に飛ばされ世界を救う旅をする」という王道の架空戦記ではあるが深いキャラ描写や性格によるカードのプレイングの違い、キャラの成長など細かい芸の多いそれぞれの原作ファンも納得の行くバトスピ架空戦記。単純なパワーゲームだけでない多彩な戦略や逆転劇による熱いバトル展開にも一定の評価がなされている。また物語の登場人物として演じているというわけではなく「本物の765プロのアイドル」が「本物の悪役」としてDS勢の前に立ちはだかる、という設定も見どころの1つかもしれない。
その一方で序盤はゲームルールの解説があったり戦闘やカード効果の処理を一つ一つ丁寧に行っていたりと、バトスピを知らなかったりそこまで詳しく無い視聴者への配慮も窺える丁寧な作りの動画でもある。また主にバトルBGMとしての選曲センスにも定評価があり熱いバトル展開の演出に一役買っている。
連載当初は1日1パート更新という驚異的な更新速度でも話題になっており、うp主は属性効果【神速】を持っているのではないかと囁かれていた。「神速うp乙」がそんな神速召喚を称える言葉として送られている(派生で「烈神速うp乙」も存在する)。
2012年度からうp主の就職等もあり更新速度は低下している。現在は1週間~1ヶ月ほどのペースとなっているが連載は続いている。
ストーリー
第1章
876プロダクションのアイドル「日高愛」はある日、事務所の前で1枚のバトスピのカードを拾う。バトルスピリッツの存在も知らない愛は「キラキラしたカッコイイ竜のカード」と称するが、手に取った瞬間頭の中に女性の声が響き渡る。
「お願い・・・どうか助けてください。私を・・・いえ、グラン・ロロを!」
次の瞬間、愛は手にしたカード「煌星龍ジークヴルム・アルター」に吸い込まれるようにその場から姿を消す。次に目が覚めた時、そこは異界「グラン・ロロ」の6つの世界の一つ「赤の世界」だった。
突然の事に戸惑いながらもその場で出会った異界の少年ズングリーと人生初のバトルを通して心を通わせ、共に元の世界へ帰る方法を探しながらも自分がこの世界へとやってきた理由を求めて異界の新たな支配者・ネオ異界王閣下の下を目指す。その途中で同じく元の世界でカードを拾い異界へと飛ばされて来た876プロの仲間である秋月涼・水谷絵理らと出会いその再会を喜ぶも、異界を旅する彼女達の前に立ちはだかるのはネオ異界王の軍勢。中でもその幹部としての役割を担う765プロのアイドル達だった。
そんな中、異界に再び姿を現した異界魔女マギサの導きにより愛は自分たちが異界の核マザーコアを守る「コアの光主」という存在である事を明かされる。愛たちは元の世界で出会ったカード――マギサより授けられた季節の大三角を担う星々の“ヴルム”達を手に光主としての使命を全うするため打倒ネオ異界王閣下を目標に、まずは赤・青・紫・緑・白・黄、6色の光主の仲間を探す旅に出るのであった。
第2章
訪れた青の世界で開催されたバトスピの祭典“ネオグラン・ロロ・チャンピオンシップ”。愛たちコアの光主がその大会へ参加した末に明かされたのは「ネオ異界王の正体」という真実だった。抗う事のできない現実に心を痛める愛たちだが異界王軍の手によって連れ去られた愛の母・日高舞を救うためコアの光主達は旅を再開するのであった。
登場人物:光主と愉快な仲間達
赤の光主:日高愛
キースピリット:煌星龍ジークヴルム・アルター、火星星龍アレス・ドラグーン
赤きコアの光を宿した作品の主人公。「どんなことにもへこたれない、とつげき豆タンク!」のキャッチフレーズに相応しく、赤の激突デッキを愛用する。かつて異界を救った光主「激突王・馬神弾」にあやかり【激突の再来】と呼ばれている。バトスピは全くの初心者で序盤は仲間の手ほどきを受けながらバトルをする情景が多く見受けられる。しかしながら次第にカードバトラーとして確かな実力を身につけ始め、今ではチャンピオンシップに於いて決勝戦へ駒を進めるほどの確かな実力者に。その際、異名も【激突女王】と呼ばれるまでになった。
母親との離別、ネオ異界王の正体と苦難続きであったチャンピオンシップ後、一見持ち直したように見えるも「スピリット恐怖症」に掛ってしまう。バトルはできるがスピリットを直視できない(召喚出来ない)という状態に陥ってしまいカードバトラー生命が危ぶまれている。
デッキはマギサより授かった「煌星龍ジークヴルム・アルター」のカードを中心とした攻撃的な赤の激突デッキ。序盤のフルアタックが得意の持ち味。緑の世界でブレイヴカードと出会ってからは「系統:星魂」を中心としたブレイヴデッキへと切り替えている。アルターのカードを非常に大事にしており、ここ一番ではその力を最大限に信頼している。また涼に教わった「バトルに於ける守り方」を体現するため白のカードもタッチで使用する面も。初心者という設定も相まってか総じてカードバトラーとしての成長を彷彿とさせる機会が多く、主人公らしい「成長するカードバトラー」として今後が期待されている。またブレイヴとは言え「鳳凰竜フェニック・ソード」という光主の中では唯一Xレアカードを使用する。
青の光主:秋月涼
キースピリット:輝星龍ジークヴルム・デネブ、異神獣クトゥルム、深海大帝ノーグ・デンス
青きコアの光を宿した「青の光主」。元の世界で「輝星龍ジークヴルム・デネブ」 のカードを手にしグラン・ロロへ訪れた。愛と違い元来のカードバトラーで青の「系統:異合」デッキを愛用する。根っからのバトスピ大好き人間で何よりもバトルする事を楽しむ、というのが一番。そのため異界という未知の世界に飛ばされSAN値を減らしながらもここがバトルスピリッツによって成り立つ世界である事を知ったら途端にその目を輝かせた。愛との初バトルを経て「攻めた後の守り方」としてサイレントウォールのマジックカードを愛へプレゼントした。以降、同カードは愛のここ一番での逆転のための1枚として重宝されている。
異合デッキはクトゥルフ神話の生物や神々をモチーフにしたカードが多く、そのバトルでは毎回視聴者のSAN値がマッハ。バトルそのものはネクサス「海底に眠りし古代都市」のカードを中心に大量の神話生物達を召喚し一気に仕掛ける純パワー型デッキである。授かったデネブの事はエーススピリットと称しており、それに対応するかのように異神獣クトゥルムを切り札と呼ぶ。召喚時効果によって敵味方問わず場を壊滅させるクトゥルムは確かに「切り札」と呼ぶには相応しいカードかもしれない。緑の世界からはノーグ・デンスも多く使用する場面があり、光主の中では最も多くのキースピリットを使用するカードバトラーでもある。また愛ほどでは無いにしろ作品内で成長を見せ、自身が持たないブレイヴカードに今あるカードで対抗するために試行錯誤を行ったり、逆境のバトルから活路を見出したりと時には主人公の愛を凌ぐ主人公っぷりを発揮する事も。異名は【深海の申し子】。
紫の光主:水谷絵理
「フィールド、手札、コア、ライフ、デッキ、そしてトラッシュまでも・・・全部が私のバトルフィールド」
紫のコアの光を宿した「紫の光主」で「系統:無魔」を主軸としたデッキを愛用する。異名は【ネクロクイーン】。「蝕星龍ジークヴルム・ヴェガ」のカードと共にグラン・ロロへと飛んできたが愛達と出会った当初は捕虜として赤の世界領主の下に捕まっており、その際に一度ヴェガのカードを手放している。再びその手にヴェガを取り戻してからは愛のようにとても大事にしているようなシーンを目にする。「バトスピはパズル」と称し、カード効果を幾重にも組み合わせた詰将棋のようなバトルを得意とする。そのトドメ演出は「パズルタイム」と称される事も。“全てが自分のバトルフィールド”と言うセリフは決して比喩では無く、デッキの特性上フィールド・手札・コア・ライフ・トラッシュの至る所までカードによる干渉を行う。時には相手のカード効果を逆手に取るなど見ごたえのあるバトル展開が多い。元の世界では声優がやってるカードゲーム、と言う事でサイネリアとよくやっていたらしい。
無魔のデッキは「トラッシュにカードが溜まってからが本領」と言われ、序盤の小競り合いでお互いのフィールドをコントロールしながらネクロマンシーや骸巨人ギ・ガッシャの効果によってトラッシュへ送られた無魔を回収。総召喚・総攻撃という戦術を主に取る。ブレイヴカードが導入されてからはヴェガのBPの低さを逆手に取り、バーン・クロウをブレイヴしたヴェガの自爆特攻により相手のライフを削るという戦術パターンも増えた。絵理にとって無魔のデッキは「入っているカードの全てが主役」であり、場面場面でそれぞれのカードの効果を活かす。時にはコスト0のバニラスピリットだって重要な役目を担う。キースピリットの逆転力に頼らない他の光主とは一風変わった戦い方である。
緑の光主:桜井夢子
キースピリット:月牙龍ストライクヴルム・シリウス、月影龍ストライクヴルム・ベテルギウス、甲蟲武神ギラファ・ランドウ
緑のコアの光を宿した「緑の光主」。「月牙龍ストライクヴルム・シリウス」のカードと共にグラン・ロロを訪れた。緑の世界でとある村の用心棒をしていたところで涼と絵理に出会い、以降行動を共にする。カードバトルの腕は光主の中でもトップレベルでその登場当初は他の光主達は持っていないブレイヴカードのパワーも相まって文字通り最強の一角であった。しかし元の世界から通して涼にはどうしても勝ち星をあげられないらしい。チャンピオンシップ編に於いても予選ガンスリンガー1位の猛威を見せるが2回戦であえなく涼に敗北を期した。しかしながらその実力は強いカードバトラーしか文字通り眼中に無かった日高舞の目に留まっており、後に彼女から「月影龍ストライクヴルム・ベテルギウス」のカードを貰い受けている。そのトップレベルの実力には歴とした努力の積み重ねがあり、バトスピを始めた理由は不純なものであったものの、一人の立派なカードバトラーである。涼との戦いを描く第20話は神回と名高い。強力な裏Xレア「甲蟲武神ギラファ・ランドウ」を所持しているが光主としての仲間との繋がり(星のヴルム達)を大事にしたいとデッキへ入れず封印している。
デッキは緑の「系統:星魂」を中心としたデッキで、序盤のコアブーストにより早い段階からシリウス等の強力なキースピリットを召喚するというパワーバトルを得意とする。元の世界に於いては当初白のデッキを使っており、どこか自分の目指すバトルスタイルと違うというところから涼に緑のデッキを薦められ、しっくり来たため今に至る。その際にギャラを叩いてカードを買い漁ったり、カードの情報を調べて頭にたたき込んだり、緑のデッキを極める為の努力は惜しんで居なかった。ついにはそのデッキでショップバトルの優勝も経験。ベテルギウスを入手してからは緑白の混色デッキに移行しているが基本的なバトルスタイルに大きな差は無いようである。
白の光主:日高舞
「だって私、「強くなった気」じゃなくって「強い」もの♪」
キースピリット:月光龍ストライク・ジークヴルム、超神星龍ジークヴルム・ノヴァ
白きコアの光を宿した「白の光主」。異名は【月下の覇者】。「月影龍ストライクヴルム・ベテルギウス」のカードと共にグラン・ロロへやって来た。愛と同じくバトスピは初心者だったらしいがその天才的なセンスを遺憾なく発揮し数日で一流のカードバトラーと渡りあう実力を身につけたらしい(本人談)。長らく元の世界に戻るために一人旅を続けており、その一環としてやってきたチャンピオンシップにて愛たち他の光主面々と合流する。旅の途中でキースピリットをベテルギウスから「月光龍ストライク・ジークヴルム」へ変えており、またその際に「超神星龍ジークヴルム・ノヴァ」のカードを手に入れている。チャンピオンシップでは他の参加者を寄せ付けぬ圧倒的な強さを見せたがその後のエキシビジョンマッチに於いて千早に敗北。コアを砕かれそのまま異界王軍に連れ去られてしまった。
デッキは「系統:空魚」を中心としバウンス能力や【装甲】を用いる白らしい構築だが「一角魚モノケロック」「ワルキューレ・ミスト」等の所謂ガチカードもふんだんに採用してあり、キースピリットのストライク・ジークヴルムの強さも相まって「攻めて守れる原始の戦い最強のデッキ」を謳う。またコアブーストとしての緑、ドローソースとしての黄色、火力としての赤をタッチで採用しており文字通り「とにかく強い白デッキを目指した」ことが垣間見える構築である。
黄色の光主:サイネリア(鈴木彩音)
「黄色、ナメんじゃねーですよ!」
黄色のコアの光を宿した「黄色の光主」。青嵐帝として青の世界を統治していた所を同世界で開催されたチャンピオンシップを通し愛たちと遭遇。青嵐帝として世界に残る事を望んだが絵理の説得に折れ「サイネリアは青嵐帝、鈴木彩音は光主」と屁理屈の下で皆と行動を共にする事に。「月華龍ストライクヴルム・プロキオン」のカードと共にグラン・ロロへやって来たが青嵐帝の座を貰う事と引き換えに異界王軍へとカードを渡してしまっている。代わりに12宮Xレアの一角である処女宮「戦神乙女ヴィエルジェ」をキースピリットとして愛用する。光主達の中では最後に出会った人物でありそのバトル回数も少なく、光主達の中に於ける実力の程はまだ定かではない。しかし突っかかりながらも夢子も認める実力者ではあるようだ。
デッキは「系統:ベイベ天霊」を中心とした天使デッキでそれぞれの天霊スピリットの事を「アイドル」と称し、原作激覇ダンの黄色の光主クラッキー・レイを彷彿とさせる。ヴィエルジェのロック能力、天の階の継戦能力、そして黄色お得意のアンブロッカブル能力を駆使し光主随一のトリッキーな戦いを得意とする。黄色のカードが元の世界では不遇な状況であったらしい事から想うとおりのバトルができるカードが揃うグラン・ロロの事は気に入っているようだ。
ズングリー
激覇ダンに於いて主人公・馬神弾の親友として共に異界を旅し、異界王との決戦までを直接見届けた唯一の少年。彼が仲間にプレゼントするカードは「勝利を呼ぶズングリードロー」と呼ばれ、ここ一番での勝利に直接的に関わるカードとある事が多い。原作に於いては初心者そのもののバトル技量であったが光主アイの作中に於いては一人前のカードバトラーとして初心者の愛にバトルの仕方を教えるまでに至っている。バトル外パートでの光主達のサポート(特に食事)が主な役割。原作の最後で弾から受け継いだ「雷皇龍ジークヴルム」のカードをキースピリットとしているが青の世界でのショップバトルに於いてマギサから託された「火星神龍アレス・ドラグーン」を2枚目のキースピリットとして使用。その能力を最大限に発揮し対戦相手であった愛を苦しめた。バトルに負けた後はアレス・ドラグーンを愛に託し再び光主たちのサポートに回っている。
異界魔女マギサ
激覇ダンに於いて光主たちを導く存在として共に旅を行った女性。4032歳の魔女としては適齢期。その魔女としての実力は確かなもので魔力を失った状態では「出涸らし」と称するダメオトナ状態だが全力を発揮した場合は文字通り先導者としての役目を全うする。原作の最後に於いてダンを救うためにマザーコアと一体化、マザーコアそのものとなった。光主本編ではマザーコアとしての強大な力を季節の大三角星のカードとして9つに分断しており再び「出涸らし」として愛たちと共に旅を行っている。主に異界に関する説明係としての役を担い、また出涸らしながらも魔法によって光主達をサポートする。ただ出涸らしは出涸らしなのでその精度は確かなものではない。
冥王ジン
元デスマッチ団のリーダー。異界王の一件を受けて現在は足を洗っており、過去の団員達を率いてトレジャーハンターをして生計を立てている。緑の世界で一行とはぐれ途方に暮れていた愛そしてマギサと出会い同世界の案内役となる事に。その道中トレジャーハントで手に入れたブレイヴカードを愛にプレゼントしデッキ強化を手伝った。原作同様の調子の良さは健在であるが愛に対して面倒見の良い所を多々見受けられ、人として成長した面を伺わせる。光主達が緑の世界から出立する際に一行とは分かれを告げている。
ハウル
緑の世界で愛達が立ち寄った村の村長。緑の世界に布かれていた献品制度に苦しんでおり村の為に愛の身柄を異界王軍の下へ献上しようと企てるもブレイヴカードを手に入れた愛とのバトルに敗北し和解した。
実は元異界に名を轟かせたカードバトラーの一人であり、過去のチャンピオンシップの優勝者。二つ名は「紅蓮の女王」。文字通り熱く燃えるようなバトルがウリの赤青デッキの使い手で、そのキースピリット裏Xレア「凶龍爆神ガンディノス」は自他認める強力な切り札である。若かりしころ(?)に激突王ジュリアン・ファインズに憧れカードバトルを極めるも変わり果ててしまった彼の姿に愕然(詳しくは少年激覇を見てね)。目標を失った喪失感からカードバトルを遠ざけていたが愛とのバトル、そしてマギサの言葉にバトスピの楽しさを思い出し再びカードバトラーとしての姿を取り戻した。ネオ・グラン・ロロチャンピオンシップにも参加しており、愛との再戦を望むも1回戦で対戦相手の765の前に敗北を期す。しかしその後の愛vs765戦で怖気づいた愛に喝を入れ彼女を勝利へ導いた。チャンピオンシップ編後の動向は不明である。
なお、当初はボーカル審査員の立ち絵が使われていたが途中でチャイナおっぱい美人のグラが追加。ジュリアン・ファインズの頃のカードバトラーと言う事でそこそこの年齢は行っていると思われていたがその実年齢は不明である(逆に当時は幼かったのかも?)。
ブルストム
激覇時代に青の世界を治めていた元青嵐帝にして元異界三巨頭の凄腕カードバトラー。今作では再び青嵐帝の座を奪われており農作業服というラフな格好で登場。再び青嵐帝の座に就くためにグランロロチャンピオンシップに参加していたが1回戦で舞と月光龍ストライク・ジークヴルムの前に惨敗。志半ばに会場を後にする。決勝戦で再び顔を見せ、マギサ達と共に日高親子の対決を見守った。
異界冒険船アルゴ号クルー
イアソン
チャンピオンシップ1回戦にて絵理とバトルした異界冒険船アルゴ号の船長。どう見てもスピリット。大きな見た目通りの大柄で豪快な人物でその笑い声は毎度毎度絵理をびびらせるほど。ロマンを求める事を生き甲斐としているようでバトスピにもロマンを求める。そのデッキも揃わなければ敗北必死、揃えば一撃必殺の超絶ロマンデッキであり言葉に偽りの無い事を示している。そんな博打デッキでありながらもその二つ名は「無敵船長」であり、勝負師としての素質は十二分に持っているようである。
チャンピオンシップ後に青の世界から出航できずに困っていた所を光主達と遭遇。白の世界へ乗せていく事を交換条件に光主達に出航許可を得て貰った。
アリス
アルゴ号船長、イアソンの娘。チャンピオンシップ1回戦で涼と戦った幼女。名前さながらのおとぎ話に出て来そうなかわいらしい外見をしているがその言動はホラー。黄色という可愛らしいスピリットを主軸としたデッキの使い手ながらもそれらのカードすらも恐ろしく見えるほど彼女のバトルはホラー回と定評がある。
幼いながらバトルの腕は天才的であの手この手で対戦相手を苦しめ、キースピリットの裏Xレア「導魔神姫ジェラルディー」で息の根を止める。自分のペースを作りじわじわと相手の勝機を奪っていく繊細なバトルスタイルである。
ライラ
イアソンの妻にしてアリスの母親である星文学者。アリスと同じブロンドヘアーの美人。
ジャック
アルゴ号の操舵師。一見クールで近寄りがたい雰囲気の青年だがロマンを求める船のクル―らしく芝居がかった熱い性格の残念なイケメン。バトスピによるバトルを崇高なものと考えており、バトスピで愛とか説いちゃう人とは話が合うかもしれない。初対面ながら愛の異変にいち早く気付きそれを言及し、その情熱は本物である事が伺える。
デッキは系統:獣頭を軸にした青デッキ。愛がまともにバトルできない状態での一戦だったため、その実力の詳細は不明である。
登場人物:ネオ異界王とその関係者
ネオ異界王閣下
異界王亡き後の異界を征服した新たな支配者。自らをネオ異界王閣下と名乗るがその目的は未だ不明である。765プロのアイドル達を直属部隊「ブライトエンジェルズ」として従え、各世界の侵攻・実支配を行わせている。居城は白の世界にある模様。ネオ・バトルフィールドとして新たなバトルフィールド(アニメ「ブレイヴ」準拠のバトルフィールド)を開発した。現在は不安定な異界のバランスを正すためと称し人間界への再侵攻を宣言し、その準備を行わせている。
ネオ異界王直属部隊「ブライトエンジェルズ」
如月千早
ネオ異界王の腹心の一人でありブライトエンジェルズの戦技筆頭。チャンピオンシップの監査として光主たちの前に現れたのがグラン・ロロでの最初の出会い。その実力は異界王軍随一であり事実上の最強のカードバトラー。チャンピオンシップのエキシビジョンマッチで舞とバトルを行いブレイヴキラーデッキと滅神星龍ダークヴルム・ノヴァの力にて舞の超神星龍ジークヴルム・ノヴァを圧倒。そのまま彼女の身柄を確保した。ネオ異界王の忠実な僕としてさまざまな面で光主や仲間のアイドル達に強く当たっている様子が多く見れるが、どこか納得し切れていない不安定さが垣間見える。コアを砕かれレイプ目無気力状態となっている舞の前では本来のものらしい優しげな眼差しを見せる事も。異名は【黒翼】。アイドルとしての持ち歌である「青い鳥」にあやかりダークヴルム・ノヴァの翼を指しているのだろう。
現在はネオ異界王より人間界侵攻の指揮官としての命を与えられている。
秋月律子
ネオ異界王の部下の一人で異界王軍の財務官。平行で異界王軍の技術開発らしき仕事も請け負っているよう。究極のカードバトラーとスピリットを創り出す「アルティメイトプロジェクト」やネオバトルフィールドで使用するコア・ブリットの開発などを行っていたよう。緑の世界に於いて光主の一員であることを装って涼たちに接触。グラン・ロロから立ち去る事を光主たちに強要した。しかし異界王サイドの人間である事を涼に看破されバトルを行い敗北。真実を問う光主たちに「青の世界へ向かえ」という助言を残しその場を去った。その後はチャンピオンシップやその後の世界等で頻繁に登場の機会がある。キースピリットは12宮Xレアの「巨蟹武神キャンサード」。アントマンを中心としたコアブースト能力とキャンサードのパワー、そしてブレイヴカードによって涼を苦しめた。異名は【城塞崩し】。スピリットもライフもボロボロに打ち砕くキャンサードの圧倒的なパワーを比喩したものと思われる。
萩原雪歩
キースピリット:蝕星龍ジークヴルム・ヴェガ(一時)、魔界七将ベルドゴール
領主として赤の世界を収めていた765プロのアイドル。自身の治める赤の世界にてマギサがちりばめたマザーコアのカケラ(季節の大三角星のカード)を探していた。その一環として光主として絵理の身柄を確保しヴェガのカードを奪取。後に領主邸に攻め入る光主一行を迎え討った。自信が無く消え入りそうな本来の性格とは裏腹に、自信に満ちたいかにも悪役といった体で光主たちを混乱させるも愛とアルターのコンビネーションの前に敗北。素直に負けを認めヴェガを絵理へと返した。紫の【不死】をふんだんに使った闇騎士デッキを扱う。自壊戦法により愛のデッキの要であった「BPを比べて破壊した時~」という効果の穴を突き、まだまだ初心者カードバトラーである愛を苦しめた。異名は【墓掘り】で墓(トラッシュ)から【不死】スピリットを掘り起こすさまを表している。
現在は白の世界、ネオ異界王閣下の居城・星宮殿に在中。赤の世界での責を一身に受け軟禁状態となっている。
菊地真
雪歩の直属の部下として共に赤の世界を治めていた。雪歩を一人にさせないため、雪歩を護るために進んでこの役目を志願した。領主邸にて領主の部下として光主達の前に立ちはだかり涼とバトルを行う。激突王・馬神弾が使っていたエーススピリット達と自身が選んだキースピリット「龍星神ジーク・メテオヴルム」という赤き龍のXレア軍団で涼の異合デッキを圧倒するも土壇場でクトゥルムを召喚され逆転敗北を期す。異名は【流星】。系統:星竜を持つスピリットを扱うデッキである事からついた名だと思われる。
現在は白の世界、ネオ異界王閣下の居城・星宮殿に在中。軟禁状態の雪歩の話し相手となっている。
双海亜美・真美
キースピリット:宝瓶神機アクア・エリシオン、白羊樹神セフィロ・アリエス
緑の世界最大の王国「カカオン王国」の執政官として実質緑の世界を統治していた。暇だからと悪気なく始めた献品制度が緑の世界の国々を苦しめているという指摘を受け、止めさせたいのであればとタッグバトルを光主たちに申し込んだ。愛と夢子のタッグが勝負を受けるも慣れないタッグバトルルールとかみ合わない二人の思考、対する双子の息のあったコンビネーション、そして2体の12宮Xレアの前に敗北の危機まで迫られるも愛のとっさの機転により双子の鉄壁の布陣を打破。クワドラブレイクにより4点のライフを一気に削るという荒技で見事光主タッグが勝利を収めた。敗北の後は約束を守ったのかどうか、一目散に逃げていった。異名は【双璧】。双子の強固なロックデッキからついた名であろう。
その後は黄色の世界にて存在を確認。やよいと共に「こーりゅーきしんさん」を探す旅に出る。
水瀬伊織
キースピリット:???
白の世界、ネオ異界王軍の拠点である星宮殿ゾディアックに在中。あずさと共に千早の下で人間界の侵攻の命を受ける。
三浦あずさ
キースピリット:???
白の世界、ネオ異界王軍の拠点である星宮殿ゾディアックに在中。伊織と共に千早の下で人間界の侵攻の命を受ける。
高槻やよい
キースピリット:???
黄色の世界にて多くの部下(信者?)を従えている所を確認。恐らく黄色の世界の領主と思われるが職務を一時休み亜美真美と共に「こーりゅーきしんさん」を探す旅に出る。仮名なのは舌ったらずのせいだと思うがおそらく「光龍騎神さん」の事だと思われる。
その他の765プロアイドル
美希、貴音、響に関しては本編や予告編から人間界に居る事を匂わせる描写があるが詳細は不明。
関連動画
関連項目
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