光回線とは、光ファイバーを利用した通信回線である。光通信を利用したプロバイダ契約の回線をさす場合もある。
概要
光ファイバーを通した通信回線では、従来のメタル回線による通信より優れた点が多い
- 情報を光に変換し通信をおこなうため、傍受することが難しい。
- メタル回線の最大のネックであった銅線自体の抵抗による減衰が光回線では起こらない。
- 2.に共通し電磁誘導などが起こらない。また電気的結合も無視することができる。
- 2.3.により従来よりも長距離で通信をおこなうことができる。
という点が大きな利点である。
しかし、従来のISDN回線やADSL回線に比べ必要機器が多くなる。特に、終端装置をアナログ回線で使うモデムではなく、「ONU」(Optical Network Unit)にしなければならない。また、PCから光終端装置につながる回線は必然的にCat5(Cat5e)のLANケーブルになるため通信速度は100Mbit/s(1Gbit/s)になる。プロバイダ自体ほとんどが公称値を100Mbit/sにしている。
しかし既存のメタル回線よりはるかに速い速度で通信が行われることは事実である。しかしこれは1本の光回線を一人のユーザーが使用した場合であり、集合住宅などで1本の光回線を多人数でシェアした場合、当然通信速度は低下する。また、1Gbit/sの通信回線契約を結んでいて家庭までは1Gbitの回線が引かれても光終端装置からCat5のLANケーブルを使用した場合通信速度は100Mbit/sになる。
光ファイバが破損した場合、修復には特殊な機器や器具が必要になるため一般人が修理することはできない。業者に依頼することになる。あなたが光ファイバストリッパーや光ファイバカッター、光融着機やスリーブ、光通信用の測定器とそれらを接続する技術があったらできるかもしれませんが、そんな一般人はいない。
光回線の普及により、大容量の通信が可能になったがADSL時代から言われてきた通信の拡大による弊害もまたさらに大きくなったとい言える。また、光回線自体の通信速度が動画共有サイトを利用しない人など大きなデータをやり取りする人間以外から見ればオーバースペックであるとも言える。
集合住宅における注意
集合住宅では個別の部屋に回線を引くため、元から光回線にしていない既存住宅のではVDSL形式(メタル回線で最も早いハイビットレート方式)になってしまう場合がある。
その場合は自治会で負担金を募って光回線に改修することとなるが、使わない人にも負担を強いるため反対されるケースもある。
対応策としてはIPv6にしたり(要サービス申し込み)、IPoE対応モデムにしたり、住宅の回線元部分をwifiにするなどがある。
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関連項目
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