光武とは、『サクラ大戦シリーズ』に登場する帝国華撃団が使用する架空の兵器である。
概要
高度に発達した蒸気文明が生み出した人型蒸気(蒸気機関を動力とした人型機械)の改良、発展型の霊子甲冑(パワードスーツ的な人型機械)。
その日本初の軍用機が光武である。
詳しい記述は下記に述べる。
光武とそのバリエーション
•サクラ大戦
•サクラ大戦 熱き血潮に
光武
神崎重工製虎型霊子甲冑。
全高2428mm。乾燥重量674kg。
動力は蒸気併用霊子機関。限界稼働時間は2時間。
短期決戦型治安維持・対降魔戦闘兵器として開発される。
蒸気機関と共に霊子機関を搭載し、従来の人型蒸気よりも高出力でなおかつ搭乗者の動きを反映できる。
いわゆる人間の「霊力」を使用しているため、従来の操作系統を越えて
自分の意思のままに動かせることが可能だと思われる。(「まるで鎧か何かのよう」らしい)
ゲーム1作目(初代サクラ大戦)やアニメ、漫画においては各機とも本体部分は外見上ほぼ共通であり、
カラーリングと武装が違うだけである。
ただしリメイク作の「熱き血潮に」では各機とも搭乗者に合わせたカスタマイズがされており、
4作目の「サクラ大戦4」の光武二式に近いものになっている。
(マフラーの本数、エアインテークの数の違いなど完全に同じではない)
神武(じんぶ)
神崎重工製卯型霊子甲冑。
全高3507mm。重量2520kg。
動力は新型蒸気併用霊子機関。限界稼働時間は4時間。
復活した降魔との明治神宮における戦闘で大破した光武に替わり、
帝国華撃団・花やしき支部と李紅蘭が新たに開発した光武の後継機。
新型の蒸気併用霊子機関は光武を超えた高出力を誇り、
その巨体を縦横無尽に駆けさせる。(ただし使用者には相応の霊力を求め、精神的負担も増している)
前述の光武と同じく、初代サクラ大戦等ではどの機体も外見はほぼ同じでカラーリングと武装が違うだけである。
しかし「熱き血潮に」ではデザインが大幅に変わっており、ほぼ別物となっている。
どの機体も使用者の戦法とイメージを反映した武装・デザインになっており、一部の機体は人型ですらなくなっている。
黒ノ巣会との決戦ではその性能を十分に発揮し、帝国華撃団を勝利に導いた。
しかしサタンとの戦いでかなりの損傷を負ってしまった事に加え、
高性能過ぎて光武とは比べ物にならない程の維持費がかかることがわかり、決戦後は運用を中止とし封印された。
関連動画
関連商品
関連項目
- 2
- 0pt